松下優也、青野紗穂出演で音楽劇『ロ
ード・エルメロイII世の事件簿 –ca
se.剥離城アドラ-』が上演 イメージ
イラストが公開

2019年12月より、音楽劇『ロード・エルメロイII世の事件簿 –case.剥離城アドラ-』が上演されることが発表された。
本公演の原作は、三田誠著書、坂本みねぢイラストによるライトノベルで、TYPE-MOON作のビジュアルノベルゲーム『Fate/stay night』シリーズのスピンアウト小説。正統かつ至高の魔術ミステリーで、TVアニメの放送を控える人気作品だ。4月末に舞台化が発表されていたが、その続報として、スタッフ、キャスト、公演日程、会場、TVアニメを制作しているTROYCAによって描き下ろされたイメージイラストが公開となった。
本公演の総合演出を務めるのは、ミュージカル『リューン〜風の魔法と滅びの剣〜』、演劇『ハイキュー!!』、『スケリグ』などを手掛けたウォーリー木下。脚本は本格時代劇からミュージカル、アニメやゲーム原作といった2.5次元舞台、そしてNHK語学番組「リトル・チャロ4」や、NHKラジオ「エンジョイ・シンプル・イングリッシュ」の原作脚本も務める斎藤栄作。演出は劇団エムキチビート主宰、ブロードウェイミュージカル『ソーホー・シンダーズ』、『僕のヒーローアカデミア The Ultra Stage』、 『錆色のアーマ-繋ぐ-』などの演出を行った元吉庸泰が決定した。
【STORY】
『時計塔』。
それは魔術世界の中心。貴い神秘を蔵する魔術協会の総本山。
この『時計塔』において現代魔術科の君主(ロード)であるエルメロイII世は、
とある事情から剥離城アドラでの遺産相続に巻き込まれる。
城中に鏤められた数多の天使、そして招待者たちそれぞれに与えられた〈天使名〉の謎を解いた者だけが、剥離城アドラの『遺産』を引き継げるというのだ。
だが、それはけして単なる謎解きではなく、『時計塔』に所属する高位の魔術師たちにとってすら、あまりにも幻想的で悲愴な事件のはじまりであった──。

また、主人公であり探偵のロード・エルメロイII世役を松下優也、グレイ役を青野紗穂が演じることも発表された。
ロード・エルメロイII世:松下優也
グレイ:青野紗穂
ロード・エルメロイII世は、第四次聖杯戦争から生還した魔術師の一人。魔術に頼らず本質を見抜き、数々の神秘を解体してきた「魔術の破壊者」で、時計塔においては現代魔術科の学部長として優秀な生徒を次々と輩出するも、その評価とは裏腹に自身の凡庸さに苦悩するキャラクターだ。
一方、グレイは過去に起きた事件をきっかけとして、ロード・エルメロイII世の内弟子となった少女。自己を低く評価するきらいがあり、常に内に溜め込みがち。そんな自分に手を差し伸べてくれたエルメロイII世に全幅の信頼を寄せている。
ファンタジー作品を多く手掛けているウォーリー木下がどんな音楽劇にするのか、そして松下、青野が演じるロード・エルメロイIIとグレイはどんな風になるのか。2019年7月6日より放映されるアニメとともに本音楽劇にも期待が高まることは間違いなしだ。
現代の常識でははかり知れない、魔術の世界で引き起こされる出来事に二人はどう立ち向かっていくのか?神秘と幻想、魔術と謎の交錯する音楽劇『ロード・エルメロイII世の事件簿』の開幕を期待して待ちたい。
総合演出:ウォーリー木下 
総合演出:ウォーリー木下
<プロフィール>
1971年12月20日生まれ 東京都出身
劇作家・演出家。神戸大学在学中に演劇活動を始め、劇団☆世界一団を結成し、現在は「sunday(劇団☆世界一団を改称)」の代表として全ての作品の作・演出を担当。外部公演も数多く手がけ、役者の身体性に音楽と映像とを融合させた演出を特徴としている。また、ノンバーバルパフォーマンス集団「THE ORIGINAL TEMPO」のプロデュースにおいてはエジンバラ演劇祭にて五つ星を獲得するなど、海外で高い評価を得る。10ヶ国以上の国際フェスティバルに招聘され、演出家として韓国およびスロヴェニアでの国際共同製作も行う。2018年3月より「神戸アートビレッジセンター(KAVC)」舞台芸術プログラム・ディレクターに就任。最近の作品に、ミュージカル『リューン〜風の魔法と滅びの剣〜』、演劇「ハイキュー!!」、『スケリグ』、乃木坂46版 ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』、『年中無休!』、『MANGA Performance W3(ワンダースリー)』、『麦ふみクーツェ〜everything is symphony!!〜』などがある。また、「静岡ストリートシアターフェス ストレンジシード」他、様々な演劇祭のフェスティバルディレクターや「東京ワンピースタワー ONE PIECE LIVE ATTRACTION」の演出を手がけている。2019年7月には『SHOW BOY』が開幕予定。
脚本:斎藤栄作
脚本:斎藤栄作
<プロフィール>
1973年6月25日生まれ。
1996年日本大学芸術学部演劇学科を卒業後、劇団POOL-5を旗揚げ、 2006年に活動を休止。それに伴い個人プロデュースLEMON LIVEを立ち上げ、全作品の脚本・演出を手がける。近年では外部にも精力的に作品を提供。本格時代劇からミュージカル、アニメやゲーム原作といった2.5次元舞台まで、あらゆるジャンルを網羅する一方、NHK語学番組「リトル・チャロ4」や、NHKラジオ「エンジョイ・シンプル・イングリッシュ」の原作脚本など、多方面で活動の幅を広げている。

演出:元吉庸泰
演出:元吉庸泰
<プロフィール>
1982年5月16日生まれ 千葉県出身
舞台演出家。脚本家。劇団エムキチビートを主宰し、劇団の全公演の脚本演出。ブロードウェイ作品から話題の2.5次元作品など、多種多様な作品の演出を手掛ける。その場に立つ生の俳優の実感を尊重しつつ、緻密な戯曲の読解と空間の演出により、舞台の効果を最大限に引き出す手法に定評がある。学生時代より舞台照明、演出部、演出助手などあらゆる舞台セクションを数多く経験してきたその経験則は、現場に自信と安心感を与えている。近年の主な演出作品は、『ぼくの友達』、『マリアビートル』、ブロードウェイミュージカル『ソーホー・シンダーズ』、『僕のヒーローアカデミア The Ultra Stage』、 『錆色のアーマ-繋ぐ-』など。

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