アレッサンドロ・ベンチュレラ、スリ
ップノット参加はジム・ルートの電話
から

故ポール・グレイに代わり、2014年からスリップノットでベースをプレイしているアレッサンドロ・ベンチュレラは、ジム・ルートからの電話がきっかけでバンドに参加することになったという。
ベンチュレラは当時、マストドンのブレント・ヒンズのギター・テックを務めており、ジムと親しくなったそうだ。彼は、『Bass Guitar Magazine』にこう話した。「彼から(電話があり)、誰かベース・プレイヤーを知らないかって訊かれたんだ。何のためかわかったとき、僕は真っ先に手を上げた。“でも、君はベースはプレイしないだろ?”って言われたから、彼が望んでいることは何だってできるとか何とか答えたんだよ。そして、それが事実だってこと証明しなきゃならなかった」

ベンチュレラは最初、グレイの代役を十分に果たすのが自分の役目だと心掛けたが、「僕のアプローチはポールとは違う。彼にはなれない。どのプレイヤーも生まれながらに違う」と悟り、グレイの演奏を聴きこみ、「違う光を当て、バックボーンとしてどう支えるべきか理解する」よう務めたという。

ベンチュレラは2014年10月にアメリカで開催された<Knotfest>でライブ・デビューを飾り、5枚目のスタジオ・アルバム『.5: The Gray Chapter』から制作に携わっている。

Ako Suzuki

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