BANZAI JAPAN「十人十色の花咲かせる」新曲でプロ始動

BANZAI JAPAN「十人十色の花咲かせる」新曲でプロ始動

BANZAI JAPAN「十人十色の花咲かせる
」新曲でプロ始動

「十人十色」でついにメジャーデビュー!?
――メジャーデビューおめでとうございます。和テイストのメロディーに乗せて、流れるように展開する『十人十色』は耳なじみが良い素敵な曲ですね。
安原めい:ありがとうございます。「デビューが決まったよ」と聞いたときは、泣きそうになりました。しかも新曲と聞いて、また驚いたよね。
藤崎しおり:うん。びっくりしました。ことしの3月くらいに教えてもらったんですよね。
皆戸理芳: そうそう。これまでインディーズで歌ってきた曲でデビューするのかな?と思っていたら、「新曲でデビューするんだよ」と聞いて、最初は「どんな曲かな」って不安もありました。

――曲を聴いたときはどんな印象でしたか。
笹川ささ:最初にメロディーを聴いたとき、美しい曲だなと思いました。歌詞も『十人十色』のタイトル通り、一人一人個性が違う私たちの気持ちも重ねることができたので、いまの私たちにぴったりだと感じました。
安原:今回は17人全員で歌う場面はもちろんですが、ソロや、私はハモる部分もあって、みんなそれぞれスポットが当たるのがうれしいなと思いました。朝日樹莉愛ちゃんと、島田玲奈ちゃんが歌う【「私らしさ」の意味】という部分では、ハモりに挑戦したのですが、ライブでちゃんと歌うことができるか心配で、樹莉愛ちゃんと猛特訓しています。

――それぞれ気に入っている歌詞はありますか?
皆戸:私はソロで歌った【色とりどり生きている】という部分です。さっきお話しした通り、どんな曲か不安があったのですが、真っさらな曲を聴いたとき、「この曲をどうカラフルにしていくかは、私たち次第だ」と思う事が出来たので、私が歌っている歌詞の通り、(色とりどり)に染め上げたいです。
笹川:私は【あれがダメならば これが出来ると 自分の道を行くだけ】という所です。自分は個性がないと悩む時期って誰でもあると思うのですが、みんなそれぞれ得意なことは違うから、それぞれが1番好きって思えることを頑張れば良いって思うんです。
安原:私は【十人十色の時代】です。グループが生まれたのは、約5年ぐらい前なのですが、その時のメンバーで残っているのは私だけなんです。その一番古い私と、2018年に加わった新しいメンバーと一緒に、この歌詞を歌うことが出来たことが良かったなって。
全員で歌う【ひとつひとつ違う思い出】っていう部分も、言葉の通りBANZAI JAPANに対する気持ちはメンバーも、今いないメンバーも、ファンの人もあって。笑って話せることばかりじゃないけれど、うれしいだけじゃなくて、そういう苦い気持ちも全部胸に刻んで進もうと感じて、心がキュンとなりました。
藤崎:私は【ニッポンの「ありがとう」とか「いただきます」】っていうところが、好きです。海外に行かせていただいたとき、あいさつは大事って思いました。「ありがとう」は、昨年の「Japan Expo」でも1番言った言葉でした。
14人全員で、公園で話し合い?
――「Japan Expo」はみなさんにとって、大きな転機になったステージだったと思うのですが、その出場権をかけて3月から5月までの期間、日本で行われた「Tokyo Candoll」についても、お話しを聞かせてほしいです。250組のアイドルが対決したのですよね。
安原:そうです。BANZAI JAPANは3度目の出場でした。当時のメンバー14人の中には、しおんちゃんのように初めて出場する子もいたので、一丸となって戦うためにどうしたら良いのかを考えました。
藤崎:不安を感じないようにって、たくさん相談にのってもらいました。一番言われたのは「出場するどのグループよりも、私たちのコンセプトはしっかりしている」ということでした。
安原:うん。ライブのほかに、アピールタイムがあって、そこで「私たちは、こういうグループです」と伝えるのですが、私たちは「それぞれの出身地である47都道府県のことや、日本の魅力を世界に発信したい」という使命を持っているので、そこをファンの人にしっかり伝えようと確認しました。大きなござを借りて近くの公園に行ってね。14人で円になって話したよね。
皆戸:うん。グループの人数が増えることは、ライバルが増えるということでもあるけど、扇子を使って踊る、私たちのパフォーマンスにとっては、確実にプラスになるって。自分たちの強みをどういかしていくかも考えたよね。
安原:うん。あと応援してくれるファンの人もすごくて。一緒に戦ってくれているんだって、強い思いを感じました。SNSで拡散をしてもらうときも「#BANZAI JAPAN」ってハッシュタグを付けてとお願いをして。
笹川:うん。ファンの人の来場数や、声援も加算ポイントになったので、私たちと一緒に、ファンの人も頑張ってくれてるんだって感じました。上にぐんと押し上げてもらっているような気持ちがして。
安原:そう。だから、その気持ちに応えたい!!って気持ちもわいてきて。パワーももらえたし、みんなの期待に応えることが出来る自分でいたいと思えたことも大きかった。

