「東京演歌ライブ」角川博、小金沢昇
司、北川裕二、西方裕之、藤原浩、岩
出和也のキング6人衆が競演

7月24日、東京・なかのZERO小ホールにて、角川博、小金沢昇司、北川裕二、西方裕之、藤原浩、岩出和也の男性演歌歌手6人が一堂に会し<東京演歌ライブなかの~キングオールスター夏祭り~>と題したライブが行われた。この<東京演歌ライブ>は、2004年2月からスタートし、毎月開催されている人気演歌ライブで、171回目となる今回は、それぞれダンディーな魅力を備えたキングレコードの男性演歌歌手6人が出演した。

「暑い中、お集まりいただきましてありがとうございます。歌謡界も少し元気がない感じになっているので、各々が頑張っていい歌をお届けして、お客様がホッとする時間にできればいいかなと思います。6人とも結構トシですが(笑)、力を合わせて若々しく歌っていきたいと思います」(角川)、「キングの男性歌手だけでこの人数集まってやるのは久しぶり。今日は頼もしい角川先輩がいるから心強いです。一生懸命歌いますので、男の力を皆さんに見ていただければありがたいですね」(小金沢)、「今日のライブをすごく楽しみにしてきました。キングレコードにはファミリー的な雰囲気があるので、今日も楽しく仲良く、ステージを務めさせていただきます。素晴らしいイケメンの皆さんとご一緒できるのが本当にうれしく思います」(北川)。

「今日は若くてピチピチとした男性歌手は一人もいませんが(笑)、和気あいあいとした、この雰囲気がいいんですよね。キングの看板である、角川さんの機嫌を最後まで損ねないように頑張ります。とばっちりを食らうのは僕なので(笑)」(西方)、「私もいじられ役なのですが、看板である角川さんを先頭に、先輩方に従って今日も頑張りたいと思います」(藤原)、「僕はデビュー22年ですけど、今日はいちばん若手。これも演歌ならではかと思います。先輩を見習って、最低でも30周年は迎えられるよう、今日は先輩方の胸をお借りして、しっかりと頑張ります」(岩出)。

500席の会場が満席となった中、6人がステージ上に揃うと、角川を中心に台本なしのアドリブ爆笑トークが展開し、会場を沸かせた。「キング6人衆による日本うた紀行」と題したコーナーでは、それぞれ自分の持ち歌から、日本各地のご当地ソングを歌唱。角川が「伊豆の雨」(静岡)、小金沢が「もう一度札幌」(北海道)、北川が「泣いて大阪」(大阪)、西方が「紀ノ川」(和歌山)、藤原が「越前つばき」(福井)、岩出が「東京陽炎」(東京)と、夏休みシーズンに合わせて、観客に旅行気分を味わってもらっていた。

最新曲コーナーで角川が「博多川ブルース」「許してください」、小金沢が「青春の忘れもの」、北川が「やめとくれ!!」、西方が「散らず花」、藤原が「北のさすらい」、岩出が「神戸の女」をそれぞれ熱唱。エンディングは6人全員で北島三郎の「まつり」を歌って盛り上げ、全20曲で楽しませた。

関連リンク

全日本歌謡情報センター

歌謡曲・演歌に特化したエンタメ情報サイト

連載コラム

  • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
  • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
  • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
  • MUSIC SUPPORTERS
  • Key Person
  • Listener’s Voice 〜Power To The Music〜
  • Editor's Talk Session

ギャラリー

  • 〝美根〟 / 「映画の指輪のつくり方」
  • SUIREN / 『Sui彩の景色』
  • ももすももす / 『きゅうりか、猫か。』
  • Star T Rat RIKI / 「なんでもムキムキ化計画」
  • SUPER★DRAGON / 「Cooking★RAKU」
  • ゆいにしお / 「ゆいにしおのmid-20s的生活」

新着