斉藤和義、キュウソネコカミ、
ポルカドットスティングレイなど
1月リリースの9作品を紹介

『夢能う限り』/メレMini Album 1/22 Release
    • Yuk Records
    • DDCZ-2247
    • ¥1,500(税抜)
2018年に結成された東京は下北沢を拠点に活動する女性2人組バンド、メレの初の全国流通盤となるミニアルバム。これまでに発表してきた“能う”シリーズの第三弾(最終章)で、ドリームポップ感のある「117」をはじめ、ひんやりとした味わいから熱い側面まで豊かに広がりを見せるサウンド、哲学的で想像力を掻き立てる歌詞など、彼女たちの凄みがひしひしと伝わってくる。tricotの吉田雄介(Dr)がサポートで参加。
TEXT:田山雄士
『2020202』/斉藤和義Album 1/29 Release
    • SPEEDSTAR RECORDS
    • 【初回限定盤(DVD付)】
    • VIZL-2020 ¥3,900(税抜)
    • 【通常盤】
    • VICL-65320 ¥3,000(税抜)
    • 【アナログ盤】
    • VIJL-60320 ¥3,800(税抜)
バラードもしっとりと聴かせる曲の幅広さに加え、タイアップソングはもちろん、遊び心が感じられるカバーも収録。そんなふうに色とりどりにつながった枝葉にはファンキーなロックンロールという太い幹がある。だから、飄々と風に吹かれながらも斉藤和義という個性は決して揺らがない。そんな2020年にリリースする20枚目のアルバム。前作から一転、ツアーをともにするメンバーと鳴らしたバンドサウンドも聴きどころ。
TEXT:山口智男
『ELECTRIC PENTAGRAM』/LOVEBITESAlbum 1/29 Release
    • ビクターエンタテインメント
    • 【完全限定盤A(DVD付)】
    • VIZL-1714 ¥4,800(税抜)
    • 【完全限定盤B(2CD付)】
    • VIZL-1715 ¥4,500(税抜)
    • 【通常盤)】
    • VICL-65314 ¥2,900(税抜)
“ヘヴィメタルを獲る”を信念に世界で活躍する、5人組ガールズメタルバンドの3rdアルバム。前作以降、欧州ツアーや海外のフェスに多く出演。鍛え上げられた激ヘヴィなサウンドと伸びやかで逞しいヴォーカルは、まさに世界基準。卓越した演奏と異常な完成度の楽曲は激しく美しく、もはや芸術の粋!“ ペンタグラム=五芒星”を意味するタイトル通り、5つのピースが重なった今作は、ひとつの完成型と言える。すげぇ!
TEXT:フジジュン
『ハリネズミズム』/キュウソネコカミMini Album 1/29 Release
    • Getting Better Records
    • 【完全生産限定盤(2DVD付)】
    • VIZL-1716 ¥5,500(税抜)
    • 【通常盤】
    • VICL-65315 ¥1,700(税抜)
初期衝動全開のパンクナンバー「Welco me to 西宮」で始まり、「役立たず」や「適当には生きて行けない」といったセルフカバーを経て、変わらず夢を追い続けていく決意表明を歌った「冷めない夢」へと駆け抜ける結成10周年記念盤。過去も現在も真正面から受け止めた歌や息する間もない濃密サウンドは、10年目だからこその貫禄と説得力を持つ。ロックバンドで生きること、ライヴバンドで生きることの覚悟を感じる一枚。
TEXT:フジジュン
『ZOO!!』/ネクライトーキーAlbum 1/29 Release
    • Sony Music Associated Records
    • 【初回生産限定盤(DVD付)】
    • AICL-3796 ~ 7 ¥4,000(税込)
    • 【通常盤】
    • AICL-3798 ¥2,500(税込)
メジャーデビューアルバムは「涙を拭いて」の新録を含む全11曲を収録。動物にまで視点を向けたユーモアにあふれた作品だ。コミカルだったり、ネガティブだったり、時には感動的だったりと、日常にまつわる話題が尽きない。ドラムのビートに遊び心のあるメロディーが重なった「ボケナスのうた」、コーラスパートが輝いた「虫がいる」、爽快ロックな「朝焼けの中で」などから感じられるのは、音楽に対する楽しい気持ち!
TEXT:小町碧音

OKMusic編集部

全ての音楽情報がここに、ファンから評論家まで、誰もが「アーティスト」、「音楽」がもつ可能性を最大限に発信できる音楽情報メディアです。

新着