映画『明治東京恋伽』舞台挨拶で髙橋
真佳把が母親を伊原六花に見立てて練
習したことを振り返り「天と地の差」
と苦笑い

「めいこい」の愛称で人気の恋愛ファンタジーゲームの映画化『明治東京恋伽』。本作の舞台挨拶がシネマート心斎橋(大阪)でおこなわれ、出演者の伊原六花、髙橋真佳把(BOYS AND MENエリア研究生)が登壇した。
映画『明治東亰恋伽』 (c)MAGES./LOVE&ART(c)ドラマ/映画「明治東亰恋伽」製作委員会
「めいこい」の原作は、2011年に配信版がスタートした携帯アプリ。PlayStation Portabe版や続編など含めて累計プレイヤーは40万人以上を記録。さらにテレビドラマにもなった人気シリーズだ。
主演を務めた伊原は、「バブリーダンス」で話題を集めた大阪府立登美ヶ丘高校ダンス部の元キャプテン。今作では、明治時代にタイムスリップし、歴史上の偉人たちと恋におちていく綾月芽衣役で、映画初主演をつとめている。その感想について「ずっと愛されてきた作品に関わることができて幸せでした。1か月間、集中して役を演じられる環境をキャストのみなさんが作ってくださいました」と共演者に感謝。
映画「明治東亰恋伽」
映像作品への出演自体が初めてだという髙橋が演じたのは、日本画家・菱田春草。伊原とやりとりする場面について、「台本をもらったとき、家でお母さんと読み合わせをしました。(伊原とは)天と地の差があって全然違うんですけど」と母親を伊原に見立てて猛練習したという。
映画「明治東亰恋伽」
綾月芽衣は、物の怪(もののけ)が見えるという特殊能力の持ち主。その内容にちなんで、司会者から「特別な能力は持っているか」と尋ねられた二人。伊原は「人と仲良くする能力があります。もともと人見知りだと思っていたけど、現場の関係者さんにそのことを話すと「それは人見知りじゃない」と言われて。確かに話を聞くのも好きだし、人を好きになる能力があるかもしれない。この作品でそれに気づきました」と語り、髙橋は「僕が(お客が)空いているお店に入ったら、その後、必ず満席になるんです。きっと自分に(人を)引き寄せる力があるんだと思う」と自信満々に“能力”を披露。

映画『明治東亰恋伽』 (c)MAGES./LOVE&ART(c)ドラマ/映画「明治東亰恋伽」製作委員会

ただ、髙橋は続けて「でも撮影中、(ロケ場所の)明治村に着いてバスから降りた途端、遠足中の子どもたちが伊原さんの方には集まるのに、僕のところには一人も来なかったんです」と苦笑いした。
映画「明治東亰恋伽」
ファンが多い作品とあって、伊原は最後に「素敵な原作で、キャラクターの良い特徴が映画に出ています。推せるキャラクターがいるはず」とアピールした。
取材・文・撮影=田辺ユウキ

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