家入レオ ドラマ『緊急取調室』主題
歌「Prime Numbers」MVは松任谷由実
の言葉がきっかけとなった“素数”を
テーマに制作

家入レオの新曲「Prime Numbers」ミュージックビデオが完成、オフィシャルYouTubeチャンネルにてショートバージョンが公開された。
「Prime Numbers」は、昨年2018年3月に武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナにて開催された『PERFECT ONE presents SONGS & FRIENDS』の「ひこうき雲」再現コンサートに家入が出演し、その際に初めて松任谷由実に対面したことがきっかけとなって生まれた楽曲。ユーミンから「あなた素数ね。どこにいても馴染めないでしょう」と言われた家入が、その言葉により今まで感じてきた気持ちに初めて名前を付けてもらったような不思議な感覚になったという。そして、場に馴染めなかったり、孤立してしまう気持ちを、1とその数字でしか約数を持たない=特殊で孤独な数字である“素数”に例え、“素数”同士のつながりをテーマに、人の深い部分が垣間見える同ドラマの世界観に合わせ、色々な顔を合わせ持ってしまう人の弱さや強さを滲ませた楽曲を書き下ろした。
今回ミュージックビデオの監督を務めたのは、数多くのアーティストのミュージックビデオを手掛ける映像作家の山口保幸で、家入とは初のタッグとなる。スタジオでは2、3、5、7、11、13という6つの素数のローマ数字によるネオンが家入のバックに怪しげに光るシーンを撮影。レースをあしらった総柄のワンピースにシルバーのショートブーツというこれまでの家入にはない鮮やかな色をふんだんに取り入れた衣装も非常に印象的だ。
そして、今回のミュージックビデオの核となる証明写真機での撮影は、美術制作により今回の撮影のために作られた証明写真機を使用。実際の証明写真機のカメラの位置に収録用のカメラを配置し、撮影を実施。孤独感・疎外感・違和感のような同楽曲のイメージを、一瞬の作り笑いを浮かべ、また素の顔に戻る、という証明写真機をモチーフにして表現している。
ピンクとブルーの照明が印象的な外のシーンはまだ冬真っ只中の都内某所で深夜に撮影。スタジオで使用した美術の証明写真機も実際に配置し、撮影に臨んだ。孤独感・疎外感・違和感といった空気を感じさせる家入のリップシーンの中に、もう1人の“素数”である男性の登場するシーンやエンディングを飾る2人が写った照明写真など、素数同士が繋がっていくかのような印象的なミュージックビデオとなっている。
同MVについて家入は「辞書で素数を引くと“1と自分自身以外では割り切れない自然数”とある。特殊で孤独な数字。そんな素数のように、割り切れない想いや場に馴染めない孤独を抱えている人間がいる。だけど、自分自身以外の「1」に出会えた時、煌めく世界が広がっていく。本当の自分を知る。素数同士の出会いを、そして繋がりを山口監督が異質で美しい物語にして下さいました。何処にも属せずにいる全ての人に届く作品になっています」とコメントしている。
なお、同ミュージックビデオとそのメイキング映像はニューアルバム『DUO』の初回限定盤B付属のDVDに収録される。メイキング映像には、家入の表情をより美しく撮影するために、楽曲を1.5倍速にしてリップシーンを撮影している模様や、家入のミュージックビデオではもはや恒例ともいえるビル風が吹きすさぶ寒空の中での撮影で、ダウンコートを何枚も着込み、首にはブランケットやマフラーを巻き付けた家入の姿も収められている。
新曲「Prime Numbers」を収録したニューアルバム『DUO』は、4月17日にリリースされる。

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