酒の名前がずらり!FLOW『Go! Go! Drinkers』

酒の名前がずらり!FLOW『Go! Go! Drinkers』

酒の名前がずらり!FLOW『Go! Go! D
rinkers』

酒好きで知られるKOHSHI
楽曲の作詞を手がけたKOHSHIは、酒好きだらけのFLOWメンバーの中でも大の酒好きである。特にテキーラが好きで、テキーラマエストロの資格まで取得してしまったほどです。
そんなKOHSHIは、テキーラ好きが歌詞に表れることもあります。『Bring it on!』や『Steppers high』など、さりげなくテキーラが登場する曲があります。
そんな中でもテキーラのために作ったとも言われている曲が『Go! Go! Drinkers』。タイトルからして陽気な酒飲みという雰囲気ですが、歌詞を見てみるとまさにKOHSHIのことを歌っているように聞こえます。
では、そんな『Go! Go! Drinkers』の歌詞を見ていきましょう。
テキーラ愛が溢れている
Go! Go! Drinkers
歌い出しからテキーラが登場しますが、この曲はFLOWの15周年イヤーを記念して作られたアルバム『Fighting Dreamers』に収録されている楽曲です。
メンバーそれぞれが1曲ずつ手がける中、KOHSHIが作ったのがこの楽曲でした。テキーラのためだけに作ったとも言われるだけあって、ほぼテキーラのことしか歌っていません。
歌い出しの歌詞だけでも、KOHSHIのテキーラ愛がどれほどのものか伝わるでしょう。
毎晩繰り広げられる宴
歌詞を見る限り、世代や性別関係なく、とにかく酒好きが集まった大宴会のようです。
おなじみのビールに焼酎、バーボンや日本酒など、酒の種類も豊富で、酒ならなんでもいい、といったところでしょうか。
日が落ちたら集まって、日が昇るまで続く宴。まさに酒豪達の集まりです。気持ちよく酔っているからこそ腹を割って話せることもあります。次の日には忘れてしまっていることも、気持ちよく付き合える理由かもしれません。
とにかくハイになって、その一瞬を思い切り楽しむ。酒飲み達にとっての天国と言えます。
二日酔いもなんのその
当然、夜が明けるまで飲み倒していれば二日酔いにもなります。しかし二日酔いなんてなんのその、誘い断ることなく、今日宴に繰り出します。
「ガンマGTPの数値」という歌詞が非常にリアルで面白いところです。ガンマGTPというのは肝臓に関する数値で、これが高いと肝臓に異常が起きている可能性があります。
KOHSHIが本当に酒飲みだからこそ登場してくる言葉です。しかし、数値の高さも気にせず、アルコールの海を泳ぎ切ろうとしているところがさすがです。
酒と戦う日々
1番の歌詞では、眠気に打ち勝ってテキーラに手を出します。眠気と戦ってまで酒を飲み続けるあたりが、酒豪っぷりを表しています。
2番では大丈夫と嘯きながら酒を飲み続けます。連日酒を飲み続けていれば酒も抜けきらず、体調が優れないこともあるでしょう。それでも酒を飲み続けることに意味はないのでしょう。
「何と戦ってんのだろうか」という歌詞に、KOHSHIの本音を見たような気がして面白い部分です。そうは言っても飲むのですが。
テキーラに捧げる歌
ラストのサビでは愛に狂っています。毎晩酒飲み達と集まり、酒を酌み交わし、二日酔いもなんのその。ここまでテキーラのことしか歌っていない曲もそうはないでしょう。テキーラマエストロの資格まで取得してしまうほどの愛があってこその歌詞です。
日々酒を飲みまくっているだけあって、KOHSHIも健康には気をつけているようですが、お酒で体を壊すことのないよう、健康には気をつけて欲しいですね。
あまりの酒豪ぶりにひやひやしつつも、テキーラ愛をこれでもかと見せつけてくる『Go! Go! Drinkers』は、ある種のラブソングとも言えそうです。
TEXT 岡野ケイ

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