ピアノ連弾ユニットKitri、大橋トリ
オプロデュースでメジャーデビュー決

 女性ピアノ連弾ボーカルユニットKitri (キトリ) が2019年1月23日に、日本コロムビア・ BETTER DAYSレーベルより1st EP『Primo』でメジャーデビューする。作曲家で音楽プロデューサとしても活躍するアーティスト、大橋トリオがプロデュースを務める。1月25日から始まるリリース記念初ツアー『Kitri Debut Live Tour 2018「キトリの音楽会#1」』の詳細も発表した。

 京都出身の姉妹の2人からなるユニットで、姉のモナは作詞作曲、歌、ピアノはSecondo(低音部担当)、妹のヒナは、ピアノはPrimo(高音部)、そのほか、ギター、パーカッション、コーラスも担当している。それぞれ幼い頃よりクラシックピアノを学び、大学では作曲を専攻。時に繊細で、時にパワフル。自在に操るピアノタッチと二人が奏でるハーモニーで、聴き手を優しく“Kitriワールド”へいざない、魅了する、不思議な魅力のあるアーティスト。

 彼女たちにとって記念すべきメジャーデビュー1枚目となる 1st EP「Primo」は、元々大ファンで尊敬するアーティストである、大橋トリオがプロデュースを手掛けおり、大橋はKitriに関して「彼女たちの世界観の中の住人になりたいです僕は。これは是非聴いてほしい!」と絶賛。
リード曲となる「羅針鳥」(らしんどり)は本人によるピアノアレンジのほか、シンガーソングライターであり大橋トリオのドラマーでもある神谷洵平 (赤い靴)による編曲、METAFIVEメンバーでありYMOのサポートメンバーでもあるゴンドウトモヒコがユーフォニアム、フリューゲルホルンなどで参加。その他、ピアノ連弾曲全5曲の収録を予定している。

 またメジャーデビューレーベルである日本コロムビア「BETTER DAYS」レーベルは、79年坂本龍一、デビューアルバム「千のナイフ」をリリース、渡辺香津美清水靖晃 などのちに音楽会に多大な影響を与える存在を輩出しているレーベルで、40年の時を経て今年2018年5月に再始動、高橋幸宏鈴木慶一のユニット「THE BEATNIKS」、「Sweet Robots Against The Machine」(テイ・トウワ、バカリズム砂原良徳)、大貫妙子小坂忠、高橋幸宏 と話題のリリースが続いている。Kitriは同レーベル約30年振りの新人デビューとなる。

 今年9月には池上本門寺(東京大田区)で行われた第15回目になる音楽フェス『Slow LIVE’18in 池上本門寺』でオープニングアクトとして抜擢され堂々たるパフォーマンスが各方面から評価を受けている彼女たちだが、来年2019年には、リリース記念初ツアー『Kitri Debut Live Tour 2018「キトリの音楽会#1」』も予定されており、そのツアー詳細も本日公開となっている。彼女たちの魅力は音楽だけにとどまらず、今回公開された自画像など、自身で発信するSNSでもその独自の世界観に触れることができる。

▽Kitriプロフィール

幼い頃よりクラシックピアノを習い始め大学では作曲を専攻。2015年~京都を拠点に、姉妹ユニット「キトリイフ」として音楽活動を開始。2016年ライブで京都を訪れていた大橋トリオの手に自主制作盤が渡り、その音源を聴いた大橋が絶賛。大橋が手掛ていた、映画「PとJK」(廣木隆一監督、亀梨和也・土屋太鳳主演)の劇伴音楽に、テーマ曲のボーカルとハミングで参加する。2017年、過去の音源を大橋トリオプロデュースにより再録音して、ユニット名「Kitri」として、パイロット盤「Opus 0」が完成する。試験的にストリーミング配信をしたところ反響を呼び、自主音源にして、ラジオのパワープレイや出演、スタジオ演奏披露などを行う。

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