押井守監督「機動警察パトレイバー
the Movie」4DX版上映決定 劇場に復
刻アイテムも登場

(c)1989 HEADGEAR / BANDAI VISUAL / TOHOKUSHINSHA 押井守監督が1989年に手がけた「機動警察パトレイバー the Movie」の4DX版が4月17日から公開されることが決まった。上映される本編はサウンドリニューアル版で、上映劇場はユナイテッド・シネマ アクアシティお台場、ユナイテッド・シネマ豊洲、ユナイテッド・シネマとしまえんほかを予定している。
 「機動警察パトレイバー」は、押井監督と漫画家のゆうきまさみ、脚本家の伊藤和典、メカニックデザイナーの出渕裕、キャラクターデザイナーの高田明美によるクリエイター集団「ヘッドギア」によるSF作品。搭乗型の人型ロボット“レイバー”が普及した20世紀末の東京を舞台に、警察のレイバー=“パトレイバー”に乗ってレイバー犯罪に対応する警視庁警備部特科車両二課(特車二課)の隊員の活躍を描く。88年発売のOVAシリーズを皮切りに、テレビアニメや劇場アニメ3作品、実写版などが制作された。劇場版第1作となる「機動警察パトレイバー the Movie」は、何者かがしかけたコンピューターウィルスによって都内各所で発生したレイバー暴走事件に、特車二課が立ち向かっていく。シリーズ屈指の人気を誇る試作型パトレイバー・零式が登場し、主人公・泉野明の愛機アルフォンス(イングラム1号機)と死闘を繰り広げた作品としても知られる。
 各劇場では上映に向けて3月上旬以降に、89年当時のチラシを再現した復刻版風チラシを配布。上映スタート後は、復刻版パンフレットや、「機動警察パトレイバー30周年記念展」などで販売されて累計1万部超を売り上げた30周年記念ブックレット、復刻ポスターなどを販売する予定。

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