メジャーデビューを果たしたKALMA。
生々しい音楽へのこだわりを訊く
メジャーデビューを果たしたKALMA。フ
ロントマンの畑山悠月に単独インタビュ
ー。
ー記憶に残ってるなかで一番古い音楽の
体験を教えてください。
ーそこから、深く音楽に興味を持つよう
になったきっかけを教えてください。
ーバンドを初めて組んだのはいつ?
ー北海道といえばGLAYやGalileo Galil
ei、サカナクションなど有名のバンドが
多い地域です。同年代バンドは多かった
のでしょうか。
ー曲を作り始めたのはいつ頃でしょうか
。
ーその最初の曲は今でも覚えていますか
。
ーそこからオリジナル曲を作っていくよ
うになってから、バンドとして自信がつ
いたきっかけは。
そのあとすぐに「年上の、お前」って曲をレコーディングして。その曲は特段自信があるわけじゃなかったんですけど、とりあえずEggsにアップロードしたら次の日から再生回数が伸びて。次の週からずっと1位。それでなんか自信がついて。東京のライブにも呼ばれるようになって。そこから一気に自信がつきましたね。そのタイミングで今のレーベル(スピードスターレコーズ)の担当の方にお会いしたことが大きな転機となりました。
ーその次の年である2018年からJOIN AL
IVE出演や全国流通盤『イノセント・デ
イズ』のリリースをされるなど、大きな
飛躍を遂げました。
ー『イノセント・デイズ』をリリースさ
れた頃はまだ高校3年生でした。高校生
でありながらバンドをやるということに
戸惑いはありましたか。
ー『イノセント・デイズ』では大人にな
りたくないけど、ならなくてはいけない
という感情を歌っていて、昨年リリース
された『DAYS E.P.』では周りが大人に
なっていくということへの葛藤を歌って
いると思うのですが、それは高校時代の
そういった戸惑いや葛藤から生まれてい
るのでしょうか。
ーたしかにそうしたことは最新作『(以
下)TEEN~』の曲からも感じられます。
例えば4曲目の「コーラ」は10代の頃だ
と書けない歌詞ですね。母親や家族に素
直に「ありがとう」とはなかなか言えな
いですよね。
ー歌詞のなかで嘘をつきたくないという
感覚があるのでしょうか。
ーたしかに、日常会話のような歌詞から
生まれる独特の響きを「コーラ」からも
感じました。「ママ」という歌い出しは
母音が「あ」の音であることで開放感が
ありますし、そのあとのフレーズが「ね
」で終わることで、日常会話のようでい
て、しっかりリズムが生まれていますよ
ね。
ー畑山さんの歌詞の特徴はもう一つある
と思っていて。内面と外の風景を行き来
するような歌詞が多い点だと思うのです
が。風景や季節感を表す単語からも畑中
さんの意識する「生々しさ」が伝わって
くるように感じます。(今回のアルバム
の2曲目「素晴らしい毎日」の「草の匂
い〜」や、5曲目「雪のまち」の「雪に
なって〜」など)
ー今回のアルバム制作で、変わらなかっ
たこと、あるいは、意識的に変えたこと
を教えてください。
ただ変わっていないのは、レコーディングの生々しさです。今回もほぼ一発録りなんですけど、ちょっとヨレたりとか、ギターで別のフレットを触っちゃったりとか、ドラムのシンバルの音が左右で違うとか、そういう部分を調整せずに残しているんですね。クリックも聴かないようにしているので、ちゃんとレコーディングスタジオにいるのに粗い部分があって、より生々しくなっています。そういう部分に「らしさ」が出るというか。むしろ自分の弾いている表情が見えるようにしたくて、聴いている人が「ここ絶対ミスして笑っているよね」とか「テンポ走ってるよなぁ」とか想像できたら面白いじゃないですか。曲によって最後に笑い声がはいっているのもそういう理由です。レコーディングの空気感をそのまま伝えたいんです。
ー今回のアルバムを聴いていても、今ま
での疾走感や生々しさを残しながらも、
色々な曲にチャレンジしていますよね。
「雪のまち」は広がりのあるドラムや空
間を生かしたギターフレーズにアリーナ
クラスのバンドのような魅力を感じられ
ます。さらに歌詞は雪の風景と二人の男
女の関係性を重ねたものになっていて、
今までのKALMAにはないものを感じさせ
ます。
元々デモテープの段階では「雪のまち」は気に入ってる曲じゃなかったんですけど、他のメンバーがすごい好きって言っていたので、試しにアレンジをしてみたらすごいよくなったんですよね。自分たちのながで新しい音楽ができたという感覚が一番あった曲ですね。
ーメジャーデビューを機にバンド名をK
ALMAに改名されますが、そのきっかけは
。
ーメジャーデビューを機により多くの人
に聴かれることになると思いますが、バ
ンドとしての今後の目標を教えてくださ
い。
ーMr.Childrenの歌詞も毎回アルバムを
出す度に変わっていますからね。
2nd Mini Album
『TEEN TEEN TEEN』2020.3.4 Release!!
【ライブ情報】
『ワンマンツアー』
-KARMA- じゃないよ KALMA だよ!オトナじゃないよ TEEN だよ!
札幌にはまだ雪あるよ!やる気マンマン!春爛漫!ワンマンツアー2020
3月4日(水) 札幌COLONY Open 18:00 / Start 18:30 ※公演延期
Info: マウントアライブ 011-623-5555
3月8日(日) 名古屋CLUB ROCK’N’ROLL Open 17:30 / Start 18:00 ※公演延期
Info: ジェイルハウス 052-936-6041
3月20日(金・祝) 大阪CONPASS Open 17:30 / Start 18:00
Info: 清水音泉 06-6357-3666
3月28日(土) 渋谷La.mama Open 17:30 / Start 18:00
Info: 渋谷La.mama 03-3464-0801
『対バンツアー』
チャレンジャー 2020 春 ~お花見~
4月16日(木)名古屋RAD HALL w/ kobore
Info: ジェイルハウス 052-936-6041
4月18日(土)大阪Shangri-La w/ オレンジスパイニクラブ
Info: 清水音泉 06-6357-3666
4月26日(日)新代田FEVER w/ 2
Info:LIVE HOUSE FEVER 03-6304-7898
4月28日(火)札幌cube garden w/ Hump Back
Info: マウントアライブ 011-623-5555
『ワンマンツアー』へいらっしゃい!何にしましょ? えっとー初日バリ硬ファイナル柔め熱量濃いめMC少なめキャパ増し増し お腹パンパン!太陽さんさん!ワンマンツアー2020夏
■7月2日(木)北海道 ペニーレーン24 開場 18:15 / 開演 19:00
問い合わせ:マウントアライブ 011-623-5555(平日 11:00〜18:00)
■7月9日(木)大阪 UMEDA CLUB QUATTRO 開場 18:15 / 開演 19:00
問い合わせ:清水音泉 06-6357-3666(平日 12:00~17:00)
■7月19日(日)愛知 NAGOYA CLUB QUATTRO開場 17:15 / 開演 18:00
問い合わせ:ジェイルハウス 052-936-6041(平日 11:00~19:00)
■7月26日(日)福岡 BEAT STATION 開場 17:30 / 開演 18:00
問い合わせ:BEAT STATION 092-738-1761
■7月28日(火)東京 SHIBUYA CLUB QUATTRO 開場 18:00 / 開演 19:00
問い合わせ:SHIBUYA CLUB QUATTRO 03-3477-8750
KALMAオフィシャルHP
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ミーティア
「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。