大衆演劇の異端児!近江飛龍のパワー
が 2/23(土)CS放送で炸裂【大衆演
劇】

<新春!近江飛龍劇団特別公演>新宿文化センター を

2/23(土)17:30~21:00テレ朝チャンネル2で放送

「大衆演劇の異端児」。近江飛龍(おうみ・ひりゅう)座長は、そう呼ばれ続けている。
19歳で劇団の座長に就任してから27年、とにかく、どこからそんな元気が出てくるのか?と驚かされるエネルギーの塊。演技やトークや歌はもちろん、その姿が舞台に現れると“何か楽しいことが始まる!”と思わせる不思議な魅力がある。
2019年1月~3月、近江飛龍劇団は新しい試みの真っ最中だ。従来の巡業コースを飛び出し、フリーランスの劇団として東京・大阪・和歌山・三重で単発公演を開催。「お芝居のデリバリー」をコンセプトに、各地にエンタメを届けている。
その第一弾、1/21(月)に行われた新宿文化センターには、関東のファンはもちろん、関西からも大勢のファンが駆けつけた。テレビ朝日CS放送では、公演の模様を丸ごとテレビでお届けする。
(c)テレビ朝日
(c)テレビ朝日
第一部はお芝居『関取千両幟 稲川と新門辰五郎』。相撲取りの稲川(飛龍座長)は大阪から江戸へ出てきたばかりで、贔屓してくれる人もおらず、勝っても声援がない。そこへついた贔屓は汚いおこもだった。稲川はおこもを嫌がることなく、その心をありがたく受け取る。
「ありがたいぞえ、おこも衆。土俵の上で立派な相撲を取りやす​」
新宿という東京のど真ん中での挑戦、そのシチュエーションに重なるようなお芝居だ。
近江飛龍座長(女形)
近江飛龍座長・近江春之介さん
第二部の舞踊ショーは、飛龍座長が出ずっぱりで見せる。また劇団メンバー一人一人の力を出し切った舞踊も、客席を魅了した。
明るいトークで客席を沸かせる。
座長に従って、客席が一斉に腕をぐるぐる。
お楽しみの第三部は飛龍座長の歌とトークたっぷり。
「少しふっくらしたのでダイエットしないとね…でもそれを見越して、今日のお芝居は相撲取りの役にしたんですよ!」
ポンと出る冗談に場が沸く。
「ペンライト持ってる人はペンライト振って、持ってない人も何でもいいから振りなさい~!」
との座長の言葉を受けて、満員の客席がペンライト・ペットボトル・スマホ・腕(持ち物がない場合はこれもアリ)などなどを一斉に頭上に掲げた。
近江飛龍座長インタビュー
――お芝居『関取千両幟 稲川と新門辰五郎』は、東京公演にぴったりの内容ですね。
以前から、東京公演をするときは必ずこの芝居をやろうと決めていました!このお芝居の、石の上にも三年というか、頑張っていればいつかは芽が出るよっていうところが共感できて大好きです。僕自身も案外…っていうのはおかしいんですけど(笑)、ずっと苦労してきたので。
――近江飛龍劇団は、1月から3月にかけて、フリーランスとして大衆演劇の劇場ではないところで公演されています。
僕は座長になったときからずっと考えていたんです。一か月通して一つの劇場で公演する従来のやり方でなく、全国色々なところで公演できたらって。
――20年以上の構想だったんですね!
そうなんです。最初に“3か月間フリーで公演します!”ってブログで発表したときは、ファンの方もやっぱり、えーっ?!って驚いた感じだったんですけど、今日の東京公演を皮切りにして、これもありだなっていう風に、各地に広がっていったら嬉しいなと。今回はお客様にすごく楽しんでいただけたようで、東京に一日だけでもいいからまた来てほしいっていう声もいただきました。そんな風に、全国を一日ずつだけでも公演して回れたらなって思いますね。
――番組の視聴者の方にメッセージをお願いします。
近江飛龍という役者を観たことがない方もいらっしゃるかと思います。類を見ないほど、本当に元気いっぱいの舞台なので、近くに来たときにはぜひとも足を運んでいただきたいです!
集まったお客さんを前に笑顔が弾けた。
放送は2/23(土) 17:30~21:00。飛龍パワーあふれる舞台をお楽しみに!
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