星野 源、RADWIMPS、SUGIZOなど
12月リリースの作品17作を紹介
前作アルバム『THANK YOU BLUE』でアイコンカラーである青の時代を終え、小林武史や水野良樹(いきものがかり)などの錚々たるアーティストを迎えた本アルバムでより一層リスナーの懐に入り込む。慎ましく上品なスタンスの彼女が、憂いや孤独感を込めた歌詞を次々に投下することで、これまでの謎めいた印象が少しずつ払拭されていく。CMソングにも起用された「終わらない世界で」など、日常に馴染むポップスが目白押し!
TEXT:千々和香苗
TEXT:千々和香苗
アーティスト活動終了前に届いた最後のオリジナルアルバム。ジャジーなサウンドに乗せて《人間なんてオワコンなんだよ》と悩ましく叫ぶぼくりりなりのブルース「人間辞職」をはじめ、この遺作がただの苦し紛れの戯言なのか、はたまた未来へつながる希望に成り得るのかは、聴き手が声を受け止めながら確かめてほしい。表題曲では《没落後の爆発 乞うご期待》と歌ってもいて、それはわりとすぐな気がしないでもない。
TEXT:田山雄士
TEXT:田山雄士
54 okmusic UP's 不寛容な現代へ睨みを利かせてジャズ&ファンク調でシニカルに斬り込む「What a Wonderful World!!」、starRoプロデュースのトラックが激クールな「Role Playing Soldier」をはじめ、サウンドの先鋭性を踏まえた上で言いたいことをぶちかますスタイルがなおキレを増した4thアルバム。憂鬱を滲ませる一方、どんな状況だろうが起死回生を狙う気概にハッとさせられる。UNISON SQUAREGARDENの斎藤宏介らゲストも豪華。
TEXT:田山雄士
TEXT:田山雄士
未CD 化だった「parade」「Winding Road」も含む、メンバー自身の選曲による全30 曲収録のCD デビュー20 周年記念オールタイムベスト。「グラフティー」などのセンチメンタルな青春ソング、「LISTEN TO THE STEREO!!」などのルーツに立ち返ったバンドサウンド、「the band」などの現在だからこそ歌えるナンバー…紆余曲折を繰り返した、彼らの歴史が詰まっている。あと、やっぱり「トワイライト」は超名曲です!
TEXT:土内 昇
TEXT:土内 昇
名古屋の3 ピースバンドが結成からわずか1 年3 カ月で全国デビュー。バンドの原点を歌った1 曲目の「魔法にかけられて」をはじめ、大人と少年の狭間で揺れ動くナイーブさを、詩情を湛えた言葉とともに歌った全7 曲を収録。日本語パンクからの脱却を予感させる荒削りな演奏も含め、バンドのありのままの姿を飾らずにパッケージしているところがとても清々しい。耳に残る個性的な歌声も彼らの大きな武器だ。
TEXT:山口智男
TEXT:山口智男
アーティスト
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