LINE MUSIC プレイリスト『今熱い!
ロンドンの若手ジャズアーティスト』

ミーティア×LINE MUSICプレイリストが
スタート!

6月からスタートしたミーティアとLINE MUSICのコラボ企画。毎週いろんなテーマでプレイリストを作ってお届けします!
本記事は、LINE MUSICにて展開中のプレイリストと連動。プレイリスト作成者が選曲した理由やお気に入りのポイントについてご紹介していきます。

今週のテーマは『今熱い! ロンドンの若手ジャズアーティスト』。ここ数年、ロンドンの若手ジャズ勢が本当に素晴らしくて、去年あたりから個人的にどハマりしています。複数のバンドに所属するアーティストや、バンドに所属しつつ個人でも活動するアーティストなど、どのアーティストもフレキシブルに動いていて、それぞれの動向を追うのもすごく面白いんです。そこで今回は、今聴いてほしいロンドンの若手ジャズアーティストをピックアップ。ぜひ彼らの熱い演奏に酔いしれてください。

Reason in Disguide / Ezra Collecti
ve

UK若手ジャズの中でも、最重要バンドと言われているEzra Collectiveが同じくロンドン出身のJorja Smithとフィーチャリングした作品。彼らの演奏に彼女のスモーキーな歌声が本当にぴったり。

Errors / Alfa Mist

このErrorsは2017年に自主配信のみで発表された名作、「Antiphon」に収録。Alfa本人がキーボードを弾きながら語りかける最初の歌い出しがとにかくかっこいい! 印象的なこのジャケットのアートワークは、歌でもこのアルバムに参加しているKaya Thomas-Dykeが手がけたもの。今年の3月に発売された新アルバム「Structuralism」も必聴&必見です。 「Antiphon」収録。

Lost Kingdoms / Nubya Garcia

「女性版カマシ・ワシントン」との呼び声も高いサックス奏者のNubya Garcia。個人での活動はもちろん、このプレイリストの中にもピックアップしたバンド、「Maisha」や「Nerija」のメンバーの中のひとりでもあります。このLost Kingdomsはソウルフルな彼女の演奏が本当にかっこよくて、目をつぶって聴くと目の前で演奏されているかのような感覚に。彼女の音楽に対する真面目で熱い姿勢が感じられる一曲。「Nubya’s 5ive」収録。

Something Heart Trusts / Yazmin Lac
ey

イギリスはノッティンガム在住のYazmin Laceyは、あのGilles Petersonが新たに設立した次世代発掘プログラム『Future Bubblers』よりデビュー。ジャズ、ヒップホップ、ロック、モータウンを融合したようなサウンドと彼女のゆったりとした歌声が本当に素晴らしい。このアルバムはすごくバランスがよくて、一曲目から最後まで順番に聴いていってほしい一枚です。また、このプレイリストの中でも紹介しているThe Comet is Comingなどのジャケットも手がけるTilly Mintのジャケットのアートワークが本当に最高! 「When The Sun Dips 90 Degrees」収録。

タイムウェーヴ・ゼロ / The Comet i
s coming 

とりあえず、UK若手ジャズって誰からチェックすべき? と聴かれたら、このThe Comet Is Comingのメンバーのひとり、Shabaka Hutchingsはおさえておきたいアーティストのひとり。そんな彼が率いるこのバンドは、エレクトロやパンクに影響を受けているようなかなりかっこいいサウンドで、音として新しい感覚が味わえます。今年のフジロックにでついに初来日! これは観ておかなきゃ本当に損です! 私は観に行きます!「Trust In The Lifeforce Of The Deep Mystery」収録。

How Can I Love? / Yellow Days 

はい、みんな大好きYellow Days! ついこの間来日講演をしたのが記憶に新しいですよね。彼はジャズミュージシャンという括りではないですが、今のロンドンの若手シーンに外せないひとりなのでピックアップ! 彼の独特な歌声とサウンドは、一度聴いたら頭から離れず、やみつきになります。

Bamako Love Song / MABUTA 

このMABUTAは南アフリカのアーティスト。イギリスの次は南アフリカの若手ジャズシーンが熱い! と個人的に踏んでいますので、こちらのアーティストを紹介して締めさせていただきます。先ほど紹介したShabaka Hutchingも参加しているこのアルバムは、ジャケットのアートワークのように、ちょっと宇宙を想像させるようなサウンド。Bamako Love Songはウッドベースの音が本当に美しい一曲で、ベーシストのShane Cooperの演奏が一音、一音ズシンと響きます。ロンドンを掘り下げたら次は南アフリカを掘るのがおすすめです!「Welcome to This World」収録。

『今熱い! ロンドンの若手ジャズアーティスト』。続きはLINE MUSICで!
今週のLINE MUSICプレイリスト、いかがでしたか? 今後も編集部メンバーがさまざまなテーマでプレイリストをお送りして行きます。記事内でご紹介した7曲以外にもおすすめの楽曲を全15曲選んでいますので、ぜひ最後までプレイしてみてくださいね!

LINE MUSIC プレイリスト『今熱い!ロンドンの若手ジャズアーティスト』はミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。

ミーティア

「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。

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