小林愛香インタビュー「歌う喜びに充
ち満ちている私の姿を観に来てもらい
たい」

声優・小林愛香のシングル「NO LIFE CODE」が2月26日にリリースされる。小林は2011年にアニメ『フリージング』のエンディングテーマ「君を守りたい」でシンガーデビュー。その後、アニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』の津島善子役の声優として多大なる人気を集め、このたびあらためてメジャーレーベルで音楽活動を始めることとなった。ソロシンガー、そして国民的人気アニメの人気キャラクターの声優という華々しいキャリアを引っ提げて再び音楽活動を開始する彼女の胸に去来するものとはなにか? またそのキャリアを踏まえた「2020年の小林愛香」が表現したいものとはなにか? じっくり話を聞いた。
撮影:高田 梓
今の私と私の可能性を詰め込んで歌った「NO LIFE CODE」
――小林さんは2011年に一度アーティストデビューをしていて、その後いったん音楽活動はお休み。そしてこのたびあらためてソロシンガーとしてCDをリリースすることになりました。
はい。
――この「デビュー」とも違うし、「レーベル移籍」とも違う、「再始動」ってボーカリストにとってどのようなものなんでしょう?
2011年のデビューのときは「どうなるかわからないけどがんばらなきゃ」というスタート。なにもわからない状態で音楽活動を始めたのですごく不安ではありました。
――その口ぶりだと今は不安はない?
2011年のときの経験があるし、その後『ラブライブ!サンシャイン!!』の津島善子という役を通してファンのみなさんと出会うこともできましたから。今は不安ではなく楽しみ。本当に「早くみなさんに曲を届けたい」「早く聴いてほしい」っていうワクワクしかないですね。……って言っちゃうと、自分で自分の首を絞めそうなんですけど(笑)、それでもそれに負けない自信作ができあがったと思っています。
――2011年のデビュー後、一度声優活動を経て音楽活動再開ということで、言葉を選ばず言ってしまうと、声の仕事は小林さんにとって寄り道でもあったんじゃないかしら? とも思っていたんですけど……。
確かに物心ついた頃から歌うことも踊ることが好きで、小学生の頃から歌手になりたかったんですけど、むしろ声優活動があったからこそ今があるんだと思っています。可能性を広げてもらったというか。それまではおしゃべりしているときの自分の声があまり好きじゃなかったので、事務所の社長さんから声優オーディションの話をいただいても「たぶん私には演技はできないので」ってお断りしていたんです。でも5年前「このままなにもせずに立ち止まっている場合じゃないな」「自分でなにか動かなきゃ」と思い始めて。そしてまたお話があったので「はい!」って応えたら、それが『ラブライブ!サンシャイン!!』のオーディションだったんです。
撮影:高田 梓
――じゃあそこからの小林さんのキャリアって本当にスムーズというか。役者として携わったアニメがヒットして、キャラクターとしてではあるけど、音楽活動においては東京ドーム公演を開いたし、『NHK紅白歌合戦』にも出演した。そしてその人気や実力が認められてソロシンガーとして再始動することになった。
自分が苦手だと思っていた分野に踏み出してみたことでそういう可能性を広げてもらったし、新しい自分を発見できた気もしています。『ラブライブ!サンシャイン!!』で私が演じたヨハネ(津島善子のニックネーム)はよく運命の話をするんですけど、私もヨハネとしてその言葉を口にしていたことで運命に導かれたんだな、と思っています。
――そして2月26日にリリースされるシングル「NO LIFE CODE」は田代智一さん(Q-MHz)のプロデュース。なぜ田代さんを迎えようと?
私が決めたというよりも、TOY'S FACTORYのスタッフさんが最初から「小林愛香の曲は田代さんに作ってもらおう」って考えていたみたいで。私もその話を聞く前から田代さんとは面識があったので、もうすんなりと「それいいですね」ってお返事しました。だって田代さんですから(笑)。
――断る理由はないだろう、と。
もちろんですよ! 「やったぜっ!」って感じでした(笑)。
――で、その田代さんと作り上げたサウンドはいずれもバンド感・生感が強いものになっています。一方、2011〜12年当時の小林さんの楽曲は打ち込み主体。デジロックテイストでした。
そうですね。当時の「君を守りたい」や「future is serious」はすごくクールに、なんて言えばいいんだろう? ……世の中を高い位置から見ているというか。曲の中の世界を第三者視点で見ているイメージがあった気はしています。でも今回はそのときの小林愛香像も踏まえた上での「今の私」「これからの私」を表現したかったんです。
――表題曲の威勢のいいパンクサウンドは「君を守りたい」や「future is serious」と違って、まさに熱い。確かに実存の小林さんを歌うならこのサウンドのほうが似合いそうですね。
ありがとうございます。
――で、その「今の小林愛香」についたキャッチコピーは「人生にドレスコードなんてないんだ!」で、実際にドレスコード(服装規定)をもじった「LIFE CODE」=誰かに規定された生き方に「NO」を突きつけるメッセージを発信しています。
解放された自由な世界を歌いたかったんです。あらためてCDをリリースすることが決まって、田代さんやスタッフさんといっぱいお話をさせていただく中で「2020年代を代表するアーティストを目指そう」「じゃあ2020年代ってどういう時代になるんだろう?」「その時代を代表する人ってどんな人だろう?」という話になって。
――結果その「解放された自由な世界」の歌、「人生に規定なんてないんだ」という歌になった?
