「斉木楠雄のΨ難 Ψ始動編」今冬、
Netflixで全世界配信 新キャラ役に
鳥海浩輔、東山奈央

(c)麻生周一/集英社・PK学園R 今年3月の「AnimeJapan2019」で制作決定が発表されていた「斉木楠雄のΨ難(さいきくすおのさいなん)」の最新作が、Netflixオリジナルアニメ「斉木楠雄のΨ難 Ψ始動編」として、2019年冬に全世界配信されることが決定した。また、新キャラクターの井口工(いぐちたくみ)役を鳥海浩輔、鈴宮陽衣(すずみやひい)役を東山奈央が演じることも明らかになった。
 原作は、先ごろ「でんぱ組.inc」の古川未鈴との結婚が報じられた麻生周一氏が、「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で連載していたコメディ漫画。強大な超能力を持ちながらも「目立たず人と関わらず」が信条の高校生・斉木楠雄が、変人ぞろいのクラスメイトによって厄介ごとに巻き込まれていく姿を描く。テレビアニメとして、16年7~12月に第1期、18年1~6月に第2期、18年末に完結編が放送されており、いずれも主題歌を「でんぱ組.inc」が担当していた。
 鳥海演じる井口は、優秀な教師だが、スケベ顔ゆえに変態と勘違いされてしまうという悲しい役どころ。鳥海は「彼は非常に真面目で、生徒たちのことを常に考えている、熱心ですばらしい教育者だと思います。まさに理想の教師なのではないでしょうか。『イケメン』とは彼のことをいうのだと思います」と、その内面を称賛した。
 東山が担当する鈴宮は、非常に不運だが、それを自らのドジによるものと勘違いしている女子生徒。東山は「鈴宮陽衣ちゃんは、とにかくいい子! ……なのですが、とんでもない不幸を招き寄せてしまう、アンラッキー体質な女の子です。見ているこっちも笑えないくらい、ドン引きな運のなさ……でも陽衣ちゃん自身は『私、ドジなので……』と、不幸体質にも気がつかない天然さんです」と役柄を紹介し、「さらに、その運のなさはアフレコ台本にも影響を及ぼしていて、最初の日はセリフが全部『銀宮』になっていました。惜しい! 残念! 鈴宮ですよろしくね!(笑)」と収録時のエピソードを明かした。
 また、テレビシリーズから引き続き、楠雄役で主演を務める神谷浩史は、さらに早くなったという同作特有のセリフのスピードについて「今までは楠雄が一番の被害者でしたが、第2期になり他のキャラクターたちも同じ目に合わされるようになったので、もはやアフレコで楽しそうにしているのは監督だけになりました」とこぼしながらも、「これで麻生先生がジャンプ本誌で連載していたエピソードのほとんどを網羅できたことになります! ここまで映像化してもらえるなんて……かつてこんなに幸せな作品があっただろうかと、ありがたい気持ちでいっぱいです! アフレコは大変ですが、今回もΨ高に頑張ります!」と新作に臨む意気込みを語った。
 そのほか、楠雄が両手で“N”の文字を示す「Ψ始動編」のティザービジュアルも公開されている。

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