原点回帰のHalf time Oldが魅せる「
現実」への新しい寄り添い方

「ただ、バンドを続けたい。」ー今年で結成8年を迎えるHalf time Oldは“続けること”の尊さをよく知っているバンドだ。そんな彼らの元へ、2015年よりサポートベースを務めていた内田匡俊が4年の時を経てついに正式加入する運びとなった。加入前からライブステージでは彼の名を紹介していたこともあり、“サポート”という言葉にどこか違和感を覚えていたファンも少なくないだろう。そんな加入前から親しみある彼がこのタイミングで正規メンバーの道を選んだのは何故か。
また9月4日(水)リリースのミニアルバム『宅配便で現実を送りつけて』は、結成当初と同じ4ピースに戻れた今だからこそ生み出せる作品となった。現実をより近くに描き、ストリングス面も強化されたパワーポップの音が溢れ出る今作の聴きどころを紐解きながら、Half time Oldがいま目指す場所を見つめていきたい。

4年越しに揃ったメンバーの足並み

ー新体制を迎えて初めての作品『宅配便で現実を送りつけて』がリリースとなりますが、例年よりも時期が早いことに加え、久しぶりのミニアルバムですね。
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