wacciの「別の人の彼女になったよ」
の必見アニメーションMVが公開!
wacci × ごめん、音楽とイラストが織
りなす相乗効果
原曲からして心がぐしゃぐしゃになってしまう内容なのですけれども、ごめん氏の解釈によってさらにこの曲は奥行きを増しているように思いますね。この2組に共通するのは、情景描写の巧みさ。ミクロな視点から普遍的なものへの接続が鮮やかなので、抗いようもなく動揺してしまいます。
別の人の彼女になったよ 今度はあなたみたいに 一緒にフェスで大はしゃぎとかはしないタイプだけど 余裕があって大人で 本当に優しくしてくれるの – wacci 「別の人の彼女になったよ」
しずかな夜に自転車の音と炭酸の泡、特別でもないことが特別だったことに気づくのはもっとずっとあとの話 pic.twitter.com/QUzyJ9qeNj
— ごめん(本が出ます) (@gomendayo) July 8, 2018
添えられた文章も大変良い…。こちらも「炭酸飲料+自転車の2人乗り+夏の夜」という、日常のワンシーンを切り取ったものです。そこにごめん氏は音楽からアイデアを引っ張ってくることもあるのですね。これまでにbacknumber、RADWIMPS、My Hair is Badなどをモチーフにイラストを作成。実は「別の人の彼女になったよ」のファンアートも過去に描いてらっしゃるのです。今回のwacciとの共作にあたり、彼らに共感する部分について、このようにコメントしています。
「wacci の曲はとても優しくてあたたかいのに、水色や青などの寒色が似合う不思議さがあると思います。それは多分、悲しいときに同じ目線で寄り添ってくれて、細かな視点から誰かの温度を感じることができるからだと思います。それがあたたかくもあり、切なくもなる wacci の楽曲の魅力であると感じています。私も作品を作る際、細かい部分で「その人らしさ」やその時の温度感を表現することが多いので、そういった点でも共感できます」
「主人公であるつぐみの、過去を忘れていくことへのためらいや葛藤は特にこだわりました。大人になるということは良くも悪くも変わっていくということで、忘れていくということだと思います。つぐみは多分、過去を過去として切り捨てられるほど大人にはなりきれていなくて、そういう人は実際にも多いように感じます。無理してヒールがあるパンプスを履いてみても、まだ足が慣れなくて靴擦れしてしまうような。そういう不器用さが伝わればいいなと思い、服装の違いなどにも気を付けて描きました」
「このお話は、数ある解釈のひとつとして描きました。この楽曲を好きな皆さんのひとりひとりの中に違った物語があると思うので、こういう視点もあるんだな、という気持ちで観ていただけたらと思います。その中にもし、少しでも誰かの心に寄り添うなにかがあれば、私はとても幸せです。『別の人の彼女になったよ』という曲が、さらに少しでも多くの人に届き、誰かの心を包んでくれることを祈っています」
https://wacci.jp/
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wacciの「別の人の彼女になったよ」の必見アニメーションMVが公開!はミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。
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「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。