マシュー・ボーンが、アンデルセンの
童話とバレエ映画をもとに愛と芸術を
描く 『赤い靴』の上演が決定 

英米の観客を魅了した愛と芸術のおとぎ話、マシュー・ボーンの『赤い靴』が2020年6月17日(水)~6月28日(日)東急シアターオーブにて上演されることが決定した。
本公演は、バレエ界の奇才マシュー・ボーンが伝説的な映画、そしてアンデルセンのおとぎ話をもとに2016年に発表した作品。英国での世界初演ではチケットが即完売。イギリスで最も権威があるとされているローレンス・オリヴィエ賞で2部門(ベスト・エンターテインメント賞/ベスト・コレオグラフィー賞)を獲得し、イギリスとアメリカの目の肥えた観客を魅了した注目作だ。
(c) photo by Johan Persson  提供:ホリプロ
振付家・演出家であるマシュー・ボーンは、世界最長ロングラン記録を持つバレエ作品の創り手であり、ローレンス・オリヴィエ賞を5回受賞、トニー賞の優秀振付賞と最優秀ミュージカル演出賞の両方を受賞した唯一のイギリス人。日本では白鳥役を全員男性が演じ大ヒットした『白鳥の湖』でその人気を不動のものとし、今年7月には新演出版が日本上演され話題となった。
ほかにも『くるみ割り人形』『眠れる森の美女』『シンデレラ』など斬新な手法で古典作品を新解釈し、人気作品を生み出し続けている。

(c) photo by Johan Persson  提供:ホリプロ

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本作は、ダンスと映画を愛するマシュー・ボーンが1948年のイギリスのバレエ映画「赤い靴」と、原作であるハンス・クリスチャン・アンデルセンの同名童話をもとに生み出した。世界一のプリマを目指すバレリーナ ヴィクトリア・ペイジが、2人の男性との三角関係に発展するラブストーリーの中で、愛を取るか、それともダンサーとしての成功を選ぶのかという人間の葛藤を描く。
(c) photo by Johan Persson  提供:ホリプロ
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2016年、母国イギリスよりナイトの称号を得たマシュー・ボーンは、「長年かかえている野望」として「赤い靴」の舞台化を挙げていた。インタビューでは「映画「赤い靴」は、私が初めて観たバレエです。それは怪しくもあり、また素晴らしいバレエの世界を教えてくれるものでもありました。バレエとはとても魅力的なものに思え、歴史というパズルのひとかけらをありありと見た気がしたのです」と語っている。
夢の世界とマシューワールドが融合した、怪しくも美しい究極のラブストーリーが、来年夏、日本の観客たちを魅了するだろう。
The Red Shoes Trailer 2019

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