僕らはただ、a crowd of rebellionの
帰りを待っている
それは9月12日のこと。公式サイトにアップされたニュースに、衝撃が走りました。
新潟出身の5人組スクリーモ・バンドa crowd of rebellion(ア・クラウド・オブ・リベリオン)のヴォーカル・宮田大作と、ギターヴォーカル・小林亮輔の両氏が声帯ポリープの悪化により、手術のため活動がドクターストップ。そして、ライブツアー“Utopia tour”の全公演キャンセルというニュースが飛び込んできたのです。
a crowd of rebellionは、宮田大作、小林亮輔に加え、ギターの丸山漠、ベースの高井佑典、ドラムスの近藤岳で構成される5人組バンド。全員が新潟県出身で、2012年から現行のメンバー編成となって活動をしています。小林亮輔の透き通るようなハイトーンボイスと底から突き上げるような宮田大作のスクリームボイスが重なり、生傷のような痛みを覚えつつも全力で駆け抜けていくようなエモーショナルさを生み出します。
これまで、彼らがリリースしてきたフルアルバムは3作品。ミニアルバムも含めると、実に8作品にものぼります。今回は2016年にリリースされたフルアルバム「Xanthium」、2017年の「Gingerol」と2018年リリースの「Ill」から収録曲をご紹介していきます。
1stフルアルバム『Xanthium』
2ndフルアルバム『Gingerol』
現行の最新フルアルバム3rd『Ill』
バンドのコアを有する小林亮輔という存
在
そんな彼、実はa crowd of rebellionの初期メンバーではありません。なんと活動していた初期は、いちファンとしてライブに通う高校生でした。そこから体制の変更でギターの募集があり、加入を果たした小林。他メンバーと10年弱の年齢差を持ちながら、彼自身のエッセンスが存分に引き出されたグループへと成長してきたのです。
公式サイトの声明によると、昨年の”Ill tour 2018-2019”から2人が喉の不調を訴えていたのだそう。現在はおふたりとも手術を終え、Twitterで現状についてコメントしています。
大作今無事手術終わりました
今亮輔が頑張っています、応援してあげてください— 宮田 大作 (@DIESUCKacor) September 17, 2019
亮輔無事終わりました!手術室入る時入れ替わりでみやっさんが外に運ばれてくの見てなんか凄い泣きそうになりました。色んな感情がどっと来た。暫く声を出す事が出来ませんが、最速で戻ります。一先ず2人とも無事手術は終わりました、ご心配をおかけしました、色んなメッセージありがとうございます。
— 小林亮輔 (@ryosuke_acor) September 17, 2019
僕らはただ、a crowd of rebellionの帰りを待っているはミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。
ミーティア
「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。