エドガー・サリヴァン 佐々木 萌
『東京文化びと探訪』
- 第十二回『食べることが文化』
土井善晴 -
お上りさんの私が、これから素敵な文化びとになるべく
毎月、これまで出会った尊敬すべき文化人たちに触れていきます。
日々創作にあたってアイデアの欲しい生活のなか、
時間の節約のため出前をとったり外食したりせずに、敢えてほんの少しだけの手間をかけて料理をすると、心が落ち着く。
最近、SNSなどでよく見かけるような30秒レシピやインスタグラムで目立つ見栄えの鮮やかな料理をよそ行きのおしゃれだとすると
土井さんの料理は肌身離さず着る下着だったり、それを着る健康な身体そのもののように思う。
心と身体と生活の基盤をつくるのだ。
時間の節約のため出前をとったり外食したりせずに、敢えてほんの少しだけの手間をかけて料理をすると、心が落ち着く。
最近、SNSなどでよく見かけるような30秒レシピやインスタグラムで目立つ見栄えの鮮やかな料理をよそ行きのおしゃれだとすると
土井さんの料理は肌身離さず着る下着だったり、それを着る健康な身体そのもののように思う。
心と身体と生活の基盤をつくるのだ。
美味しいものを作るためのコツとして
「まずく作らなければええんや」という。
彼のSNSやテレビの料理番組で見る
歯に衣着せぬ物言いや、ときに大雑把ともとれる分量(ホントの意味での適量だろう)
これは軽快なトークが単純にとてもとても面白くて好きなのだけど、
これがいつも本質をついているなと感じるのだ。
自分の味覚の発見を探さず、決められた0.数グラムの分量を神経質に測っていくのが落ち着いた料理への向き合い方ではない。
大衆が観る番組で発信するにあたって、料理は勿論もとの知識はある程度必要だし、センスというものがあるから番組をみた全員が全員同じように感じることはないと思うが。
「まずく作らなければええんや」という。
彼のSNSやテレビの料理番組で見る
歯に衣着せぬ物言いや、ときに大雑把ともとれる分量(ホントの意味での適量だろう)
これは軽快なトークが単純にとてもとても面白くて好きなのだけど、
これがいつも本質をついているなと感じるのだ。
自分の味覚の発見を探さず、決められた0.数グラムの分量を神経質に測っていくのが落ち着いた料理への向き合い方ではない。
大衆が観る番組で発信するにあたって、料理は勿論もとの知識はある程度必要だし、センスというものがあるから番組をみた全員が全員同じように感じることはないと思うが。
私は、いつも文化として学んだり、新しい発見を探したりして
そして気楽に、丁寧に、食と向き合うこと大切に暮らしていきたい。
追記:土井さんのような男性…タイプだ。。
マジの追記:
今まで音楽家をはじめ発明家、建築家、役者、小説家、作詞家、など色々な文化人に触れてきたこの連載も今回最終回を迎えます。
まだまだこれから出会う文化人たちの数知れないこと。。
東京で暮らすあいだは、できるだけ多くのカルチャーに絡まりながら生きていきたいと思うのです。
そして気楽に、丁寧に、食と向き合うこと大切に暮らしていきたい。
追記:土井さんのような男性…タイプだ。。
マジの追記:
今まで音楽家をはじめ発明家、建築家、役者、小説家、作詞家、など色々な文化人に触れてきたこの連載も今回最終回を迎えます。
まだまだこれから出会う文化人たちの数知れないこと。。
東京で暮らすあいだは、できるだけ多くのカルチャーに絡まりながら生きていきたいと思うのです。