「おジャ魔女どれみ」最新作「魔女見
習いをさがして」2020年公開 短編ア
ニメの配信もスタート

(c)東映・東映アニメーション アニメ「おジャ魔女どれみ」シリーズの最新劇場アニメ「魔女見習いをさがして」が、2020年に公開されることがわかった。東京ビッグサイトで開催中の「AnimeJapan 2019」の、「『おジャ魔女どれみ』20周年記念 ~マジカルステージ~」で3月23日、明らかになった。
 「おジャ魔女どれみ」シリーズは、1999年から4年間にわたってテレビシリーズ4作が放送され、外伝「おジャ魔女どれみナ・イ・ショ」も好評を博した女児向けアニメ。MAHO堂という謎の店の女主人・マジョリカの正体を見破り、カエルに変えてしまった責任を取るため、魔女見習いにされてしまった春風どれみ、藤原はづき、妹尾あいこ、そしてライバルとして彼女らの前に現れた瀬川おんぷらの修行の日々を描く。2011年からは、成長したどれみたちの物語を描いた小説「おジャ魔女どれみ16」シリーズも、講談社ラノベ文庫から刊行されている。
 月夜の街をホウキにまたがって飛ぶ魔女たちのシルエットを描いたティザービジュアルと、第1作「おジャ魔女どれみ」のエンディング主題歌「きっと明日は」とともに、これまでのシリーズ作品の映像を振り返る「「魔女見習いをさがして」の超特報も公開。監督の佐藤順一、脚本の栗山緑、キャラクターデザイン・総作画監督の馬越嘉彦らシリーズ展開当時のオリジナルスタッフが再集結することもわかった。アニメーション制作も引き続き東映アニメーションが担当し、新たにダブル監督として「Go! プリンセスプリキュア」で演出を務めた鎌谷悠、作画監督として「輪るピングドラム」チーフディレクターの中村章子も参加する。
 プロデューサーの関弘美は「昔おジャ魔女どれみシリーズを観ていた観客は、(現在)19歳から26歳ぐらいになっていると思うんですね。そんな大人になった人たちに向けて、おジャ魔女どれみの世界をもう一度作っていければなぁと思っています」と語る。ティザービジュアルを見た、どれみ役の千葉千恵巳が、先頭に描かれた魔女のシルエットを指差し「あの人がいっぱいいろんな人を引っ張っていくんですかね……まだまだ、人が増えるんですか?」と尋ねると、関は「色々なことを思い描きながら、本作を楽しみにしていただければと思います」と謎めいたコメントで応じた。
 そのほか、東映アニメーション公式YouTubeチャンネルでは、馬越により二頭身にデフォルメされたおジャ魔女たちが活躍する、短編フラッシュアニメ「おジャ魔女どれみ お笑い劇場」の配信がスタートした。全26話で、4月14日公開の第2話以降、隔週1話が公開される。
 5月17日には、メインキャストが登壇する、シリーズ20周年記年イベントの第1弾が、福岡のT・ジョイ博多で開催。今春にはテレビシリーズ第2期「おジャ魔女どれみ♯」のブルーレイボックス発売、今夏には小説シリーズ最新巻「おジャ魔女どれみ20’s」の刊行が控える。
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