Tsubasa Shimada(PRIZMAX)
presents『Wet Crate』
- 第44回 Madlib -
PRIZMAXのパフォーマーでありながらDJとしても活躍する島田翼が、長年集め続けた珠玉のレコードコレクションの中からお気に入りを紹介する、偏ったエゴ満載の連載企画。この機会にぜひ、ループミュージックの世界観に浸ってみてはいかがでしょうか?
映像内で完全にやらかしました。1月のつもりで話しておりました(撮影日は1月)。生感を大切にしたいのでNGテイクをそのまま載せてくスタイルでお送りします。
さて、先月はなんとも申し上げ辛い報告をしなければいけなくなったのですが、正直な気持ちを一言にすると「さみしい」です。
デビュー前から数えて約15年間、人生の半分以上、僕にとってPRIZMAXが”当たり前”だったわけですから。
それが泡のように消えて無くなってしまうと考えると、正直怖い気もあります。しかしこれも僕の人生の転機だと受け入れています。自分で出した決断ですし。
このコラムの読者の皆さんはこんな言葉聞きたくないと思うのですが、反感を恐れずに気持ちを話しますね。
永遠なんてあるわけない。全てがタイミングな世の中なんだな、と思い知らされました。
エンターテインメントって、儚いから美しいんです。その一瞬一瞬で動く小さな感情がずっと続いていてほしいし、でもいつか終わりがあることも頭では解っている。平等に朝はおとずれるものです。
やけに前向きな聞こえ方かもしれませんが、僕はエンターテインメントで新しい価値を生み出すことでしか生きていけない人間なんです。
突き放して闘いでのし上がっていく方法よりも”愛”とか”幸せ”とか”ときめき”とか、そういった全てのハッピーな感情で周りを包み込みたいんです。僕はそういう方が好きなんです。
だから新しいもの、知らないものに対して怖がって食わず嫌いをすることがとっても勿体なく感じてしまうんですね。
大丈夫、これから僕はもっと楽しくなれる。みんなも。
いきなり告知しますが、2/15に青山ゼロにてパーティーやります。
自分の節目として、スペシャルな物販も用意します。
僕を信じてくれ、めちゃくちゃ楽しいよ。
Tsubasa