大人気曲「ダンスロボットダンス」は恋の歌!? 人々の心を掴んでいくその中身とは

大人気曲「ダンスロボットダンス」は恋の歌!? 人々の心を掴んでいくその中身とは

大人気曲「ダンスロボットダンス」は
恋の歌!? 人々の心を掴んでいくそ
の中身とは

大人気ゲーム「#コンパス 戦闘摂理解析システム」のテーマソング

▲【ナユタン星人】ダンスロボットダンス【MV】
ダンスロボットダンス 歌詞 「ナユタン星人 feat.初音ミク」
https://utaten.com/lyric/sa17011902
『ダンスロボットダンス』は2016年12月に公開された、ボカロP「ナユタン星人」のオリジナル曲です。
歌唱担当ボーカロイドは、ナユタン星人の楽曲ではおなじみの初音ミク。
ニコニコ動画での再生回数は、600万回再生越え。YouTubeでは、公式のMVが消されてしまうという事件が起きたものの、2019年9月に再アップされ、現在も着実に再生回数を伸ばし続けています。
元はニコニコ動画制作会社である「ドワンゴ」と、コミックサービス「comico」やLINEゲームの制作などの提供を行っている企業「NHN PlayArt」が共同開発をしたオンラインゲーム『#コンパス 戦闘摂理解析システム』、通称『#コンパス』のテーマソングとして制作された楽曲であり、そのメインキャラクターである『Voidoll』のテーマソングでもある楽曲です。
CMでの使用に加え、やイベント事の際にも多く使用され、ボカロファンの間だけではなく、コンパスプレイヤーの間でも有名な楽曲となっています。
多くのボカロファン、そしてコンパスプレイヤーの心を掴んでいったこの楽曲。その中身はいったいどのようなものなのでしょうか。
『ダンスロボットダンス』の中身に迫ってみましょう!
高い中毒性を誇るダンスソングは、ロボット少女の「恋」の曲?

ナユタン星人の楽曲が持つ魅力と言えば、中毒性の高いリズムでしょう。
この『ダンスロボットダンス』もその例にもれない楽曲であり、思わず頭をふってしまいたくなるようなノリのよいダンスソングです。
「ロボット」とタイトルにつけられている通り、「プログラム」や「バグ」と言った機械を彷彿とさせる用語がその歌詞の中には飛び交っています。
なかには「ロボット三原則」と呼ばれる、SF作家アイザック・アシモフが作品内で使用した有名な三原則もわかりやすい言葉に直された形で登場しており、「ロボット」というテーマが重点的に歌われている楽曲であることがよくわかります。
そして、そんな中で歌われるのが、「恋」という言葉。ロボットという機械とは、どこか縁が遠いイメージのある単語です。
しかし、歌詞をよく見てみると、どうやらこの楽曲の主が誰かに恋をしているらしい描写が多く歌われている事に気がつきます。
先刻の「ロボット三原則」の部分も、よく言葉の意味を考えてみると、どこか片思いをしている人間の心情に被るものを感じられる言葉となっています。
また、この楽曲をテーマソングとして持つ#コンパスのキャラクター『Voidoll』は、女の子の容姿をした白いロボットで可愛い容姿でありながらも、感情というものにはどこか疎く理解ができていないような面も見受けられるキャラクターです。
しかし、そんなロボットである彼女の内面をこのテーマソングが表現していると考えると、胸がきゅんとしませんか。
感情に疎い「ロボット」の目線をモチーフに歌われる、楽しく、そして思わずきゅんとするダンスソング。
それが、この楽曲が様々な人々の心を掴んで離さない最大の理由なのでしょう。
ボカロ界初! 異星人ボカロP「ナユタン星人」