はい。「いろんなことのボーダーがなくなる時代、いろんなことが当たり前になる時代になるんじゃないかな」という話になりました。例えば、今はいろんな書類に性別を選ぶ欄があるじゃないですか。でもいずれ「男でも女でもどっちでもいいじゃん」「その人の見た目や気持ちで判断すればいいじゃん」ってみんなが言うようになるんだろうな、って。もちろん法律みたいな守らなければならないことはあるんだけど、気持ちや心の問題はまた別というか。みんな好きなものを好きに選べばいいし、ボーダーを置いたり、線引きしたりすることって意味ないよな、と思っています。
撮影:高田 梓
――その結論に至る具体的なきっかけってありました?
スタッフさんたちとの打ち合わせの途中で「あいきゃんって自分のイメージカラーとかあります?」って聞かれたとき「透明です」って答えたんです。たまには赤にも白にも青にも染まりたくなるときはあるし、実際染まることもあるんだけど、基本的には何色でもない。私という芯が一本通った存在でいたいです、って。そうしたら田代さんが「それじゃあグラデーションだね」と。その言葉がすごくしっくりきたんです。私はいろんな夢を抱いて生きてきた……例えば歌手になりたかった一方で保育士さんにもなりたくて、実際に保育士の免許を持っているし、声優の仕事もさせていただいている。こうお話しすると「その色に染まってるじゃないか」とツッコむ方もいるとは思うんですけど、全部出発点は同じ。全部、何色でもない小林愛香を中心にいろんな色がグラデーション状に広がっているだけなんだ、という気がするんです。
――保育士も歌手も声優もすべて誰かに押し付けられたわけではない。小林さん自身の選択ですからね。いろんな色をまとっているようで、実はそれは全部「小林愛香が選び取ったもの」という1色に集約されている。
そうなんですよね。逆に言えば、私が私をしっかり持っていればなににでもなれる、何色に染められても怖くない、という可能性をすごく感じました。
――そして〈生き方のカタチ決めないで〉〈さぁ、メチャクチャ描けばいい!〉と歌っている。好きなものを選び取るのは小林さんだけじゃなくて……。
聴いているみなさんにも好きな自分になってもらいたいし、自分の可能性を信じてもらいたいです。
――一方、サウンドなんですけど、先ほど「威勢のいいパンク」とは言ったものの、そうシンプルではない。作詞・作曲・編曲は田代さんと畑亜貴さん、黒須克彦さん、田淵智也さん(UNISON SQUARE GARDEN、THE KEBABS)のプロデュースチーム・Q-MHzの手によるものだけに一筋縄ではいかないというか……。
さすがですよね(笑)。
――すごく細かく転調を繰り返していたりとメロディ、アレンジとも実は複雑。それだけに「これ、カッコいいけど、歌うの大変そうだなあ」なんて思いながら聴いてました。
あはははは(笑)。でもなんでだろう? すごく楽しく歌えちゃったんですよね。
――「なんでだろう?」と言ってるそばから申し訳ないんですけど、なんでだと思います?
その複雑な転調にはちゃんと意味があるというか、私はもちろんなんですけど、聴いている人たちにとっても「ほしいな」と思っているところにちゃんと音が来てくれている感じがするからかもしれないですね。そのメロディの流れがすごく気持ちよくて、音楽の楽しさをまたあらためて教えてくれた曲です。
――その「あらためて」についてはぜひ聞きたかったんです。先ほどのとおり、「NO LIFE CODE」は「君を守りたい」「future is serious」とも、『ラブライブ!サンシャイン!!』のユニットAqoursや津島善子名義の楽曲とも肌合いが違う。小林愛香として“あらためて”この曲をレコーディングするのは大変でした?
