Hollow Suns / Into the Water 東京
発の実力派バンドが新作をドロップ。
浮遊感溢れるサウンドとJimmy Eat W
orldライクなメロディ・センスは聴き
逃し厳禁!

東京発の4人組オルタナティブ・ロック・バンド、Hollow Sunsが9月14日(土)に通算3枚目のEP『Into the Water』をリリースしました。そんなEPから、今回はタイトル・トラックである「Into the Water」をご紹介。
作品全体を通して空間系エフェクトを多用しながら、『Bleed American』期のJimmy Eat Worldを彷彿とさせる、キャッチーでメロディアスな構成となっている同EP。しかし、本楽曲はタイトル通り、まるで水中のような浮遊感のあるモダンなロック・サウンド。

過去作と比べても空間系のエフェクトが目立ち、彼らの新境地とも言える楽曲かと思わせますが、時より覗かせる切れ味鋭いディストーション・ギターの鳴りや、メンバーそれぞれがバックボーンとして持つハードコア譲りの存在感のあるベースもしっかりと組み込まれていて、単にシューゲイズ色に寄せるのではないこの程よいバランス感が心地よいです。彼らの鳴らすこの重低音は、ある種の安心感がありますね。

本作『Into the Water』はデジタルはセルフ・リリースとなっていますが、フィジカル・リリースは12インチ・レコードとして、USの〈Sunday Drive Records〉からのリリースに。また、本作のカバー・アートワークは過去に Turnover(https://spincoaster.com/turnover-super-natural) や Citizen(https://spincoaster.com/citizen-jet) といったバンドのMerchデザインを手がけ、Title Fightのギタリストであり、ファッション・ブランド〈Happy House〉のデザイナーでもあるShane Moranがロゴを担当しています。

このコラボレーションは、 The Menzingers(https://spincoaster.com/the-menzingers-lookers) やAngel Dust、 Nothing(https://spincoaster.com/nothing-blue-line-baby) といったUSのパンク/ハードコア、インディ・ロック界隈との共演歴を持つ彼らだからこそ成し得たものですし、このシーンの繋がりがここ日本でも体感出来ることに胸が熱くなりますね。
ハードコアのエッセンスをフックにしたオルタナティブ・ロックをさらに進化させるHollow Suns、ぜひチェックを。


【リリース情報】

Hollow Suns 『Into the Water』

Release Date:2019.09.14 (Sat.)
Label:Self Release(JPN)/Sunday Drive Records(US)
Tracklist:
01.Waiting for the Time
02.Into the Water
03.It’s All There
04.Heavy in the Air
05.No One Stays
■ Hollow Suns オフィシャル・サイト(http://hollowsuns.com/)

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