【速レポ】<SATANIC CARNIVAL>MON
GOL800「今日はめっちゃ晴れてる。沖
縄の風を吹かせます」

<SATANIC CARNIVAL'19>2日目を迎え、SATAN STEGEのトップバッターを務めたのはMONGOL800だ。SE「Enjoy Yourself」が流れるや、上江洌清作(Vo、B)と高里悟(Dr、Vo)、そして体調不良による義間崇(G、Vo)のライヴ活動休養を受け、サポート・ギタリスト擁する3人で登場。
「PARTY」で華々しくスタートを切ると、もはやモンパチのライヴには欠かせないSeasir(Tp)、NARI(Sax/SCAFULL KING)の強力ホーン隊「THE BRASS BROTHERS」と粒マスタード安次嶺(パーティーダンサー)を迎え、賑々しいムードでフロアを活気付けていく。それから「あなたに」が放たれると、観客のボルテージも急上昇。悟とサポート・ギタリストも積極的にコーラス・ワークを担当し、巨大なシンガロングの輪が広がっていた。
「今日はめっちゃ晴れてる。沖縄の風を吹かせます」と清作はMCを挟むと、次は「OKINAWA CALLING」へ。こちらもライヴ鉄板曲ということもあり、開放的なホーンの音色に観客もお祭り騒ぎ状態であった。その祝祭感を「honeymoon」が増幅させ、明るく、楽しく、幸せなオーラを振り撒くモンパチ・サウンドに多くの人たちが吸い寄せられていく。
そして、「今日はサポート・メンバーの方が多い(笑)。もう1曲トライしてもいいですか?」と清作が次の曲の前フリのようなMCを入れて始まったのは「TRY ME~私を信じて~」。説明するまでもないが、地元沖縄の歌姫・安室奈美恵のヒット曲をモンパチが大胆にカヴァー。ライヴでは何度かやっているけれど、まさか「SATANIC CARNICAL」で聴けるとは。イントロからデジタル音が鳴り響き、従来のモンパチの曲では絶対あり得ないアレンジも新鮮。しかもホーンやギター・ソロを入れ、粒マスタード安次嶺に関してはレゲエ・ダンサーのごとく腰を動かた後、フロアにもガンガン分け入って会場を内側から焚き付ける特攻ぶり。そんな切り込み隊長っぷりを見て、「気持ち良さそうやのう」と清作がツッコみを入れ、会場は爆笑に包まれた。
後半は「残り2曲ぶっ放していく」と告げると、ラストは「小さな恋の歌」、「DON'T WORRY BE HAPPY」と立て続けに演奏。終始観る者をハッピーにし続けるモンパチ節を高らかに響かせ、一番手の重役をしっかり果たしてくれた。
取材・文◎荒金良介
撮影◎瀧本 JON…行秀

【MONGOL800セットリスト】

1.PARTY
2.あなたに
3.OKINAWA CALLING
4.honeymoon
5.TRY ME ~私を信じて~
6.小さな恋のうた
7.DON’T WORRY BE HAPPY


■<SATANIC CARNIVAL'19>

6月15日(土) 幕張メッセ国際展示場9-11ホール
6月16日(日) 幕張メッセ国際展示場9-11ホール
・物販開始 BOOTH AREA 開場 9:00
・LIVE AREA 開場 10:30 / 開演 12:00

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