浦沢直樹（『20世紀少年』）も大ファ
ン！いましろたかし『デメキング』映
画版主題歌はpe'zmoku

昨年は各地のロック・フェスに次々と出演、ミニ・アルバムの収録曲「ギャロップ」が、全国ラジオ局20箇所以上でヘビーローテーション（北海道・FMラジオ局NORTH WAVEのチャートでは1位）、さらにアニメ『BLEACH』のテーマ曲に使用されるなど「とがっていこうぜ！」のメッセージを体現しながら、ひたすら走り続けてきたpe'zmoku。
そんな彼らの初となるシングル「ハルカゼ」が、09年２月４日（水）にリリースされ、カップリング曲の「ペズモク大作戦」が、映画『デメキング』の主題歌に起用された。

「デメキング」とは、漫画家いましろたかしの初期の代表作で初の長編作品としても知られる作品で、1991年『ビジネスジャンプ』で連載され14話で打ち切りとなった幻の作品。不条理で衝撃的なラスト・シーンが読む人のど肝を抜き、いましろたかしが“鬼才”と呼ばれ、その感性が世に高く評価される所以となっている。

映画化は困難と言われてきた『デメキング』だが、原作者いましろたかし本人自ら脚本・絵コンテで参加し、原作をベースに映画用のオリジナル・ストーリーを再構築し、原作ファンも驚く、全く新しい『デメキング』が誕生した。
主演は07年、08年のR-１ぐらんぷりで史上初の２連覇を成し遂げた実力派お笑い芸人・なだぎ武。その他出演陣も、喜安浩平、本上まなみ、ガッツ石松、パンチ佐藤、ぜんじろう、山本浩司、松尾貴史、浅見千代子らと、個性的な面々が揃い、謎めいた世界観を彩っている。

初の映画主題歌起用となったpe'zmokuだが、この「ペズモク大作戦」も収録したニューシングルを引っ提げ、２ndツアー『pe'zmoku ツアー大作戦！〜とがっていーこーおぉー♪ハルカゼィェーにのーおってぇー♪〜』を３月５日（木）よりスタートさせる。
09年は、映画界／音楽界ともにpe'zmokuに注目が集まることになるだろう。今後の彼らの動向をお楽しみに。