無名音楽家が半年で7つものSpotifyオ
フィシャルプレイリストに掲載される
まで【後編】
さて、僕がほぼ初めてまともに音楽ストリーミングサービスを通じて自分の作品を展開た半年前の2018年8月。この頃はちょうど松任谷由実さん、Mr. Childrenさんら日本国内の著名アーティストがサブスクリプションでの配信を解禁したタイミングでした。日本国内でも、段々と音楽ストリーミングサービスが普及し始めた頃、僕の楽曲「Brainstorm」そして「秒の間」に思ってもいなかった異変が起きます。
こちら、2018/8/26のSpotify バイラルトップ50(日本)の様子。音楽業界では「バイラルチャート」と呼ばれる、SNSで話題の楽曲をSpotifyが独自の集計方法でランキングしたものです。そこに、急に僕の楽曲「Brainstorm」がランクインしました。
「バイラルチャートはSpotifyでのヒットの定義における登竜門だ。」僕がウェブ上の記事から読み解いていった事例から、その意識がありました。バイラルチャートで話題になると、色々なプレイリストに入るチャンスが生まれ、世界的なヒットにつながるかもしれない。ただ、「無名の音楽家が」そこに行き着くためのロジックも知らないし、それを知る伝も当時はありませんでした。
そんな無知さをよそに、程なくして別の楽曲「秒の間」もバイラルチャート入りし、2曲ともに順位をぐんぐんと伸ばし始めます。そして結果的には、「秒の間」は1位に、「Brainstorm」は2位まで駆け上がります。
今回はそこに至るまでの経緯、考えられる理由、そして「バイラルチャート1位」がもたらした様々な出来事をここに書き記そうと思います。BGMは「BRAINSTORM」をぜひ。
バイラルチャートとは?
リンクで題材になっている、
関連ニュース
DIGLE MAGAZINE
プレイリスト専門webマガジン「DIGLE MAGAZINE」。最新&話題の音楽プレイリスト情報、インタビュー、イベント情報をお届けします。