いえ。確かにAqoursのいろんな曲と同じく明るいんだけど、ヨハネ(津島善子のニックネーム)の声色で歌うとかわいくなりすぎちゃうな、とは思いました。だから明るく、しかも力強く歌おうと思っていたんですけど、それが楽しかったんです。「あっ、そういえば私、こういう歌い方もできたよな」って、「君を守りたい」よりも前の私、かつての私を取り戻す感覚があったので。
――小林愛香とリスナーの今と未来を祝福する言葉とメロディを、ルーツともいえる声色で歌ってみた、と。
はい。8年前には歌えなかった気がするんだけど、さっきお話ししたとおり。その8年前や、それよりも昔の私を踏まえた上での今の私と私の可能性を詰め込んで歌えました。
――で、カップリング1曲目は「ゆらゆらら」。佐伯youthKさんが作詞と編曲、田代さんが作曲を手がけたスタイリッシュなファンクです。
すごくおしゃれですよね。「NO LIFE CODE」がすごく元気がよくて熱かったので、2曲目では聴いているみなさんにリラックスして揺らいでもらおうと思って。
――だからタイトルからして「ゆらゆらら」になった、と(笑)。
曲の最初から〈ゆらゆら ゆらゆらら〉〈ゆらゆらら ゆらゆら〉と歌う曲になりました(笑)。あまりに「ゆらゆら」と言い過ぎて、レコーディング中「ゆらゆりゃ」ってけっこう噛んじゃったんですけど(笑)、「たまにはゆらいでいたっていいじゃん!」って言いたくて。「生きていれば落ち込む日もあるけどそれはそれ」「そういう日もあるよ」「暗くてマイナスな気持ちになったっていいんだよ」って思っていますから。で、そういう日のことを全部認めた上で、でも聴いているうちにだんだん気持ちがプラスの方向に向かっていって、最終的にはすごくあったかい気持ちになってくれるといいな、と思っています。
――じゃあサウンドデザインこそ「NO LIFE CODE」と大きく異なるんだけど、実はメッセージは通底していますよね。調子のいい日であれ、バッドな日であれ、小林さん自身と聴き手の日々や人生を基本的には全肯定している。
「誰も否定しない」というのは私と小林愛香チームのキーワードかもしれないですね。
――でも正直な話、苦手な人や嫌いな人もいらっしゃるにはいらっしゃいますよね?
(小声で)……はい(笑)。でもそこで「苦手!」「嫌い!」って決め付けたり切り捨てたりしたら、それこそ私の可能性も失われちゃう気もしています。
――苦手な人や嫌いな人との対話にだって得るものはあるはずだ、と。
だから「あの人嫌い!」とは思わないようにしています。「あっ、私とは合わない人なんだな」「でもなんで合わないんだろう?」って考えるようにすれば、私なりの発見があるはずですから。
――プロフィールを拝見するに小林さんはヒップホップダンスがお得意なんですよね。
はい。
――であれば「NO LIFE CODE」よりもダンサブルな「ゆらゆらら」のほうがビートに乗りやすかった?
あっ、でも最初にいただいたデモはここまで生っぽい音じゃなくて、もっとダンサブルなピコピコ系? EDM感のある、色で言うと青っぽい感じ。まさに私が子どもの頃から踊っていたような曲調だったので、逆にアレンジを変えていただいて。最終的にこの「楽器同士がしゃべってる!」っていう楽曲に仕上げてもらいました。
――2コーラス目あとのピアノとギターのソロの回し合いとか、最後ギターソロのフェードアウトで終わるところとか、本当に生感があるし、おしゃれな黒人音楽感がありますよね。
ですよね! カラオケバージョンもすごくカッコいいんですよ!
――小林さんにしてみたら「いや、私の歌を聴けよ」って話かもしれないけど、確かにシングル収録のインストバージョンもオススメですね。
インストバージョンを聴けばよりこの曲に浸れると思います! もちろん歌は聴いてほしいけど(笑)。
――で、この曲はこの曲で「NO LIFE CODE」とはまたボーカルスタイルが異なります。
息多めで歌ってみました。
――そのちょっとアンニュイなボーカルもこの曲のおしゃれ度を上げています。
ありがとうございますっ!
――しかも歌い方がすごく手慣れている感じがしたんですけど……。
いや、こういう歌い方をしたのはほとんど初めてですね。だから私にとっても新しすぎて、いっぱい聴けちゃうんですよ(笑)。
――聴くたびに「あれっ! 私、こんな歌い方できたっけ!?」という発見がある?
