キズナアイが開いたVTuber時代の扉。
彼女の魅力に迫る

VTuberの先駆け!キズナアイとはいった
い何者?

2018年になり、すっかりお茶の間にも定着したVTuberということば。彼らの動画を見たことはなくとも、ことばだけは知っている。そんな人も多いのではないでしょうか?最初のVTuberが誕生したのは2016年11月のこと。ひとりの女性キャラクターからVTuberの歴史は始まりました。今回取り上げるのは、VTuberの先駆けとなったその女性キャラクターについて。この記事では、キズナアイの魅力に迫ります。

中身や声優は?キズナアイの正体につい

『VTuber』ということば

キズナアイの正体について話す前に、『VTuber』という言葉について振り返りたいとおもいます。

『VTuber』は、『Virtual(バーチャル)』と『YouTuber(ユーチューバー)』の2つの言葉が組み合わさってできた造語。「ブイチューバー」と発音します。冒頭でもお話したとおり、誕生したのは2016年11月のこと。この記事で取り上げるキズナアイがYouTubeに動画投稿したことがきっかけで、その歴史がスタートしました。
2017年になると、キズナアイに続けと多くのVTuberが誕生します。輝夜月(かぐやるな)、ミライアカリ、電脳少女シロ、バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさんといった今をときめく人気VTuberもすべて2017年生まれ。現在のVTuber人気の下地は、2017年に完成したと言えるでしょう。
2018年現在、Vtuberの総数は5,000人以上。動画再生回数は7億回を突破しています。

「かわいい!」と評判に。キズナアイの
中身、声優は?

キズナアイの正体については、すべてがわかっているわけではありません。わかっていること、わかっていないことにわけて紹介します。
まずわかっているのは、制作者に関連する情報。キャラクターデザインに森倉円、3Dモデルにトミタケ、モデリング監修にTdaが携わっているということは公開されています。キズナアイのかわいらしい顔や表情、動きは彼らによってつくられているということですね。

次はわかっていない情報について。残念ながらキズナアイの中身についてはいっさい情報がありません。声優についても不明。ほとんどのキズナアイファンの知りたい情報がこちらでしょうが、その正体は謎に包まれているといったところです。
また、仕組みについても気になるところ。話の内容に合わせて動画内で自由に動くキズナアイ、どうやって作られているとおもいますか?
実はキズナアイの仕組みには、3DCGとモーションキャプチャーが大きくかかわっています。3DCGによって作られたモデルを、動画内のセリフに合わせてモーションキャプチャーで動かす。これが、キズナアイがほんとうの人間のように動く仕組みです。

チャンネル登録者数は350万人以上。キ
ズナアイの魅力に迫る

キズナアイはYouTubeに2つの動画チャンネルを持っています。ひとつはテーマトークなどを中心にしたメインチャンネルA.I.Channel、もうひとつはゲーム実況だけを投稿するサブチャンネルA.I.Gamesです。

2018年12月時点でのチャンネル登録者数は、A.I.Channelが約240万人、A.I.Gamesが約120万人ほど。合わせるとその数は350万人以上にものぼります。いったい彼女のなにが人を夢中にさせるのでしょうか?
その魅力はかわいらしい見た目とはギャップのある、元気でコミカルなキャラクターにあります。ちょっと天然さを感じさせるキャラクターも人気の秘密。つくられた完全無欠の2次元(3次元?)キャラクターではなく、ちょっとダメさも感じさせる人間味あふれる性格が彼女の魅力なのではないでしょうか?その魅力は、投稿されているどの動画を見ても感じられますよ!

満を持して音楽活動も開始!

2018年7月には満を持して音楽活動も開始しました。上にある動画は記念すべきデビュー曲の『Hello,Morning』。VTuberという彼女の特性にぴったりのエレクトロポップとなっています。再生回数はなんと75万回を突破。VTuberの先駆者として今も走り続ける彼女の人気がうかがえる数字です。音楽活動においては作詞にも挑戦しています。
さらに2018年10月26日からは9週連続のリリースも敢行中!さまざまなクリエイターを迎えて発表されるオリジナル楽曲は、彼女のあらたな魅力となっていくこと間違いなし。ぼくのおすすめは第1作にあたる『future base』です。
さらにさらに、2018年末にはワンマンライブも開催。日程は、12月29日(土)と12月30日(日)、東京と大阪の2公演を予定しています。チケットは絶賛発売中ですが、残念ながら東京公演は完売してしまったそう。大阪公演ならまだ間に合うので、足を運んでみてはいかがでしょうか?

Kizuna AI 1st Live『Hello,World』公式サイト

キズナアイの快進撃はまだまだ続く

2018年は年末までフルスピードで駆け抜ける彼女。ここで紹介した動画や音楽での活躍にとどまらず、最近ではテレビやアニメ、ゲームへの出演、コラボカフェの出店など、活躍の舞台をどんどん広げています。
2018年はVTuber元年。来年はさらにいろいろなところで彼女の活躍を見られるのではないでしょうか?

キズナアイ公式サイト
キズナアイ公式Twitterアカウント
キズナアイ公式Instagramアカウント
キズナアイYouTubeチャンネル『A.I.Channel』
キズナアイYouTubeチャンネル『A.I.Games』

キズナアイが開いたVTuber時代の扉。彼女の魅力に迫るはミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。

アーティスト

ミーティア

「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。

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