星野 源が『Pop Virus』に込めた音楽に対する熱量とは

星野 源が『Pop Virus』に込めた音楽に対する熱量とは

星野 源が『Pop Virus』に込めた音楽
に対する熱量とは

人への愛を歌ったものではない
ドラマで話題になった楽曲も収録されているアルバム『Pop Virus』が12月19日に発売され、反響を呼んでいる。
タイトルトラックになっている『Pop Virus』は星野 源の音楽に対する考えが垣間見れる一曲だ。「愛」や「君を探してる」といった歌詞があるが、これらは人に向けた思いを歌ったものではない。

Pop Virus
Pop Virus 歌詞 「星野源
https://utaten.com/lyric/sa18121206
多くの場合、音楽家が作詞・作曲をする時は、試行錯誤しながら1つの楽曲を生み出す。そうして苦悩の末に生まれた楽曲は音楽家自身にとっても、まるで我が子のように大切なものとなるだろう。
この楽曲は、音楽家が楽曲制作をする際に感じた、音楽への愛を歌ったものなのだ。

“このメロディにはどんな歌詞をつけよう、楽曲の背景はどのようなものにしよう”など、ベストなメロディや歌詞を探したり、いいものが思い浮かんだ時には嬉しくなるといった心情が表現された歌詞になっている。
楽曲は一度世に出したら、永遠に残り、時代が変わっても聴かれたり歌われたりするものだ。いつの世でも、多くの人に愛されるような楽曲を心を込めて丁寧に作ろうとする姿勢が伝わってくる。

音楽愛溢れる歌詞
Pop Virus 歌詞 「星野源」
https://utaten.com/lyric/sa18121206
自分のことを「ふざけた人間」や「偏る生活を歌舞いた」と自虐的に言っているが、元々の人間性と独自の感性、俳優と多方面で活躍する中でも、楽曲制作に活かせるようなインスピレーションを少なからず得ているはずだ。
「口から音が出る病気 心臓から花が咲くように」という印象的な表現の歌詞からは、根本的に歌うこが好きということと、歌詞を考える時、自分の過去の経験を思い出した際に、当時を懐かしむ感情が生まれてくることが伝わってくる。

R&B調のサウンドとPOPがうまく融合され、心地の良いテンポのメロディと、星野 源の音楽愛溢れる歌詞に、ファンや音楽好きだけではなく、多くの人が魅力を感じずにはいられないだろう。

TEXT 蓮実 あこ

アーティスト

UtaTen

歌詞検索・音楽情報メディアUtaTen

連載コラム

  • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
  • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
  • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
  • MUSIC SUPPORTERS
  • Key Person
  • Listener’s Voice 〜Power To The Music〜
  • Editor's Talk Session

ギャラリー

  • 〝美根〟 / 「映画の指輪のつくり方」
  • SUIREN / 『Sui彩の景色』
  • ももすももす / 『きゅうりか、猫か。』
  • Star T Rat RIKI / 「なんでもムキムキ化計画」
  • SUPER★DRAGON / 「Cooking★RAKU」
  • ゆいにしお / 「ゆいにしおのmid-20s的生活」

新着