KAKATO(鎮座DOPENESS×環ROY)とは
?ゆるいラップが魅力

鎮座DOPENESS×環ROY 2人のラッパーに
よるユニットKAKATO

フリースタイルシーンにおいて影響力を誇り、ソロを始め幅広く活動している鎮座DOPENESS(ドープネス)と数々のアーティストとの共同制作を始め客演としても多数参加している環ROY。そんな2人によるラップグループのKAKATOをご存知でしょうか。YUKIU-zhaanBuffalo Daughterなど音楽ジャンルの垣根を超えてコラボも果たしており、今まさに注目したいグループです。ライブイベントにも積極的に参加し、会場を盛り上げている彼ら。KAKATO名義でリリースしている作品は少ないながらも着実に影響力を高めつつあるラップグループのKAKATOを紹介していきます。

鎮座DOPENESSのプロフィール

鎮座DOPENESSは、東京都調布市生まれのラッパー。2009年開催のヒップホップイベント「ULTIMATE MC BATTLE」で優勝経験があるなど実力派としても知られています。そんな彼が音楽に惹きつけられるようになったのはスチャダラパーの楽曲「今夜はブギー・バック」を聴いたことがきっかけだそう。鎮座DOPENESSといえば、天才とも謳われその巧みなフロウ(歌い回しのこと)が特徴的なラッパーでもあり、ラップバトルにおいて数々の名勝負を繰り広げてきました。
宮城県仙台市出身のラッパー。BUDDHA BRANDの影響を受け、2003年より活動を始める。これまで計5枚のアルバムを発表、共同制作や客演としての参加も多数あり、個人名義での活動を知らない方でも名前は聴いたことがある方もいると思います。2016年公開の映画『アズミ・ハルコは行方不明』では劇伴の音楽を担当。鎮座DOPENESSと同様に多彩な活動を見せています。

中でも舞台やインスタレーションといったアート的な分野における活動に精通しており、その意味において他のラッパーとは一線を画しています。良くも悪くも世間で抱かれているヒップホップのイメージに捉われることなく、独自のあり方を突き進んでいる点で異質な存在と言えそうですね。第1回高松メディアアート祭では手がけたインスタレーション作品の「sine.sign」がなんと審査委員特別賞を受賞しています。

KAKATOがリリースしてきた楽曲

そんな鎮座DOPENESSと環ROYの2人がコンビを組み結成したグループがKAKATOです。KAKATOが自身名義で発表した作品は「KARA OK」と「Japanese In The Thai ‎」の2作品。2011年11月に発表された「KARA OK」はタイトル通り誰もが知る名曲から知る人ぞ知る名曲までミックス収録されています。タイの音楽フェス「Big Mountain Music Festival 5」への出演記念に制作された2013年12月発表の「Japanese In The Thai‎」は、タイでも人気のある日本の楽曲をモチーフとしたものが収録されているミニアルバムになっています。どちらも無料ダウンロードが行われていましたが、現在はダウンロードできない模様…。

わーい

「Big Mountain Music Festival 5」に出演した際にタイで撮影が行われた「わーい」のMVが唯一公式で公開されているので、気になった方はチェックしてみてください。タイの街並みとゆるいラップが調和していて良いですね。いわゆる、ザ・HIPHOPという曲が苦手という方であっても聴けると思いますので是非。

これまでにはYUKI、U-zhaan、Buffalo
Daughterらとのコラボ楽曲も

ここではKAKATOのコラボレーション楽曲を3曲紹介します!

New Rock 20th

まずは1993年に結成され現在も活動しているバンドのBuffalo Daughterとの楽曲「New Rock 20th」。結成20周年を迎えリリースされたベストアルバム『ReDiscoVer. Best, Re-recordings and Remixes of Buffalo Daughter』に収録されている同曲は、オリジナルとはまた違ったテイストの楽曲として蘇りました。

波乗り500マイル(feat.KAKATO)

YUKIがKAKATOのラップをフィーチャーしたコラボ曲「波乗り500マイル」。HIPHOP界でも注目の2人とのコラボということで注目を集めました。ビルの一室でダンスをする3人が微笑ましい映像になっています。

KAKATO(鎮座DOPENESS×環ROY)とは?ゆるいラップが魅力はミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。

ミーティア

「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。

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