キュートな妖怪たちと芦屋&安倍コンビ再び!不機嫌なモノノケ庵 續

キュートな妖怪たちと芦屋&安倍コンビ再び!不機嫌なモノノケ庵 續

キュートな妖怪たちと芦屋&安倍コン
ビ再び!不機嫌なモノノケ庵 續

不機嫌なモノノケ庵 とは

ガンガンONLINEで連載中の妖怪コメディです。作者はワザワキリ先生。
2013年から連載を開始し、2019年現在で既刊12巻となっています。2016年にはアニメ第1期と舞台が公開されました。
2019年1月から『不機嫌なモノノケ庵 續(つづき)』としてアニメ2期が放送されています。

不機嫌なモノノケ庵 續のあらすじ
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なんらかの理由で’’現世’’に留まる妖怪たちを、本来の棲み処である’’隠世’’へと送り届ける仕事をしている物怪庵の主・安倍 晴齋と奉公人・芦屋 花繪、そして妖怪の奉公人・モジャは安倍の上司である立法からのSOSを受けて隠世を訪れていました。
しかし花繪は仕事でミスを犯し、隠世を統制する権力者の一人である行政のもとへ書類を届けることになってしまいます。果たして花繪は無事に行政のもとへ辿り着けるのか!?
不機嫌なモノノケ庵 續の主な登場人物
芦屋 花繪(あしや はなえ)CV:梶 裕貴
15歳の高校一年生。妖怪(モジャ)に憑かれてから妖怪を見ることができるようになりました。その妖怪・モジャを祓った対価として晴齋に、隠世の通貨で100万“怨”を請求され借金返済のために奉公人として働くことになります。性格は優しく、お人好し。
安倍 晴齋(あべの はるいつき)CV:前野 智昭
物怪庵の二代目主であり、花繪と同い年でクラスメイト。いつも不機嫌そうにしていて、口も態度も悪いです。しかし、妖怪のために「妖怪祓い」を生業にするなど優しいところもあります。
モジャCV:諏訪 彩花
花繪に取り憑いていた妖怪。自分を見つけて、助けてくれた花繪が大好きで常に側に寄り添っています。晴齋に祓われて一度は隠世へ帰りましたが、奉公人として現世に戻ってくることができました。仕草がとてもキュートな妖怪です。

不機嫌なモノノケ庵一期のおさらい
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妖怪のモジャに取り憑かれてしまった芦屋 花繪は安倍 晴齋に依頼して妖怪祓いをしてもらい、借金までも貰ってしまいました。
借金返済のため奉公人として妖怪祓いを手伝うことになった花繪は、物怪庵と晴齋を通して妖怪への理解を深めていきます。
人間と同じように様々な悩み事を抱えた妖怪を隠世へと送っていく花繪と晴齋のコンビ。天真爛漫でお人好しな花繪に影響を受けて、晴齋も徐々に変わっていきます。
人間の身でありながらも妖怪のことを思いやり、手助けしてきた花繪は物語終盤、今度は妖怪たちにより救われることになります。人間と妖怪の友情はきっと存在する。そう思えるようなラストでした。

不機嫌なモノノケ庵 續OPテーマ「ロングタイムトラベラー」
OPの「ロングタイムトラベラー」を歌うのはニコニコ動画の「歌ってみた」から飛び出してきた期待の新星mono palette.。メンバーはあげいん、Rim、 雪見、3部からなる4人組男性ボーカルグループです。略称は「モノパレ」。
メンバーそれぞれの性格と考え方がまったく違うというモノパレの4人。だからこそ誰を見ていても飽きないし、仲の良い男子高校生のような距離感でメンバー同士仲が良いと言います。
個性がバラバラと称する彼らですが、モノパレにとって1stシングルとなる「ロングタイムトラベラー」はメンバーそれぞれのイメージがきちんとマッチした曲になりました。歌詞は作品の世界観とも、モノパレメンバーの心情ともマッチングしているとのことなので、ぜひ注目してみてください。
レコーディングの時は「歌ってみた」でよくあるように、たまたま思いついたアイディアを採用したりして、良い意味で「歌ってみた」っぽく録音できたそうです。
ロングタイムトラベラーの歌詞を紹介
それでは「ロングタイムトラベラー」の歌詞を見ていきましょう。前述の通りOPの「ロングタイムトラベラー」は『不機嫌なモノノケ庵』の物語とモノパレに重なる部分が見受けられます。
イントロは和ロックを意識した弾むような旋律から入ります。モノノケ庵のテイストにぴったりですね。
これは嬉しかったこと辛かったことの他に、人間と妖怪のことを言っているようにも思えます。人間と妖怪はずっと一緒にいることはできません。いつか人は寿命を迎えてこの世を去ります。
そして、この部分からはモジャを連想させられました。モジャが現世に残っていた理由は「遊んで欲しい」から。
しかし人間の多くは妖怪など見えません。故に長い間ずっと孤独であったモジャが芦屋 花繪に出会えて、反応してもらえて、如何に嬉しかったか。きっとモジャは花繪に出会えた日のことを忘れることはないでしょう。もちろんそれは花繪も同じだと思います。

ここの歌詞は花繪が語っているかのように思えてきます。モジャは基本しゃべれません。しかし、花繪のことを想う気持ちは言葉にせずとも伝わってきます。『不機嫌なモノノケ庵』一期の最終回で、その信頼の大きさが描かれていますのでぜひご覧ください。
花繪とモジャは人間と妖怪という異なるものでありますが、モジャと一緒にいると花繪は本当にいい笑顔をするんですよね。
そしてこの部分はモノパレの4人にも当てはまりそうです。メンバー全員がバラバラな性格で、考え方も方向性もバラバラであっても仲良く笑い合っている彼らが想像できます。
サビでは花繪とモジャだけでなく花繪と晴齋、そしてモノパレの意思を感じさせます。異なったもの同士でも思いは同じ、それは出会えてよかったということ。"君"でよかったということ。
この部分は最初4人でただ合わせて歌うだけでした。しかしモノパレはこの部分を、客席を含めた皆で合唱できるように作り変えました。
彼らは、聴いてくれている"君"にも会えてよかったと歌っているんです。

不機嫌なモノノケ庵 續 EDテーマ「1%」
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EDテーマ「1%」を歌うのは、こちらもニコニコ動画の「歌ってみた」で活動している歌い手、ウォルピスカーターです。
高音出したい系男子を自称するだけあって、そのクリアで伸びのあるハイトーンボイスは聴き手を魅了してやみません。
では低音は苦手なのかというと、そうではありません。もともとは一般的な男性キーで歌っていたウォルピスカーター。イケボと称される安定した低音域も魅力的です。
エレクトリックなR&Bスタイルで、随所に儚げな電子音を散りばめつつ進んでいくこの曲。歌詞は非常に個性的で、解釈が分かれそうなものになっています。
この曲のサビは、ウォルピスカーターの高音と低音がまるで男女でデュエットしているかのように思わせてくれます。さながらウォルピスカーターfeat.ウォルピスカーターのよう。加えて何か切実に、乞い願うように、儚げに聞こえてきます。エモいです。

まとめ
ここまで『不機嫌なモノノケ庵 』一期のおさらいと、『不機嫌なモノノケ庵 續』についてOP&EDを交えて紹介してまいりました。『不機嫌なモノノケ庵 續』では新キャラもぞくぞく登場予定ですし、物語の核心に迫る話も出てきますのでどうぞお楽しみに!

最新情報はコチラ
・twitterアカウト
https://twitter.com/mononokean_tv
・公式ホームページ
http://mononokean.tv/
TEXT いちゃもんてん

UtaTen

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