成河、渡辺大知、門脇麦が役とリンク
しながら作品の世界観を表現 『ねじ
まき鳥クロニクル』のビジュアルが解

2020年2月上旬~3月1日に上演される、村上春樹による長編小説を原作とした舞台『ねじまき鳥クロニクル』。本公演のキービジュアルが解禁となった。
成河、渡辺大知、門脇麦の3人がそれぞれの役柄とリンクしながら作品の世界観を表現した、二種類のビジュアルだ。アートディレクターは、きゃりーぱみゅぱみゅのCDジャケットやラフォーレ原宿の広告などでアートディレクションを手掛け独創的なビジュアルを生み出している、スティーブ・ナカムラ(STEVE NAKAMURA)。
成河と渡辺の二人が演じるのは、職無し、妻は失踪……人生行き詰まりの主人公、岡田トオル。Wキャストではなく、二人で岡田トオルという人間の多面性を表現していく演出となる。スティーブ・ナカムラはこの、世界の表と裏を表現するために「主人公のトオル自身に存在する悪が床の下から覗き込んでいる。リアリティとフィクションの世界観をビジュアルで表現した」という。そして門脇演じる不登校を続ける女子高生の笠原メイが、トオルに寄り添うように佇む、 印象的なビジュアルになっている。
(左より)渡辺大知、 門脇 麦 (中央下)成河  提供:ホリプロ
また、白い静謐なイメージの裏側を表現するような、黒バージョンも作成されており、本公演の世界観がどんなものになるのか期待が高まるばかりだ。
(後列左より)渡辺大知、 門脇 麦 (前列中央)成河  提供:ホリプロ
本作の東京公演の先行予約についてや、大阪・愛知公演の情報も公開となったので、公式サイトをチェックしておこう。
■STEVE NAKAMURA (スティーブ·ナカムラ)
アートディレクター
2015年からラフォーレ原宿の年間広告メインビジュアルのアートディレクターを務める。2016年に食品サンプルをテーマにした写真集『NEARLY ETERNAL』をCLAIRE DE ROUEN BOOKSで出版。SHISEIDO、NIKE、PARCOの広告キャンペーンなどのアートディレクションを担当。 T: THE NEW YORK TIMES STYLE MAGAZINE、アイデア、WALLPAPER*、NOWNESSなどにも作品が掲載された。

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