星野 源、RADWIMPS、SUGIZOなど
12月リリースの作品17作を紹介
社会現象的メガヒット「恋」、家族の温かみを伝える「Family Song」、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』主題歌「アイデア」といったシングル曲の他、音の抜き差しに言葉のリズムが癖になるエキゾチックファンク「Pop Virus」、ひんやりとしたトラックの上に温もりを乗せたラブソング「PairDancer」、運命に抗って生きる人に捧ぐストリングス&ホーンが勇壮に鳴るブルース「Present」、なんと山下達郎がドゥワップコーラスを入れたネオソウル「Dead Leaf」、リズム隊の加速ぶりが歌にマッチしていて痺れる「サピエンス」…など、聴きどころ満載の5thアルバム。言葉にできない想い、目に見えない感覚を、攻めのアレンジを貫きつつ、なんとか自分のものにして描かんとするポップスターの姿に惚れ惚れしないわけがない。「Hello Song」でも《超える未来》という歌詞がやっぱりあるし、喜んで“感染”したい音楽。初回限定盤がまた豪華で、レコーディングスタジオでの撮り下ろしライヴ、映像では雅マモル(宮野真守)とウソノ晴臣(ハマ・オカモト)出演の“創作”密着ドキュメンタリーが楽しめる。
TEXT:田山雄士
TEXT:田山雄士
10年振りのソロベスト。石川さゆり、KenKenらとユニットを組み怪物舞踏団としてCMで話題を呼んだ「百鬼夜行」のサイケデリックバージョンから始まる意表を突かれる構成で、ライヴでもお馴染みの代表曲、アルバムでのコラボ楽曲、舞台音楽など集大成でありつつ新たな息吹を感じさせてくれる。宇宙と大地に抱かれるような至福のダンスグルーブ、美しいバラードは究極のデトックスであり、無限のエナジーに満ちている。
TEXT:山本弘子
TEXT:山本弘子
前アルバム『Sympathy』で音楽と結婚することを宣言したCharaが、“妊婦のお腹が膨らんだ状態”を表すニューアルバムを発表した。温もりのあるサウンドをベースに、自身のルーツであるダンスミュージックとソウルを意識した楽曲たちが柔らかくも生き生きと展開。“愛を身ごもる”をテーマにしたリリックは開放感を求めるような歯がゆい心情と、無敵だと歌う強さも持ち合わせ、そこはかとない生命力を感じさせる。
TEXT:千々和香苗
TEXT:千々和香苗
いつからだろう? 新曲を聴いた時の“面白い”と“カッコ良い”の感想が逆転したのは。1曲目「Tank-top Festival 2019」を聴いた時、歌ってることは相変わらず馬鹿だけど、疾走感あるビートにエッジーなギター、気持ち良く抜けるヴォーカル、小技が効いたアレンジとサウンドがとにかくカッコ良くて、まず“カッコ良い!”の感想が出たことに驚いた。ネタとしては「大人の事情」が最高! いつまでもこのスタンスでいてほしい。
TEXT:フジジュン
TEXT:フジジュン
1年2カ月振りのアルバムとなる今作。メンバーの脱退と加入があったと思えば、バンド編成での活動は異常に充実してたりと、相変わらず慌ただしい活動だが、そういったことの全てが、この作品ができるための必然だったのでは?と思うほど、濃厚で聴き応えある。提供曲が減って自身の作詞作曲が増えたことや、すでにライヴでお馴染みの曲が多いこともあり、“これがTHE 夏の魔物です”という自信も満ちあふれてる。
TEXT:フジジュン
TEXT:フジジュン
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