【JOYSOUNDだから、歌える!隠れた名
曲ライブラリー】#64 戸川純ユニット
「眼球綺譚」

好きなアーティストの歌いたい曲が、必ずしもヒット曲だとは限りませんよね。カラオケに入っていなくて、残念な思いをした方も多いと思います。JOYSOUNDは、マニアックな曲も多く、リクエスト配信にも力を入れているから、お目当ての曲に出会いやすいようです。というわけで、JOYSOUNDだからこそ歌える、隠れた名曲の数々をご紹介!

「眼球綺譚」

昭和60年3月発売
歌:戸川純ユニット
作詞:戸川純
作曲:戸川純、吉川洋一郎
編曲:吉川洋一郎、飯尾芳史
レーベル:アルファ・レコード

戸川純ユニットの名義で発売されたアルバム『極東慰安唱歌』の1曲目に収録。戸川は、このユニットの他にも、細野晴臣がプロデュースしたゲルニカをはじめ、ソロ、ニューウェーブバンドのヤプーズなど、様々な形態で活動している。このアルバムは、その全体を通して4枚目の作品となる。戸川純ユニットは、戸川とサウンドプロデューサーの吉川洋一郎とレコーディングエンジニアの飯尾芳史の3人で構成されている。シンセサイザー奏者でもある吉川は、日本を代表する暗黒舞踏グループ山海塾で音楽を担当していた人物。もともとアバンギャルドな雰囲気を持つ戸川と吉川は、親和性の高い組み合わせといえる。「♪忘我の裂け目から溢れる河のように 悲愴の赤い花 散って舞う花弁のように エーンエーン エーンと 泣きすぎて枯れ果てた 目から なお流れる 赤い涙」。ドラム音を強調した可愛いらしいメロディーラインと、深い哀しみに満ちた歌詞のミスマッチさも独創的な世界観を際立たせている。ちなみに、ドラムは元YMOの高橋幸宏が担当。JOYSOUNDでは、戸川純のソロとして登録されているのでご注意を。この曲を歌う人の傾向では、20代の女性の比率が高めなのも興味深い。

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