【速レポ】
『ランティス祭り』DAY1(6):
ChouCho×佐咲紗花×渕上 舞、
3人の歌姫がオーディエンスを魅了
■ ラックライフ ■
熱い歓声を浴びながらPON(Vo&Gu)、ikoma(Gu&Cho)、たく(Ba)、LOVE大石(Dr)が登場。見るからにやる気満々のメンバーたちは手早く準備を完了。そして、“調子はどうだー! 楽しいことしようぜ!”というPONの元気いっぱいの声とともに「初めの一歩」(TVアニメ『チア男子!!』OP主題歌)の演奏がスタートした。ロックバンドならではの生々しいサウンドが心地良くて堪らない。観客が掲げた腕を一斉に激しく揺らすさまが壮観であった。そして、“俺らはライヴハウスで生きる小さな小さなバンドです。でも、これだけ会場が広くなっても変わらない。俺らは、あなたに歌うから。ちゃんとひとりひとりの心に刺さって抜けない歌をお届けしようと思います”というPONのMCを経て、2曲目に届けられたのは「名前を呼ぶよ」(TVアニメ『文豪ストレイドッグス』ED主題歌)。とても穏やかな一体感が生まれたひと時であった。
■ 佐咲紗花 ■
バックバンドの演奏がスタートして、あっと言う間に会場全体を力強い歌声で満たした佐咲紗花。彼女が歌ってくれたのは「Grand symphony」(アニメ『ガールズ&パンツァー 最終章』第1話~第3話OP主題歌)。起伏に富んだドラマチックな展開がスリリング! 客席の全面で揺れる色とりどりのペンライトの光に彩られながら響き渡った歌声が、観客を猛烈に魅了しているのをまざまざと感じた。
■ ChouCho ■
続いてステージに現れたChouCho。「piece of youth」(『ガールズ&パンツァー 劇場版』主題歌)のイントロが鳴り響くや否や、大きな歓声を上げた観客。そして、届けられた彼女の歌声はとても美しい詩情に満ちていた。潤いに満ちたメロディーに耳を傾けていると、夕暮れ時の風を屋外で感じているような気がしてくる…。マイクを片手に身体を揺らしながら歌った彼女自身が浮かべていた、とても幸せそうな表情が印象的だった。