ビル・ワイマン、「Ruby Tuesday」の
コントラバス「手が小さ過ぎてキース
と一緒に演奏」

ビル・ワイマンが、1966年に行なわれたザ・ローリング・ストーンズの「Ruby Tuesday」のレコーディングで、キース・リチャーズとダブル・ベースをプレイすることになった経緯を語った。彼は手が小さいため、コントラバス(ダブル・ベース)は演奏しづらいのだという。
Ultimate Classic Rock』のラジオ番組にゲスト出演したワイマンは、こう話した。「弓つきのダブル・ベースだった。でも、僕は手が小さくて、通常のダブル・ベースは弾けないんだ。“Factory Girl”なんかではちょっとやった。単純な指使いのものならダブル・ベースを演奏してた」

しかし「Ruby Tuesday」では上手くいかなかったという。「それで、キースが“お前は弦を押さえろ、俺が弓をやる”って言い出したんだ。そうして、僕は正しい音を出すことに専念できた」

「60年代にはそういうコラボレーションがたくさんあった。ブライアン(・ジョーンズ)が特別なことやったり…。実験し、何かが誕生するってことがあった。“Ruby Tuesday”はその1つだ。でも、あれはかなり独特だったよ」

1967年1月に「Let’s Spend The Night Together」とダブルA面でシングル・リリースされた「Ruby Tuesday」は、全英では3位だったものの、全米で1位を獲得した。
Ako Suzuki

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