AK-69、日本人初のボクシング4階級王
者・井岡一翔に歌でエール

昨夜6月19日に幕張メッセで開催されたボクシングWBO世界スーパーフライ級王座決定戦にて、HIP HOPアーティストのAK-69が井岡一翔選手の入場時にライブを披露した。
米国では50戦無敗5階級王者のフロイド・メイウェザーの入場時にジャスティン・ビーバーやリル・ウェインが生歌を披露するなど見慣れた光景ではあるが、国内では珍しく、SNS上でも「いきなりAK出てきてビビった」「井岡の試合見ようとしたらライブ始まったw」「ライブで入場は熱い!」などの声も。
AK-69が歌う「ロッカールーム -Go Hard or Go Home-」で入場した井岡選手は、過去に「"勝ちは勝ちでもこだわる勝ち方"という歌詞が凄く好き。ボクシングでも、ただ試合に勝利するだけでは無くて、流れを作って魅せて勝つことだったり、もちろん勝ち方にこだわりたいので、凄く共感するし奮い立たされます」と話している。
その言葉の通り、体格差のある長身のパリクテ選手相手に、序盤から左ジャブで組み立てる。7R目には両者足を止めての打ち合いにも引かず、8、9R目は動きの鈍くなった相手を足と左の上下を使い分けて翻弄。そして運命の10R目、カウンターで右ストレート合わせて、そこから一気にラッシュでTKO勝利となった。
日本人初の4階級王者となった井岡選手と試合後リング下で抱き合って勝利を讃えるAK-69。
井岡選手は今後世界でのビッグマッチを熱望しており、次は海外で再び入場シーンが観れる機会が来るかもしれない。

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