DIAURA

DIAURA

ミニアルバム『DEFINITION』が
映し出すDIAURAの新たな定義。
主観と傍観から始まる
物語の果てに見える景色とは――。

2019年1月26日、渋谷ストリームにて8周年記念公演を行ったDIAURAが、定義を意味する最新作『DEFINITION』をリリースする。軸となる楽曲と、そこに付随する様々な場面展開。異なる楽曲で幕を開ける2形態の作品において、どのような結末を迎えるのかは聴き手に委ねられる。メンバー4人がDIAURAというバンドと向き合い、DIAURAがDIAURAたる所以を再確認した2018年。そんな1年を経て完成を迎えた今作には、彼らの確かな決意が込められている。新たな領域へと踏み出そうとしている4人にじっくりと話を聞くと、過去最高の結束力と言っても過言ではないDIAURAの今が見えてきた。

DIAURAには限界値という
ものがない(yo-ka)

――アルバム『VERSUS』(2017年11月)以来約1年2ヵ月ぶりの登場です。1月26日の「DIAURA 8th Anniversary Live-EVER SINCE-」@渋谷ストリームホールで、「DIAURAをやるべくして生まれてきたんだと思える」と言っていましたが、皆さんDIAURAに対する思いは年々大きくなっているのでしょうか?
yo-ka:自分の中では、より確かなものになってきているという印象ですかね。大きさという尺度はあまりなくて、柔らかい感触だったものが硬い感触になる、そういう確かさ。人生が山あり谷ありなのと同じで、良い時も悪い時もあるのが当然だし、バンドを始めたばかりの頃は「もうダメだ」と簡単に思ってしまう自分もいたんですけど、DIAURAはそういうことじゃないなと思うようになったんですよね。4人で耐える時期もあったけど、音楽を日々作っているわけだから、ただ耐えていたわけじゃない。そういう意味で、確かなものという感じがするんです。

――“確かさ”が、どんどん強固になっていっていると。
yo-ka:前は、DIAURAというバンドに対する誇り、プライドだけで突っ走ることもありましたけど、このバンドでもっと先を見たいと思ったんですよね。自分の中では、DIAURAには限界値というものがないんです。より、バンドに魂が宿っていくという感覚ですね。
達也:俺は途中で加入したので、立場的に他のメンバーと違って。最初の頃は付いていくのに必死で、いろんなことに気持ちを分散させることができていなかったんです。でも今は、俺が必死になって追い付こうとしていた部分が4人揃って、DIAURAをより良くしていこう、もっとカッコいいバンドにしていこうと、一緒に突き詰めていけているなと感じられるようになりましたね。その強度が年々増してきて、一昨年頃から明

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Vif

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