バレーボウイズ選曲プレイリスト『平
成』ホセ・ゴンザレス、細野晴臣など
| 4月連載3/4

バレーボウイズセレクト『平成』

Every Age / ホセ・ゴンザレス

高山燦セレクトコメント:
平成というテーマで今回は4曲選ぶのですが、ちょっとむずかしないですか。平成って何、そんな俯瞰的に見れませんよ。やってまだ平成やもん。と今日は3月31日。新元号発表前夜にこの文章を書いておりますが、とりあえず一曲目はちょうど今聴いている曲を選びました。この曲はそんな少し荒ぶった自分の気持ちを優しく包んでくれて、落ち着かせてくれます。(すっぽんぽんで暖かい毛布に入った時のあの感じ)なおかつ、ドラマチックで時代の節目にぴったりやなって聴きながら思います。つまり、すっぽんぽんで暖かい毛布に入って全身で毛並みを感じようとした時、背中に何か当たるなと思って取り出したらピーナッツ出てきた!みたいな感じ。かなぁ。ん?

四面道歌 / 細野晴臣&イエロー・マジッ
ク・バンド

高山燦セレクトコメント:
「この曲を若い時に初めて聴いた時パーっと道が開けたような感じがしたんよね」って50歳に近い、職場の粋なおっちゃんが言ってて、自分が20歳そこそこで初めて聴いた時、全く同じことを思ったなと、ふと思い出して、なんかこの曲を聴くと、ぴょんっとすぐにそこに戻れる感じがします。41年前、細野さんがこれを出した時も、粋なおっちゃんが初めて聴いた30年ほど前も、自分の6、7年前もみんなこんな感じやったんかなって、新しいとか懐かしいとかじゃなくて、不思議なこの“パーっと道ひらける感”で繋がってる気がします。何言ってるかあんまわからんけど、そうゆうことです。

Sinking In an Ocean of Tears / Step
hen Bishop

高山燦セレクトコメント:
月に数回、京都市のゴミを収集するアルバイトをしているのですが、パッカーの車内では移動中、常にラジオがかかっています。このアルバムの曲は空気の澄んだ冬の日に朝日が差す鴨川沿いを、ゴミを取りに街まで下っていく途中で流れてきました。嫌になるくらいキラキラしていて普段ならちょっと眩しすぎると思える曲でも、ゴミ収集の合間に聞くと、とても心地よく、景色が光りだして気持ちは晴れやかになって、そしてゴミを積む。要はバランスなんやなって思います。ゴミと
。Setphen Bishopとゴミ。

The Drain / 田中ヤコブ

高山燦セレクトコメント:
同世代の
くん。先日ライブで一緒になって、お客さんに完全に背中向けてギターかき鳴らしてるヤコブくんは最高にイカしてました。顔で弾いて背中でも弾いてました。これから新しい元号で時代が変わっていく中で、本当にいいと思った同じ世代の人らが楽しむことをずっと続けていけれたらなって思います。ギター練習しよ。

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スト

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バレーボウイズ Profile 京都精華大学の学園祭「木野祭」出演のために2015年に結成。 異端でありどこかスタンダード。ノスタルジックで歌謡ライクなメロディと歌のハーモニーを青春に封じ込め、男女混声7人7様のキャラクターが奇跡的なバランスをもって歌と演奏を聴かせる。 2017年、ライブオーディション「TOKYO BIG UP!」でグランプリ、「FUJI ROCK FESTIVAL 2017」ROOKIE A GO-GO枠で初出演。昨年7月にアルバム「なつやすみ’18 猛暑」を発売。 全国の大型フェス、サーキットフェスにてその特異なLIVEで人気を集めている。 ウェブサイト|Instagram|Twitter

Information 2019年4月3日(水) Release 3rd mini album「青い」 1800円+税 / PECF-1170 / felicity [収録曲] 1.ひとのこ 2.渚をドライブ 3.ひがしのまち(album ver.) 4.若者たち 5.よわむし 6.タイトルコール 7.人間大好き バレーボウイズ「青い処」ツアー 4/12(金) 京都・Live House nano 5/9(木) 愛知・池下CLUB UPSET 5/12(日) 大阪・心斎橋Live House Pangea 5/18(土) 東京・新代田FEVER [ライブスケジュール] 3/17(日) 熊本サーキット「HAPPY JACK 2019」 3/24(日) 名古屋サーキット「IMAIKE GO NOW」 3/30(土) 「第二回うたのゆくえ」at.京都・VOXHall 4/7(日) 東京サーキット「SYNCHRONICITYʼ 19」 4/27(土) 宮城・野外フェス「ARABAKI ROCK FEST.19」

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