祝・サマソニ出演! 今さら聞けない
The Chainsmokersの魅力とは?

今年の「サマソニ」のヘッドライナーとしてラインナップされたThe Chainsmokers(ザ・チェインスモーカーズ)の魅力を改めて紹介。ヒット曲の数々とともに、栄光の軌跡をプレイバック!

グラミー賞獲得、再生回数は億越え、当
たり前!

ダンスミュージックシーンで近年最もヒットを飛ばしているアーティストと言えば……真っ先に名前があがるザ・チェインスモーカーズ。それこそ、ダンスミュージックのみならず、メジャーシーンにも影響を及ぼし、グラミー賞では2017年にダンスレコーディング部門受賞の他、ポップ部門や主要部門のひとつ最優秀新人賞にもノミネート。
全世界トータルで楽曲再生回数100億回はゆうに越え、ミュージックビデオの再生回数も余裕の80億回以上。そして、リリースのたびに各国のチャートを席巻しまくる超絶ヒットメイカー。まさに世界を賑わすザ・チェインスモーカーズは知らないと確実にマズい……そんなわけで、まずは基本情報から。

ザ・チェインスモーカーズは、1989年生まれのDrew Taggart(ドリュー・タガート)と1985年生まれのAlex Pall(アレックス・ポール)の2人組。ともにアメリカ出身で、基本的にドリュー・タガートがボーカルをつとめている。

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そんな彼らは2012年に結成。様々なリミックスなどを手掛けるなか、ブレイクのきっかけとなったのは2014年リリースの“#SELFIE”。当時日本でも流行っていたSELFIE=自撮りというタイトルさながらのミュージックビデオ(MV)は、2019年1月末現在なんと再生回数5億4千万回以上。そんなMVともども、今の彼らの楽曲とはちょっと違ったいかにもEDMっぽいサウンドもぜひ聴いてみてほしいところ。
ちなみにその年、おなじみDJ MAGの人気DJランキング「TOP 100 DJs」にも初登場(97位)。2015年は惜しくも100位圏外となるものの、2016年にはスーパーウルトラジャンプアップの18位に再登場。そして、2017年は6位とベスト10入り。ただ、もはやDJというよりもライヴアクト的なビッグスターになってしまったこともあってか、2018年は31位とランクダウン。

怒濤の超・超・超快進撃、名曲“Close
r”誕生!

2015年にはTiësto(ティエスト)とのコラボ曲“Split (Only U)”を発表。この曲はいまだにプレイ&マッシュアップで重宝されている彼らのフロアアンセム。ちなみに、去年のロシアワールドカップでは試合前にこの曲がかかっていたんだけど、知っているかな? (ティエストもツイート)

そして2016年、前年リリースの“Roses”が全米ヒットチャート6位を獲得。これもまさに彼らのブレイクスルー。このころからか “#SELFIE”のような王道EDM的な要素はなくなり、メロウでポップなテイストに。
結成当時は2人ともダンスミュージックにご執心だったものの、それが徐々にシフト。もともとロックやパンク、ヒップホップなんかがルーツだったこともあり、そういった要素が今のザ・チェインスモーカーズのエッセンスになっていることは間違いない。また、パフォーマンスもDJからバンドスタイルへと変化。2018年に行なわれた初の大規模ジャパンツアーもまさにそのものだった。

▽あわせて読みたい!“2018年ジャパンツアーのライヴレポート”の記事はコチラ!

着実にザ・チェインスモーカーズの名前を世界中に知らしめるなか、2016年には彼らの人気を確実なものとするスーパービッグアンセム“Don’t Let Me Down”と“Closer”が産み落とされる。
それこそ、彼らが2017年の第59回グラミー賞で最優秀ダンスレコーディング賞を受賞したのが“Don’t Let Me Down”。ちなみに、このとき彼らは最優秀新人賞、最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンスにもノミネート。
そして、当時は猫も杓子も“Closer”。世界中の至るクラブ、ビッグフェスで超ヘビープレイ! 今なおひとたびかかれば大合唱間違いなしのこの曲は、2017年の全米チャートで同年最長の12週連続1位を獲得。約3ヵ月に渡って1位というのはズゴすぎる! また、現在オフィシャルリリックビデオのYouTube再生回数は驚きを通りこしてあきれかえる22億回(どんだけ〜!)。
もちろん、昨年の来日時にもプレイしていたし、当然ながら「サマソニ」でもプレイ確実。ぜひ、歌詞を覚えて参戦することをオススメする。

快進撃止まらず、ヒットメイカー街道まっしぐら!
そんな“Closer”の余韻が残るなか、2017年は“Paris”がスマッシュヒットし、さらにはまたまた名曲誕生、イギリスの世界的バンドColdplay(コールドプレイ)とのコラボ曲“Something Just Like This”。この曲もまた世界中でヘビープレイ! リリックビデオのYouTube再生回数も15億回以上とまさにモンスター。
“Closer”もそうだったけど、実は歌詞もステキなザ・チェインスモーカーズ。どこかセツナイ“Closer”に、ロマン&哀愁たっぷりの“Something Just Like This”。そして、後で紹介する2018年にリリースの“Sick Boy”などでは社会的になっていたりと、様々な側面を垣間見せるポテンシャル。そういった歌詞にも注目してみると、彼らの素晴らしさがより一段とわかるかも。

ちなみに、2017年には初のフルアルバム「Memories: Do Not Open」をリリース。こちらは世界約70ヶ国のiTunesで首位に。あとは、米経済誌Forbesの「世界で最も稼ぐDJ」でも3位にランクインするなど、言うも及ばぬ大・大・大スターに。

そして、記憶に新しい2018年はファン感涙のリリースラッシュ。“Sick Boy”を皮切りに“Everybody Hates Me”や“Save Yourself”、“This Feeling”など様々なタイプの新曲を1年間で10曲をリリース(年末にはアルバム「Sick Boy」としてパッケージ)。
また、音楽活動の他にも映画制作会社を設立し、“Paris”を題材にした映画を製作しているとの報道もあり、さらなる活躍の場を広げているザ・チェインスモーカーズ。今後の活躍に期待&楽しみにしつつ、今年は「サマソニ」でも来日するだけに、まずそこは外せない!

最後に……今回紹介した楽曲以外にも素晴らしい曲は盛りだくさん! 例えば、“All We Know”とか“Young”とか“Let You Go”とか……ぜひチェックを!

▽あわせて読みたい!“サマソニ2019、ヘッドライナー第三弾はThe Chainsmokers”の記事はコチラ!

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