岡田奈々プロデュース・STU48『僕た
ちの恋の予感』初日公演を開催!「お
互い恋の予感を感じてもらえたら」

2020年1月11日、STU48号船上劇場での新公演『僕たちの恋の予感』の、初日公演を開催。本公演は、STU48のキャプテン・岡田奈々がセットリストを考案した、STU48にとって2つ目の船上劇場公演。

STU48キャプテンの岡田奈々は、かねてより“船上劇場でやりたいこと”で「プロデュース公演」を挙げており、念願叶ってついに「僕たちの恋の予感」公演の初日となった。

Overtureがかかり、1曲目はAKBアイドリング!!!の『チューしようぜ!』。予想外の1曲目で会場からはどよめきも聞こえる中、キュートな歌詞とポップなサウンドで、会場の熱気も高まった。その後は『友達じゃないか?』、『キスだって左利き』、『手をつなぎながら』と3曲続き、片想いやもどかしい恋心を歌った曲をポップにパフォーマンス。

MCでは岩田が「初日公演始まりました!僕たちの恋の予感公演、楽しんでいますか〜!?」と話すと大きな歓声が上がった。今回の出演メンバーの自己紹介を行い、薮下は「すごく楽しめる公演になっていると思うので、1回も瞬きせずに見てください!」と話した。続いてのユニットブロックへ。

「奈々さんらしさもあり、ユニットそれ
ぞれ素敵」

“沖舞”こと沖侑果と中村舞で『禁じられた2人』をしっとりと歌った後は、岩田陽菜センターで大谷満理奈・信濃宙花との現役女子高生トリオで『残念少女』、モノクロの衣装に身を包み、キレのあるダンスナンバー『涙の表面張力』は磯貝花音・今村美月・門脇実優菜・田中皓子の4人で披露。

印象的な歌い出しは、今村が務めた。メッセージ性が強い曲が続くと、ガラッと曲調が変わり、大人になりかけの女の子の気持ちを歌った『となりのバナナ』を甲斐心愛・矢野帆夏で可愛らしくパフォーマンス!その後、AKB48の派生ユニット“ノースリーブス”の楽曲『ギリギリス人』を石田みなみ・瀧野由美子・福田朱里で披露。

ユニットブロック最後は仲良しコンビ“ふうちほ”こと石田千穂・薮下楓で『友達でいられるなら』。歌詞の中にはこの公演のタイトル「僕たちの恋の予感」というワードが入っており、会場の熱気が高まっていった。

ユニットブロックのあとのMCでは、ユニット楽曲に登場するセリフや楽曲の練習エピソードなどを話し、矢野帆夏が「(岡田)奈々さんがこう考えくださったユニットの見どころもありますので、注目してください」とまとめ、薮下楓は石田千穂とのユニット曲『友達でいられるなら』について「『僕たちの恋の予感は打ち消せない』という歌詞が入ってたりだとか、せつなキュンという感じの(岡田)奈々さんらしさもあり、ユニットそれぞれ素敵だな」と感想を話した。

「今の私たちのこと、未来の私たちのこ
とを歌っています」

後半ブロックは、ブルーグレーのクラシックなワンピース衣装で、『愛しきアクセル』、『従順なSlave』、『手遅れcaution』と、3曲続けて披露。クールでシリアスな曲調の楽曲を16人で披露。その後『この涙を君に注ぐ』を披露し、本編は終了。

アンコール後は、イエロー・ホワイト・ミントグリーンの3種類のカラフルなTシャツを着用したメンバーたちが『STUフェスティバル』を元気いっぱいにパフォーマンス。続いて、歌詞に「船」「帆」「出航」、と船上劇場で活動するSTU48らしいフレーズが使われている楽曲『水夫は嵐に夢を見る』を力強く披露。

そして最後の曲は、1/29(水)に発売の『無謀な夢は覚めることがない』の劇場盤のカップリング曲に収録される、この公演のために書き下ろされた『奇跡という名のストーリー』を披露。瀧野は「今の私たちのこと、未来の私たちのことを歌っています」とこの曲を紹介し、希望いっぱいで、背中を押してくれるような楽曲を爽やかにパフォーマンス。歓声に包まれながら初日公演が幕を閉じた。

「お互い恋の予感を感じてもらえたらと
思ってつけました」

囲み取材で岡田奈々は「公演名に関しては最初に曲だったり、全体のイメージを作った後に題名をつけさせて頂きました。公演名に悩んだときに、AKB48グループ総監督の向井地美音ちゃんが助言をしてくれて、「何か素敵な歌詞から頂くのはどう?」という意見を頂いたときに、『友達でいられるなら』というユニット曲の中の歌詞から取らせて頂きました。みなさんがメンバーを見てキュンとしたりだとか、メンバー同士もたくさん目を合わせてキュンとするポイントが増える公演だと思うので、お互い恋の予感を感じてもらえたらと思ってつけました」と公演名の由来とその想いを話した。

瀧野由美子は「この公演を通じてみんなとの絆が深まったらいいなと思いますし、題名通りみなさんと恋の予感ができるように一生懸命頑張りたいと思います!」と意気込みを語った。

「僕たちの恋の予感」 セットリスト

曲名 出演メンバー
overture
M1 チューしようぜ! ALL
M2 友達じゃないか? ALL
M3 キスだって左利き ALL
M4 手をつなぎながら ALL
MC
M5 禁じられた2人 沖侑果・中村舞
M6 残念少女 岩田陽菜・大谷満理奈・信濃宙花
M7 涙の表面張力 磯貝花音・今村美月・門脇実優菜・田中皓子
M8 となりのバナナ 甲斐心愛・矢野帆夏
M9 キリギリス人 石田みなみ・瀧野由美子・福田朱里
M10 友達でいられるなら 石田千穂・薮下楓
MC
M11 愛しきライバル ALL
M12 従順なSlave ALL
M13 手遅れcaution ALL
MC
M14 この涙を君に捧ぐ ALL
Encore
EN1 STUフェスティバル ALL
EN2 水夫は嵐に夢を見る ALL
MC
EN3 奇跡という名のストーリー ALL

実施概要
公演名:僕たちの恋の予感
日時:1月11日(土) 15:30 乗船受付開始/16:00 乗船開始/17:00 開演
会場:広島港・広島国際フェリーポート STU48号 船上劇場

出演メンバー(16名):
石田千穂・石田みなみ・磯貝花音・今村美月・岩田陽菜・大谷満理奈・沖侑果・甲斐心愛・門脇実優菜・信濃宙花・瀧野由美子・田中皓子・中村舞・福田朱里・矢野帆夏・薮下楓
©︎STU

©︎STU

佐藤仁

日本だけでなく欧米やアジアのポップカルチャーやエンターテイメント、メディアの動向を幅広く取材。放送作家・番組制作協力も多数。

連載コラム

  • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
  • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
  • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
  • MUSIC SUPPORTERS
  • Key Person
  • Listener’s Voice 〜Power To The Music〜
  • Editor's Talk Session

ギャラリー

  • 〝美根〟 / 「映画の指輪のつくり方」
  • SUIREN / 『Sui彩の景色』
  • ももすももす / 『きゅうりか、猫か。』
  • Star T Rat RIKI / 「なんでもムキムキ化計画」
  • SUPER★DRAGON / 「Cooking★RAKU」
  • ゆいにしお / 「ゆいにしおのmid-20s的生活」

新着