【インタビュー】XOX「誰かひとりで
も欠けていたら作れなかった」 1stア
ルバムに込めた“新しく6人で歩む”
意思と決意

デビューから3年をかけて、ついに完成した1stアルバム『THE ONE』が2月22日にリリースされる。これまでのシングル曲すべてを収録するだけでなく、新曲はもちろん、ライヴで人気の代表曲を収録した、まさにベストアルバムのような渾身作だ。今作について、バトシン、田中理来、木津つばさの3人に話を聞いた。

■メンバーも待望だった1stアルバム!3人の思い出深い楽曲に迫る!!
――待望のアルバムが完成した今の心境を教えてください。
バトシン すごく嬉しいです。新体制になった今だからこそ、これまでの代表曲もすべて今のメンバーで録り直したアルバムになっているんです。過去のシングルを聴いてくれていた人たちには、歌声に成長を感じてもらえると思います。
田中 『THE ONE』というタイトル通り、誰かひとりでも欠けていたらこのアルバムは作れませんでした。これまでの歴史も含め、“新しく6人で歩む”という意思と決意が表れているので、じっくりと聴いてもらいたいですね。
木津 結成当初からの曲が収録されているからこそ、いろんなジャンルの楽曲が楽しめるんです。当時の流行りだったり、その時自分たちが歌っていた曲を改めてレコーディングし直したときは、かなりグッとくるものがありました。
田中 当時のレコーディングのことも思い出したよね。
木津 うん。“あの時、こんな風に思いながらレコーディングしていたよな”というのはもちろん、“インフルエンザになったな”とか…(笑)。僕らにとってもたくさんの思い出が詰まったアルバムです。ある意味、初心を思い出す良い作品になりました。
――そんなアルバムの中で、特に印象深い曲を教えてください。
木津 「Skylight」かな。実はこの曲は、僕が初めて仮歌を録った曲なんです。それまではスタッフさんが録ってくれていて、それを聴きながらレコーディングをしていたのですが、この曲はやったことのないラップもレコーディングして、すごく緊張したのを覚えています。今はバトさんや理来がラップ担当になっていますが、当時はちゃんとした割り振りがまだなかったんですよね。
バトシン でもすごく良かったよね。
木津 当時もそう言ってくれていたのですが、本当に良かったのかどうかはわかりません(笑)。
――当時、メンバーの中でラップバトルが流行っていましたよね。
バトシン そうだった!移動中、車の中でやったりしていたよね。つばさもやっていたよ。
木津 そうそう。ノリだけでやっていた気がする(笑)。
田中 あれでスキルアップしたんじゃない?
バトシン そうだよ。好きなことを遊びながら練習できるのは一番良いことですからね。俺もこの「Skylight」はすごく印象的ですね。実は俺のこのラップの部分は録り直さずに、当時のまま収録しているんです。
木津 当時のままのものがすごく良かったもんね。
バトシン そうなんですよね。俺はその時のフィーリングを大事にするので、当時の勢いをそのまま残しておきたかったんです。
田中 僕はデビュー曲の「XXX」がお気に入りです。当時は右も左もわからないままレコーディングをしていただけでなく、この曲は歌割りがすごく細かいので、かなり戸惑ったんです。でも、この曲を聴く度に初心に返ることができるので、僕にとってずっと大事な曲になると思います。
――ライヴで人気の「くしゃくしゃ」も入っているのがすごく嬉しかったです。
バトシン 人気曲ですからね。
木津 このアルバムの曲順そのままセットリストにしてライヴにできるような仕上がりなんですよ。ものすごく盛り上がる順番になっているので、聴けば必ずテンションが上がると思います。
田中 今、持っている曲はすべてこのアルバムでリリースしてしまったので、これから先に生まれてくる曲たちがすごく楽しみなんです。実は、新体制になって6人だけの曲って、3曲しか収録されていないんですよ。でも、これから作るアルバムは、今の6人ですべてを作り上げるものになるので、ぜひ楽しみにしていてほしいですね。
■XOX新体制から1年!新曲“キミボク”に込めた6人の想い
――新メンバーが加入して1年が経ちますね。
木津 今は週5のペースで会っているので、絆はかなり深いです。
バトシン 一緒にいすぎてもはやわからなくなっているのですが、新メンバーのふたりはかなり個性が強いんですよ(笑)。それに負けない4人もクセモノ揃いなので、いい意味でこれからもそのキャラクターを活かした活動をしていきたいですね。
――そんな6人で作り上げた新曲「君じゃなきゃいけないって知ったら僕じゃなきゃいけないって思えた」についても聞かせてください。
バトシン アルバムのタイトルの『THE ONE』には、ひとりひとりという意味もあるのですが、バラバラではなく、まとめてのひとつなのかなと思っていて。さらに、裏テーマである“東京”に想いを馳せて、今XOXでいることの想いを込めて作りました。
木津 ラップはこの3人で作ったんです。みんなで意見を出し合って、何度も悩みながら作り上げていったので、すごく充実感があるんですよ。
田中 これからも、ラップの歌詞は自分たちで手掛けていきたいなと思っています。それが僕らXOXの想いを直接伝えられる場所になると思うので、言葉のセンスも磨いていきたいですね。
――そんなアルバムリリースから動き出す2019年の目標を教えてください。
田中 1位が獲りたい!
木津 何に関してもね。アルバムに対しても、シングルに対しても!
バトシン タイトルも『THE ONE』だしね。そこは貪欲に攻めていきたいと思っています!
文/吉田可奈

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