丘みどり、リサイタル「演魅」ミニス
カートで演歌からロックまで熱唱

今年でデビュー15年目を迎え、最新シングル『紙の鶴』が7万枚突破とロングヒット中の丘みどりが9月7日、東京・新宿区の新宿文化センターで<丘みどり リサイタル 2019 演魅(えんび)Vol.2>と銘打ったリサイタルを開いた。

15周年を迎え、「15年はあっという間でした。でも、10年間はほとんど皆さんに知られないまま過ぎたので、長かったです」と振り返りながら今回のリサイタルについて「ステージコンセプトは『演じて魅せる』をメインテーマとした『演魅Vol.2』でして、見に来てくださる皆さんがびっくりするような演出があったり、ジャンルも演歌からロックまでいろんなことにチャレンジしようと思っています。本日は35歳の丘みどり、久しぶりに原点に戻ってミニスカートをはかせてもらいます。今日皆さんの前で披露して、もし不評でしたら一生はきません(笑)。恥ずかしさ? デビューのときは、おへそを出してミニスカートだったので、おへそが出ていない分、恥ずかしさはありませんね」とアピール。
会場は、1,800人の熱烈なファンで満席の中、「演魅Vol.2は今日が幕開けでございます。新しい幕が上がる瞬間にこんなにたくさんの大切な皆さんと一緒にこの時間を共有できること、本当にうれしく思っております。すごく緊張していますが、今日は家族のような皆さんばかりなので、リラックスしておもいっきり楽しみたいと思います。ぜひ皆さんもおもいっきり楽しんでください」と笑顔であいさつ。キングレコード移籍第2弾シングル「佐渡の夕笛」をはじめ、前作シングル「鳰の湖」、お座敷ソングから「三味線ブギ」「おひまなら来てね」、チャレンジコーナーで、約15年ぶりにはいたミニスカート姿で杏里の「CAT’EYE」、X JAPANの「紅」を次々と歌唱。続いて、松任谷由実の「翳りゆく部屋」、美空ひばりの「関東春雨傘」、この日初披露となった新曲「風の寺」、アンコールで、中島みゆきの「糸」、最新曲「紙の鶴」など全32曲を熱唱し、最後まで客席を楽しませた。
新曲「紙の鶴」を歌う場面では、自ら折った紙の鶴を手にしながら歌い上げたが、現在、新曲キャンペーンやテレビ出演で折り鶴を折り続け、1羽を40秒で完成させる技術を身につけたそうで、「ギネス世界記録は23秒ですので、まだ倍ぐらい速く折らなくてはならなくて、夜な夜な練習中です」。
8月30日から全国ロードショー中の「引っ越し大名」に特別出演し、銀幕デビューも果たした。キャストの高畑充希と似ていると言われ、「とてもうれしいです。高畑さんとお会いしたときは『私も似ていると言われるんですよ』と言ってくださって、ありがたいです」。10月23日には、新曲「風の寺」を含む全10曲すべて書き下ろしの作品で、10人の女性作詞家による女心を歌ったアルバム『おんな心・十人十色』が発売。昨年は、2年連続で「NHK紅白歌合戦」に出場。今年も新曲「紙の鶴」が好調で、歌以外にも映画やテレビのバラエティー番組などでも活躍し、次の20周年に向けてさらなるパワーを発揮しながら「今年も紅白3年連続3回目の出場を目指して頑張っています」と紅白宣言。15年目に向けて「いろんなことに挑戦していくのが丘みどりらしさかなと思うので、演歌歌手という枠にとらわれず、皆さんにつねにびっくりしてもらえるよういろんなことにチャレンジしていきたい」と大張り切りだ。
(提供:サンニュース)

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