――アピールタイムでは、「#BANZAI JAPAN」の文字や、日仏の国旗を(当時メンバーの)12人が持っている姿が印象的でした。「フランスに行くんだ!」という強い思いが伝わってきました。
安原:文字は、ささちゃんが書いたんだよね。
笹川:はい。ずっと書道を習っていたので、自分の特技でみんなの役に立てたらと思って、書かせてもらいました。

――優勝したグループの曲を流して発表するんですよね。「バンザイじゃぱん!」が流れた瞬間はどんな気持ちでした?
藤崎:鳥肌が立ちました。
笹川:私は確信していました。フロアの一体感もすごかったですし。絶対に来る!!!って思っていました。
皆戸:うん。予感があったよね。負けの時もそうだけど。戦いに行って、もうこれ以上できることないっていう位、やり尽くしたから、これでダメだったら何してもダメだって、覚悟を決められるくらい出し切ったもんね。
安原:うん。私も、これでダメだったら、もうダメだって思っていたよ。だから震えるぐらいうれしかった。でもうれしい反面、気になったこともあって…。

――どんなことですか?
安原:14人で勝ち取った優勝だけど、それまで地方でライブをするときは、選抜メンバーで行っていたから、この中の誰が選ばれるんだろうって。複雑でした。
皆戸:どこまでも冷静だなぁ…。
安原:だって、優勝したらコメントも求められるし、しっかりしていないといけないじゃない。だから、決勝戦が終わった後にマネジャーに呼ばれて、「フランスは全員で行くよ」って言われたとき、崩れ落ちました。良かったって。そこで泣いちゃいました。
3人:笑。
藤崎:私は海外に行くのも初めてだったので、パスポートを取りに行ったり、ばたばたしました。

――フランスは初めてでしたか?楽しめました??
安原:みんなパリは初めてでした。
皆戸:街並みがゲームの空間みたいで、やっぱり花の都はすごいなぁって感激しました。
藤崎:うん。街並みが絵のようで、すごいなぁって。朝ご飯はパンだし、日本とは全部違うなぁって感じました。
「私たちライブするんです。来てください!!」
――日本代表として出場した「Japan Expo」はいかがでしたか?
安原:BANZAI JAPANとして海外遠征するのが初めてだったので、受け入れてもらえるのかな?と緊張しました。
笹川:7泊8日の弾丸ツアーだったのですが、到着してすぐ、ホテルの外で動きの練習をしたよね。ライブをする会場も、ゲームやアニメのブースがある場所から離れていて、ちょっと奥まったところにあったので、「私たちライブするんです。来てください!!」って、フランス語で書かれたちらしや、トリコロールカラーのうちわを配って回りました。
安原:とにかくアピールしなくちゃって、スピーカーも持ち込んで中庭でゲリラ的に歌ったりもしたよね。

――公園で円になって話し合いをしたり、ゲリラライブをなさるとか…。みなさん見た目の愛らしさと違って、中身は男らしいんですね。
皆戸:体育会系だと、よく言われます。笑。渡したうちわを見て、喜んでくれたりストレートに反応を戻してくれたのがうれしかったです。「Japan Expo」は日本を好きな人が集まっているイベントですが、自分たちの国や文化に誇りを持っているフランス人が、日本を愛してくれていることが、本当にうれしかったです。

――ライブは楽しめましたか。
笹川:はい。ライブの前に、長蛇の列が出来ていて、何の列かな?と思っていたら、みんな私たちを待っていてくれて。
皆戸:フランスの人は行列に並ぶのが苦手。待つことが出来ないと聞いていたので、驚いたよね。
安原:2千人くらい入る会場だったので、リハーサルをしたときは、このフロアが埋まるのかなと頭を抱えましたが、ステージに出てみたら、見渡す限り人、人、人で。本当にうれしかった。

