【2018年振り返り】これまでにセクハ
ラや性的暴行の疑いをかけられてしま
った男性アイドルたちとその後

2018年は世界的に「Me Too」運動が拡がりを見せました。

これまで芸能界に蔓延っていた性的虐待疑惑などを女優やアイドルが告発することで、欧米を中心にハリウッドなど各界に衝撃を与えた運動です。
そしてこのMe Too運動は韓国芸能界にも…。
しかし、このMe Too運動の勢いに乗って次々と真実ではない噂も拡散され始めました。
この記事では、2018年にセクハラ・性的暴行疑惑をかけられたアイドルたちとその後を紹介します。
※セクハラ疑惑は事実無根であり、イメージを悪くするような内容ではありません。
セクハラと性的暴行疑惑が浮上した韓国アイドルたち
ユチョン(JYJ)
出典:(c)너스(PINUS)@AbiesO_Oより
東方神起のメンバーで、現在は兵役も終えてJYJのメンバーとして活躍するユチョン。
彼は2016年6月に性的暴行疑惑で4人の女声から訴えられました。
1人目は風俗店の女性で2016年6月4日にバーのトイレで性的暴行被害を受けたと主張します。
2人目は同じく風俗店の女性で、2015年12月16日に同様の被害に遭ったと告白。
3人目は2014年6月12日にユチョンの自宅トイレでトイレに連れ込まれ、性的暴行被害を受けたと主張。
そして最後の4人目は、2015年2月21日にカンナムにあるカラオケ店で性的暴行被害を受けたと主張しました。(この方は後に訴えを取り下げました)
この中でも訴えた日と被害に遭った日が近い1人目の女性の訴えが問題になりました。

しかし、後々の裁判でユチョンを訴えていた3人の女性は誣告罪(ぶこく/虚偽告訴) と恐喝未遂の疑いで懲役2年を宣告されることに。
この3人は交際相手などと結託して、芸能人相手に「金銭目的」の誣告を働きかけていたのです。
無実が証明され、無事に犯罪者としてのイメージから脱却したかのように見えました。
しかし、長引く裁判の間「軍服務中の身でありながらバーで夜遊び?」「火のないところに煙は立たないのでは?」という声で苦しんだのです。
2018年には日本でファンミーティングを開催し、元気な姿を見せてくれたユチョン。
時間はかかっても、あの太陽みたいな笑顔と持ち前のモテスキルでまたファンを喜ばせてほしいですね!
オニュ(SHINee)
出典:(c)SM Entertainment SHINee Official Twitterより
SMエンタに所属する人気グループSHINeeのリーダーであるオニュ。
2017年8月に、クラブで女性にセクハラをした疑いで警察に立件、書類送検されるという事態に発展しました。
オニュは江南の有名クラブで20代女性の体の一部を2〜3回触ったということで、被害を受けた女性の知人が警察を呼んだそう。
オニュは警察署で朝9時から5時間ほど取り調べを受けましたが、「クラブでどのような行動をしたかは酒に酔っていて覚えていない」と話したそうです。
お酒が強いことで有名なオニュなので、この日は運悪く飲みすぎてしまったのでしょうか。
この日オニュが取り調べを受けた5時間のうちに、SMエンタは示談に持ち込み告訴を取り下げました。
現場を目撃した方によると、オニュはかなり酒に酔っていて、セクハラを訴えた女性の足を建物の柱と勘違いしていたようでした。
SMの早い対応もありこのことは大きな事件へと発展はしませんでしたが、結局相手が芸能人だったためにお金がもらえるかも知れないと思われてしまったのかも知れませんね。
セクハラの意識がないにしても、行動には本当に気をつけなければこういったことは怒る可能性が極めて高いと思います。
ベクホ(NU'EST)
出典:(c)NU'EST Official Twitterより
プロデュース101シーズン2出演によりさらなる人気を獲得したNU'ESTのベクホもセクハラ疑惑をかけられたアイドルの1人。
2017年6月22日の明け方にあるインターネット掲示板へ1つのスレッドが立ち上がりました。
作成者はベクホと幼少期から親しかったという女性で、2009年の冬(当時作成者は中学1年生、ベクホは中学2年生)に塾が終わって家へ帰る途中、塾の車の中でセクハラされたというもの。
作成者はどういったセクハラ内容だったか詳しく記載していました。
しかし、最終的には事実無根ということで、逆に所属事務所側が情報通信網利用法違反で作成者を訴えました。
これにより、ベクホは無実を証明しています。
ネット上という匿名性、さらには当時プロデュース101出演中で注目されていたこともあり、ターゲットにされてしまったのでしょう。
この事件の解決は2018年4月頃までかかったため、多少なりともベクホに影響があったはずですが、本当にデマである可能性が限りなく高くて幸いでしたね。
ヒムチャン(B.A.P)
View this post on Instagram Himchanさん(@chanchanieeeeee)がシェアした投稿 - 2018年 9月月5日午前3時15分PDT