この曲には新しい自分を見つけてもらった気がします。そういう意味でも「NO LIFE CODE」と一緒。自分の可能性を感じさせてくれた曲ですね。
――その可能性を広げる作業=レコーディングはスムーズでした?
楽しかったけど、スムーズではなかったかも(笑)。最終的にできあがった楽曲がおしゃれだったこともあって、私の歌い方もおしゃれ感強め。ビブラートを効かせてちょっと気怠く歌ってみたんですけど、田代さんから「それもいいんだけど、もっと優しく歌ってみない?」と提案されて。ビブラートを封印して優しい女性をイメージしながら歌ったんですけど、ちょいちょいビブラートが顔を出しちゃうんですよ。そうすると田代さんから「あっ、今、違う人が出てきましたよー」「レコーディングブースになぜか歌のうまいお姉さんがやってきましたー」ってツッコまれたりしてました(笑)。
――ただそのトライ&エラーの繰り返しは苦痛ではなかった、と。
知らない自分を発見できたし、こういう歌い方もできることが自信にもつながりました。
――そしてカップリング2曲目の「Crazy Easy Mode」なんですけど、〈Fan, Fan, Fantastic!〉のかけ声から始まるから、それこそBay City Rollersのような1970年代的な売れ線ロックなのかな? と思って。その後、1980年代的なデジタルシンセが乗っかるから「ああ、やっぱりちょっとオールドスクールなロックをやるんだな」と思っていたんですけど、ベースが……。
音が大きいですよね(笑)。
撮影:高田 梓
――編曲家のebaさんがベースが恐ろしくブーミーなアレンジにした?
いや、なぜこういうベースになったのかは私にもわからないんですけど、この曲は田代さんに「最近好きなものやハマっているものってある?」と聞かれたときに「パンダが好きです!」と答えたことから、田代さんとebaさんと作詞のやしきんさんの中では「あいきゃんがそう言うならパンダの曲を作ろう」ということになったらしくて。
――すみません……。小林さん、なに言ってんスか?
えっ? なんで!?
――いや、この曲のどこにパンダ要素が?
ちゃんと歌詞カードを見てくださいっ!
――〈モノクロームだけで 視線くぎ付け〉は確かに白黒のパンダのことを歌ってるっぽいですけど……。
そこもそうなんですけど、さっきおっしゃっていた〈Fan, Fan, Fantastic!〉のあとのフレーズをよく見てくださいっ!
――はい。……あっ、パンダが隠れてる!
でしょ(笑)。あと〈ガラスの向こう あくびしてる〉も動物園で私たちが観るパンダの姿のことですし。で、私がパンダが好きなのって「生きているだけでエラい」からなんです。
――パンダは無条件にかわいいですもんね。
そうなんですよ! だから実は「NO LIFE CODE」や「ゆらゆらら」とテーマは一貫しているんです。
――なるほど。日々を暮らしているだけ、そこにいるだけであなたは尊いんだ、と。
はい! 先ほどおっしゃっていたようにサウンドがちょっと昔のロックっぽかったから、そのメッセージを生意気なガールズバンドのボーカル風に歌ってみました。あと「なによ、あの子! ちょっと人気があるからってお高くとまっちゃって!」って思っている女の子の歌として聴いてもらっても面白いと思います。
――パンダの人気に嫉妬する女子の歌(笑)。
基本的にツンツンしていて怒っているんだけど、その対象に興味がないわけではないし、うらやましくも思っている。そういうイメージで歌っています。
――シングル「NO LIFE CODE」は「今の小林愛香」像をさまざまな言葉とサウンドデザインで切り取る、デビュー盤らしい1枚になりました。
ありがとうございます。私自身「こんな豪華なシングルある?」っていう気がしているし、これからが楽しみです(笑)。
――その。“これから”はどうしましょう?
いっぱい歌います!
――それはわかってます(笑)。
でも本当にいっぱい歌いたいんです。CD発売に向けてリリースイベントはいっぱいあるし、あと、今後みなさんに喜んでいただけそうな企画も用意しているし。私から歌を届けにいく機会はいっぱい作るつもりなので、まずは歌う喜びに充ち満ちている私の姿を観に来てもらいたいですね。
――今回のシングルの3曲を聴くに、バンドスタイルでのライブはすごく盛り上がりそうですね。
やりたいですっ!去年の秋のファンクラブイベントのときに初めて生バンドをバックに歌わせてもらったんですけど、リハの段階で衝撃を受けすぎちゃって。「なに、この音圧!?」って感じで、音が直に響いてくるのが楽しくてしかたなかったので、ぜひまたやってみたいです。
撮影:高田 梓

取材・文:成松 哲 撮影:高田 梓

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