――7月にはマレーシアでもライブが決まりましたね。
安原:そうなんです!SNSでお知らせしたら、「僕の国に来てくれるんですか!」ってコメントをいただいて。私たちがまだ行ったことがない国でも、知っていてくれる人がいるんだって驚きました。「Japan Expo」への出演後は、私たちの曲を「踊ってみました!」と動画サイトで配信してくれたり。届いているんだと感じてうれしかったよね。
藤崎:うん。

――10月12日にはワンマンライブ『十人十色』を新宿BLAZEで開くことも決まっています。
笹川:4カ月連続で続けているミニライブの集大成なので、一番感動できて、一番盛り上がるライブにしたいです。
藤崎: 新宿BLAZEは「Tokyo Candoll」でも立った思い入れが強い会場なので、普段出来ない構成でライブをしたいなと思っています。
皆戸:私たちはいつも、新しいことにチャレンジしているので、もしかしたらまた人数が増えているかもしれないし、そのとき一番のパフォーマンスで楽しませたいです。『十人十色』も全員で歌ってこそのデビュー曲なので、メンバー全員でパフォーマンスしたいですね。
安原:昨年は「唯一無二」。ことしは「十人十色』が活動テーマなので、各自の色を強めて、一人一人が輝けるステージを見せたいです。来年は東京五輪、2021年は大阪万博と、今よりもっと海外からの目が日本に向けられると思うので、「日本って素敵な国なんだよ」っていうことを、もっと広めたいです。
私たちの活動を見て、日本を知ってくれたり、日本に来たいと思ってくれたらうれしいです。5月に幕を変えた「令和」の時代。令和は手話では、「花のつぼみが未来に向かって咲く様子」で表現するので、私たちも「十人十色」。大輪の花を令和の時代に咲かせたいです。

――みなさんは47都道府県それぞれの伝道師でもあります。最後に、地元の見所を教えていただけますか。
皆戸: 私は神奈川県です。特に育った横浜が好きですね。魅力は広い空と海。地元に戻ると、やっぱり癒やされます。
神奈川の人は出身地を聞かれたとき、県で答えずに、横浜、藤沢、小田原など地名で言うことが多いのですが、そのぐらい同じ県内でも自分たちの街に思い入れが深い人が多いんです。鎌倉だったら仏閣、箱根なら温泉など、それぞれ土地によって魅力も異なるので、ぜひ何度も足を運んでもらいたいです。
藤崎:私は本州のはじっこ、山口県です。みなさん山口って言うと、どこ?って場所が分からない人が多いのですが、オススメしたい場所はたくさんあります。ぜひ訪れてほしいのは、下関市豊北町の沖にある「角島(つのしま)」です。
島に行くためには本州から「角島大橋」を渡るのですが、この全長1780メートルの橋から見える景色が絶景です。海はエメラルドグリーンに輝いていて、すごいきれいなんです。昨年、メンバーで山口に遠征したのですが、「きれい」と言ってくれてとてもうれしかったです。
皆戸:うん。台風が迫っていて天気が心配だったけど、なんとかもってくれて。本当にきれいだったよね。
笹川:私は上杉謙信公のお膝元、新潟県です。新潟は「冬はスキーで行くよ」と言われることが多いのですが、春は高田公園の桜、夏は日本三大花火大会のひとつ、長岡の花火大会があったり、一年中楽しめるんです。山も海もあって、冬以外も楽しめるので、一年中遊びに来てほしいです。
安原:私は雷の発生率一位の石川県です。雨も二日に一度は降るので、関東に来たとき「こんなに雨が降らなくて、天気がおかしいんじゃないか??」と心配になりました。
「弁当忘れても、傘忘れるな」って言葉もあるくらいですから。見所はたくさんありますが、まずは北陸新幹線の玄関口の金沢駅にある鼓門です。パリの北駅などと並んで、「世界で最も美しい駅14選」に国内で唯一選ばれている、世界のお墨付きです。
観光地の近江町市場、兼六園、ひがし茶屋街などの主要スポットには、金沢駅から出ているバスの一日フリー切符を買えば、500円で回り放題なので、ぜひ活用してほしいです。
そして忘れてはいけないのが、石川県のゆるキャラ・ひゃくまんさんです。北陸新幹線の金沢駅開業をPRするために生まれたのですが、ちょびヒゲを生やしたダルマ人形のデザインを見たときは、「全然ゆるくないじゃん。これでいいのか????」とざわつきました。
でもいまでは親しまれていて、ひゃくまんさんに会うために石川に来る人もいるほどの人気キャラになりました。ひゃくまんさんは私たちと同じように、扇子を持っているので、いつかコラボレーションできたらというのが私の夢です。
TEXT 西村綾乃
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