最近リーダーのヨングクが脱退し新体制で活動を再開したB.A.P。
そのメンバーの1人であるヒムチャンも、2018年9月に強制わいせつの容疑で訴えられました。
ヒムチャンは2018年8月に友人やチジンと一緒に南楊州市のペンションへ遊びに行ったそうです。
その友人や知人とは、20代の男性3人と女性3人の男女6人組。
一緒に遊んでいたところ強制的に暴行をされたと訴える女性ですが、ヒムチャンは「お互いに好感があった」と、容疑を否認しています。
友人らもいることから、初めから性的暴行を加えるために誘ったわけではなく、ヒムチャンもこの小旅行へは招待で行くことになったそうです。
お酒も飲んでいたことから何らかの誤解が生じてしまったのかも知れませんね。
チャンミン(2AM)
出典:(c)2AM チャンミン Official Twitterより
まさにMe Too運動の負の部分に巻き込まれてしまったのが、JYPの人気バラードグループ元2AMのチャンミン。
これはメディアの報道によって、全く根拠のない噂が生まれてしまった残念なケースでした。
その内容とは、とあるバラードグループのメンバーでリードボーカルを担当する人物の恋人だと名乗る人物が、同意なしに性行為映像を撮影・保存したというもの。
その後、その映像を削除したといいながら削除せず、いわゆるリベンジポルノのような形式で脅されたと言います。
恋人と名乗る女性は映像が出回るのでは?という恐怖で8年もの間うつ病の薬を飲むほど精神を病んでしまったそうです。
このメディアの記事が出回ると、「とあるバラードグループのメンバー」は誰か?というネットユーザーの憶測が始まりました。
そして、年代とバラードグループというヒントから、2AMのチャンミンが浮上。
しかし、全く関係のないチャンミンとその事務所は強力に対応し、事実無根であることを証明しました。
これはもうとばっちりとしか言いようのない災難ですよね…。
最終的に、記事を出したメディア記者自身が「チャンミンさんではない。迷惑をかけてお詫び申し上げたい」と謝罪しました。
サンドゥル(B1A4)
出典:(c)WM Entertainment B1A4 Official Twitterより
こちらもまた、Me Too運動の被害者になってしまったアイドルです。
B1A4のメインボーカルでミュージカルなどでも活躍するB1A4サンドゥルもセクハラ疑惑に巻き込まれてしまったのです。
とあるメディアが出した情報の中に「釜山出身で2010年~2011年台頃にデビューし、音楽番組で歌唱力を認められたアイドルグループのボーカルに性的暴行された」とする情報が。
匿名の女性からの情報でしたが、またもやネットユーザーの憶測が働きます。
釜山出身であること、2011年にデビューしたこと、歌唱力に長けたメインボーカルであること、この3点を挙げるとサンドゥルが浮上しました。
しかし、この噂がネット上に浮上してすぐに所属事務所WMエンタが「事実無根」を証言し、このように噂に巻き込まれるアーティストがこれ以上増えないように、と警告を鳴らしました。

数少ない情報だけで人を決めつけネットで悪口を書く…拡散力が高いので、ネットユーザーはくれぐれも情報の信憑性に注意してほしいですね。
大国男児やX-5
最後に、ここ最近の事件ではありませんが、過去にアイドルを巻き込んだセクハラ・性的暴行事件をご紹介。
オープンワールドエンターテインメントという芸能事務所があり、日本でも人気の大国男児やX-5などが所属していました。
その会社の代表が社長のチャンソクウ(장석우)氏。
この代表は、芸能人志望生と所属練習生を相手に常習的にセクハラを繰り返していたことで逮捕されました。
ただ、そのセクハラに男性アイドルや歌手も積極的に介入していたという事実が明らかに。
チャン氏に指示されたとは言え、アイドルがセクハラを行うことが事実だとしたら恐ろしいでしょう。
ただ、大国男児やX-5のメンバーはその当事者ではなく、事務所がこのようになったために活動自粛などを強いられた被害者でした。
中には事情聴取されたメンバーもいたようで、本当に過酷な経験をさせられたようですね…。
今ではありえないと思いますが、信じている事務所の代表者がセクハラ常習となると、アイドルを夢見て頑張る練習生たちにとっては本当に不幸としか言いようがありません。
まとめ
以上、セクハラと性的暴行疑惑が浮上した韓国アイドルたちのまとめをお送りしました!
こうしてみると、話題の殆どが火のないところに煙が立った状態、事実無根であることが分かります。
芸能界はとても難しい事情があり、金銭的な目的で芸能人を「ハメる」一般人も多くいます。
また、マスコミも事実とは異なる報道をすることがあり、よっぽど気をつけていなければこのようなことに巻き込まれる可能性は誰にでもあるのです。
一度噂が立った芸能人は、そのイメージを払拭することは容易ではありません。
しかし、事実ではないことで苦しむ必要は全く無いので、その影響に負けずに良い活躍を見せてほしいですね!

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