DOBERMAN INFINITY、主催フェス<D.
Island 2019>開催。過去最大の動員

DOBERMAN INFINITYの主催フェスティバル<D.Island 2019>が、7月14日に横浜・山下埠頭特設会場にて開催された。
<D.Island 2019>とは、DOBERMAN INFINITYが案内人となり、最高の“おもてなし”をすることをテーマに開催されるフェスティバルで、2017年は新木場スタジオコーストにて、2018年は山梨県国母公園特設ステージにて開催された。3年目となる今回は、過去最大の動員規模に。会場では例年通り、DOBERMAN INFINITYメンバー考案のオリジナルフードやドリンクも販売された。

トップを飾ったのは、菅野陽太と千田耀太によるボーカル・ユニットのD.Y.T。「wavy lover」や「FALLIN’」などの爽やかな楽曲で<D.Island>の開幕を告げた。続くBALLISTIK BOYZは、今年5月にデビューしたばかりのEXILE TRIBEの新鋭。メンバー7人全員がマイクを持ち、アクロバットを得意とするグローバル志向のグループだ。DOBERMAN INFINITYのP-CHOらが楽曲制作を手がけた「Make U a Believer」を、この日初披露しパフォーマンスのレベルの高さを示した。その後に登場したMABUは、EXILEのATSUSHIがフックアップしたR&Bシンガー。EXILE MAKIDAIがリミックスした「Summer Won’t Be Back」で、一足早い夏を届けた。

DOBERMAN INFINITYのラッパー・SWAYが登場すると、さらに会場はヒートアップ。「Perfect Love」などのメロウ・チューンを織り交ぜたセットで、しっかりとファンたちの心を掴んだ。LDH所属アーティストへの楽曲提供も行っているR&BシンガーのJAY’EDは、その美声でメロディアスな楽曲の数々を歌い上げ、会場をロマンチックなムードに。さらにDOBERMAN INFINITYのボーカリスト・KAZUKIは、「Honey」や「Baby」などのスウィートかつ官能的な楽曲で、観客たちを魅了した。

横浜を拠点として活躍する世界的レゲエサウンド・Mighty Crownが登場すると、会場の雰囲気は一転。ボブ・マーリーからサザンオールスターズまでセレクトする貫禄のパフォーマンスでレゲエの底力を示した。続くHAN-KUNも、レゲエアーティストならではのヴァイブス溢れる熱唱で観客を大いに盛り上げ、三代目J SOUL BROTHERSのパフォーマーでありラッパーとしても活躍するCrazyBoy(ELLY)は、新曲「PINK DIAMOND」など最新鋭のヒップホップをキレのあるダンスとともに披露して会場を揺らした。

夕暮れ時となり、いよいよDOBERMAN INFINITYが登場すると、山下埠頭の空に大歓声が響き渡る。パーティーチューン「SUPERBALL」でド派手な幕開けを飾り、「SAY YEAH!!」や「JUNP AROUND∞」で一気にテンションを上げていく。「D.I till Infinity」ではかつてのメンバーであるTOMOGENや後輩のBALLISTIK BOYZと共演し、「Heartbeat.」ではCrazyBoyもステージに。さらに、アンコールではフェスティバルの名前にもなった「D.Island」や活動してきた5年間への想いを込めた「5IVE」でメモリアルな雰囲気を感じさせ、ラストは今や代表曲のひとつとなった「いつか」を披露。ちょうど横浜市の花火大会のスタートとともに6時間以上に渡る<D.Island>は幕を閉じた。

LDH発のヒップホップグループとして、着実に人気と実力を蓄えてきたDOBERMAN INFINITY。後輩グループから横浜レゲエシーンの重鎮まで、多彩なゲスト陣が参加した今回の<D.Island>は、改めてその勢いを感じさせるフェスティバルとなった。なお、DOBERMAN INFINITYは念願の初アリーナツアー<DOBERMAN INFINITY LIVE TOUR 2019 5IVE 〜必ず会おうこの約束の場所で〜>を11月に開催する。

<DOBERMAN INFINITY LIVE TOUR 2019
5IVE 〜必ず会おうこの約束の場所で〜

2019年11月16日(土) 静岡エコパアリーナ
2019年11月19日(火)、20日(水) 横浜アリーナ
2019年11月26日(火)、27日(水) 大阪城ホール

BARKS

BARKSは2001年から15年以上にわたり旬の音楽情報を届けてきた日本最大級の音楽情報サイトです。

新着