宮田大(チェロ)が初のコンチェルト
レコーディングを海外にて実施決定 
『BBC Proms JAPAN 2019』共演の英国
オケと

国内外で活動するチェリスト・宮田大が、英国の作曲家エルガーの代表曲であるチェロ協奏曲を、本場英国のオーケストラとレコーディングすることが発表された。宮田がオーケストラとのコンチェルトでレコーディングを行うのは初。
宮田は、3歳よりチェロをはじめ、9歳から出場するコンクールのすべてに第1位入賞。当時より注目を集めていた。2009年には、チェロ部門の国際音楽コンクールの最高峰、第9回ロストロポーヴィチ国際チェロコンクールで日本人として初優勝。かつて、世界的指揮者・小澤征爾にその腕を絶賛された、日本を代表するチェリストだ。各国の交響楽団との共演や音楽祭への出演など国内外で活発に活動するほか、クラシック音楽界のみならず、多様な芸術活動も意欲的に行い、東京文化会館主催、人形劇『ハムレット』『サロメ』での音楽監修、演奏は高い評価を受けた。また、テレビ・ラジオなどへの出演も多く、チェロでは異例のサントリーホール、ミューザ川崎など2000席以上のホールを満席にしたことで、その人気が話題になった。
今回のレコーディングは、今年秋に東京・大阪で開催される『大和証券グループpresents BBC Proms JAPAN 2019』内のコンサートで共演する、指揮者トーマス・ダウスゴーとBBCスコティッシュ交響楽団と共演。稀少なストラディヴァリウスのチェロを携えて、彼らの本拠地であるグラスゴーにてレコーディングを行う。

リリースは『BBC Proms JAPAN 2019』直前の10月末を予定。今後、このエルガーの協奏曲を皮切りに、継続的にレコーディングを行っていくという。

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