「ナユタン星人」は2015年7月から活動を開始している、ボカロ界初の異星人ボカロPです。
「ナユタン星」という遠く離れた星からやってきたボカロPであり、デビュー作である『アンドロメダアンドロメダ』はこれまでのボカロ曲とは一線を引いた、類を見ないぶっ飛んだ作風の楽曲となっており、その中毒性の高さから処女作でありながらボーカロイド伝説入りをはたしています。
異星人ならではの視点を用いたようなSFチックな言葉で紡がれる歌詞、中毒性の高いリズムをもったメロディーが特徴。
一度聴いた地球人の心をガッツリ掴んで離さない楽曲達は、次々と地球のボカロ曲世界を侵略していき、デビューから2年目の2017年には投稿楽曲全曲殿堂入りという快挙も遂げています。
2020年1月現在においては、15曲(一曲YouTubeのみ公開の楽曲あり)の楽曲が公開されており、その内13曲がミリオンを達成しています。
また2020年は投稿開始から5年目で、ナユタン異星人にとって一つの節目となる年でもあります。
今年も遠く離れた星からどんな音楽がやってくるのか楽しみですね。
「ダンスロボットダンス」のおすすめ歌ってみたを紹介!
『ダンスロボットダンス』の歌ってみたは、2人以上のコラボの歌ってみたも多くあげらています。

ノリのよい楽曲なので大勢で歌えば歌う程、ダンスパーティーが繰り広げられているような賑わいのある楽しい歌ってみたです。
今回は、コラボをしている歌ってみた動画の中からオススメを3曲紹介します!

すとぷり
▲【すとぷり】ダンスロボットダンス【歌ってみた】
今最も人気沸騰中のエンタメグループ『すとろべりーぷりんす』、通称『すとぷり』。
総勢6人という、大所帯で形成されたグループによる歌ってみたは、その大所帯故の声量の厚みのある楽曲となっています。
全員の仲の良さが耳に染みてわかるようなおふざけも取り入れられており、楽しい歌ってみた動画となっています。

天月&あほの坂田
▲【天月&あほの坂田】ダンスロボットダンス【歌ってみた】
現在ソロシンガーとしてのアーティストデビューもはたしている歌い手「天月」と、大人気歌い手グループ「浦島坂田船」のメンバーである「あほの坂田」によるコラボ歌ってみたです。
2人はこれまでにも何度かコラボ歌ってみたを行っており、楽曲の歌唱の素晴らしさはもちろんのこと、その動画の始まりと終わりに繰り広げられる寸劇の面白さもまた、人気の秘訣です。
ここでしか見られないアホすぎる愉快な寸劇と、そんな寸劇からは想像もつかないような圧倒的な歌唱力で歌われるという、2つの面白さを楽しめます。
詩人&__
▲【詩人&__】ダンスロボットダンス【歌ってみた】
「ネタい手」と呼ばれる、替え歌などのおふざけネタで歌ってみたをあげる人達の中でも有名な創造2人による、ネタ歌ってみたコラボ動画です。
特に「__」はネタい手であると同時に歌い手としての活動も行っており、「フツーダム」と呼ばれる真面目な声で歌われる楽曲は、そのイケメンさから歌い手界隈でも有名です。
そんな独特な活動を行う__と共に歌う詩人は、歌わない事で有名なネタい手であり、その動画内容のほとんどを歌わずに喋り通すという驚きの内容による動画投稿を行っています。
そんな二人がコラボした、歌ってみた動画。ただ歌唱されるだけのはずはありません。
他の歌ってみた動画では感じられない、カオスの3文字で埋め尽くされた『ダンスロボットダンス』です。
アルバム絶賛発売中&あの人気アニメのOPも制作!

『ダンスロボットダンス』は、ナユタン星人1stアルバム『ナユタン星からの物体Y』に収録されています。
現在もAmazonやタワーレコード、BOOTHといったサイトを通じて通販販売が行われており、他にも後続シリーズとして2枚のアルバムが発売されています。
他にも2019年12月から放送が開始されている大人気アニメ『妖怪ウォッチ』新シリーズ『妖怪学園Y ~Nとの遭遇~』にて、OP曲『ギンギラ銀河』の制作を担当。
歌唱は歌ってみた動画でもおすすめしたエンタメグループ『すとぷり』が担当しており、『ダンスロボットダンス』にも負けない中毒性をもった、頭が振りたくなるようなノリの楽曲です。
さらに、OP内にはなんと、ナユタン星人と思われる異星人も登場しているとの話もあります。
ぜひ一度、その映像と共に視聴してみてください。

TEXT 勝哉エイミカ

UtaTen

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