BOSSのロック向けギターアンプ「KAT
ANA」がリニューアル、新たな音色バ
リーションやエフェクト強化&使いや
すさも改善

パワフルなサウンドと高品位なエフェクターを装備したローランド/BOSSブランドのギターアンプ「KATANA」シリーズがアップグレード。「KATANA MkII」シリーズ4機種が10月26日より発売される。

「KATANA」シリーズは、ローランドが永年にわたって培ってきたギターアンプの回路設計、チューニングなどに関するノウハウを注ぎ込んだ独自技術「Tube Logic」を採用し、本格的かつパワフルなサウンドと充実した機能を持ちながら、手頃な価格と小型・軽量化を実現したギターアンプ。2016年に登場した同シリーズが2019年、「KATANA MkII」としてリニューアルされた。

「KATANA MkII」シリーズは、出力やスピーカー仕様のバリエーションで「KATANA-50 MkII」「KATANA-100 MkII」「KATANA-100/212 MkII」、さらに好みのスピーカー・キャビネットとの組み合わせが可能なヘッドアンプ・タイプ「KATANA-HEAD MkII」の計4機種をラインナップする。
▲「KATANA-50 MkII」は最大出力50W、12インチ(30㎝)カスタム・スピーカー搭載。470×238×398mm、11.6kg。
▲KATANA-100 MkII」は最大出力100W、12インチ(30㎝)カスタム・スピーカー搭載。530×248×484mm、14.8kg。
▲「KATANA-100/212 MkII」は最大出力100W、12インチ(30㎝)カスタム・スピーカー×2基搭載。670×248×484mm、19.8kg。
▲「KATANA-HEAD MkII」は最大出力100Wのヘッドアンプ。本体には5インチ(12㎝)スピーカーを搭載、最大30Wの出力が可能。470×228×215mm、8.8kg。

第一の強化ポイントは音色バリエーション。従来搭載されていた5タイプのアンプ・キャラクターに新しい音色バリエーションを追加。温かみのあるビンテージ・トーンやモダンなハイゲイン・サウンド、エレクトリック・アコースティック・ギター専用の音色などを加え、合計10種類のサウンドを楽しめる。また、「パワー・コントロール機能」を使うことで、「KATANA MkII」シリーズのサウンドはそのままに、最小時0.5Wの出力まで音量をコントロールすることが可能。自宅をはじめ、さまざまな環境において、「KATANA MkII」シリーズのサウンド・クオリティを維持したまま、最適な音量で演奏を楽しむことができる。
▲アンプタイプはクリアながら太くパンチのある「CLEAN」、プレイヤーのニュアンスを忠実に反映する「CRUNCH」、パワフルなリードギターに最適な「LEAD」、理想のドライブ・サウンドを追求した「BROWN」、アコースティック・ギターに最適な「ACOUSTIC」など5種類に、それぞれ新たに音色バリエーションを追加、計10種類を用意。写真は「KATANA-100 MkII」のトップパネル。

「KATANA」シリーズの大きな特徴のひとつであるエフェクト機能も強化。60種類のエフェクトから好みの15種類をアンプ本体にセットし、多彩なサウンドを作ることができる。同時使用可能なエフェクト数も3種類から5種類に増強。独立したエフェクト・カテゴリー(BOOSTER、MODULATION、FX、DELAY、REVERB)には、それぞれ3種類、合計15種類のエフェクトを搭載する。また、専用エディター・ソフトを使えば、より緻密なエフェクトのセッティングを行うことが可能。専用ウェブサイトからプロ・ギタリスト作成の即戦力の音色データをダウンロードして、「KATANA MkII」シリーズで楽しめる。

使用環境や他の機材に合わせたさまざまな使い方ができるフレキシブルな設計も魅力。マルチ・エフェクターや外部プリアンプを接続する際に、パワード・キャビネットとして使用可能。接続する機材を最大限に生かした音づくりができる。

また、2台の「KATANA MkII」を使ってステレオ出力する際には、コーラスやディレイなどのステレオ対応エフェクトを駆使した広がりのあるギター・サウンドを楽しむことのできるステレオ・リンク機能を搭載している(「KATANA-50 MkII」のみステレオ・リンク接続に非対応)。

自宅やスタジオでのレコーディングにも活躍する。PHONES/REC OUT、USB、LINE OUTの各端子からは、マイク・キャビネット・シミュレーションの効果による生々しいアンプ・サウンドを出力(ただし、「KATANA-50 MkII」はLINE OUT端子は装備していない)。レコーディング機器やミキサーにダイレクトに接続して録音することができる。
▲リア・パネルには、エフェクトループ(SEND/RETURN)、ライン出力、パワーアンプ入力、フットコントロール(GA-FC端子×1、EXP PEDAL/CTL CH1/CH2端子×1)、USB、AUX IN(ステレオミニ)、PHONES/REC OUT端子を用意。写真は「KATANA-100 MkII」。
製品情報

◆KATANA-50 MkII
価格:オープン(市場想定価格 28,000円前後 税込)
◆KATANA-100 MkII
価格:オープン(市場想定価格 55,000円前後 税込)
◆KATANA-100/212 MkII
価格:オープン(市場想定価格 66,000円前後 税込)
◆KATANA-HEAD MkII
価格:オープン(市場想定価格 42,000円前後 税込)
発売日:2019年10月26日

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