10月14日@Zepp Tokyo(ONE N’ONLY)

10月14日@Zepp Tokyo(ONE N’ONLY)
アジアや南米からも注目を集める謎の7人組ユニット・ONE N' ONLYが、初の東名阪ツアー『ONE N' ONLY~EBiSSH×SBC~ Zepp Tour 2018』を敢行した。

11月21日に1stシングル「I'M SWAG」のリリースを控え、まだデビュー前にもかかわらず、ツアー2日目となった10月14日のZepp Tokyo公演では全席指定の1200席が満員に。驚異的な人気を誇る彼らの正体は、スターダストプロモーションの若手アーティスト集団・EBiDANに所属するEBiSSH+さとり少年団の2グループ合同プロジェクトだ。それぞれにキャリアを積み、昨年には共にCDデビューも果たして、春のツーマンライブでは初めて「I'M SWAG」も披露した彼らだが、全国3都市のZeppを回る規模のツアーは今回が初めて。しかし大舞台でも憶することなく、ONE N' ONLYはもちろん、EBiSSHにさとり少年団と、全く持ち味の異なるスタイルを交互に登場させてオーディエンスを圧倒し、ONE N' ONLYとして最高のスタートダッシュを切ってみせた。

衝撃のデビュー作「I'M SWAG」の攻撃的なイントロが突然鳴り響き、まずはONE N' ONLYのステージからライブはスタート。ペンライトで赤く染まったフロアに向かい、MVと同じスレンダーな黒スーツに赤いスニーカーを履いた7人が現れると、場内は一気に沸騰する。EBiSSHからはエモーショナルなTETTAに低音際立つREI、さとり少年団からはハスキーボイスのEIKUと3ボーカルの個性的な声音が交錯し、さらにNAOYA&KOHKI(EBiSSH)にHAYATO&KENSHIN(さとり少年団)のダンサー4人が加わって生み出される迫力いっぱいのパフォーマンスは、ONE N' ONLY最大の武器。

続いて、艶やかなREIのボーカルで幕開けた「What About This?」は、1stシングル「I'M SWAG」のカップリング曲で、表題曲とは異なる妖艶なムードが味わい深い。ちなみにYouTubeで公開されていた2曲以外、ONE N' ONLYの楽曲は全て今ツアーが初披露。必然的に曲が始まるたびに新鮮な驚きが客席に広がっていくのも、ONE N' ONLYの歴史の始まりに立ち会っていることを実感させてくれた。

7人という人数を活かしたフォーメーションダンスの妙を堪能させて、「Just Like Me」からはEBiSSH4人のパートへ。フォーマルな黒ジャケットから赤のライダースへと早変わりしたのと同様に、直線的な強さからセクシーなしなやかさへと、場内をEBiSSHワールドに見事に塗り替えてゆく。が、2曲後の「I wanna say...」からはさとり少年団のブロックとなり、10代ならではの爽やかなポップネスと、短パン&スカジャンの元気いっぱいなスタイルで、眩いばかりのエネルギーを放出。以降は2グループが入れ替わり立ち替わりステージに登場し、オーディエンスを一瞬も休ませることなく沸き立たせることとなる。

中盤には切ないミドルチューンの「Stay Alive」(さとり少年団)、明るいレゲエ調でメンバーがじゃれ合う「KIMI GA SUKI」(EBiSSH)と、それぞれに隠れた一面も打ち出しつつ、双方共に強く感じさせられたのがグループとしての進化。持ち味の対照的な2グループが集まり、さらに、どちらとも異なる強さと攻撃性を備えたONE N' ONLYというプロジェクトを新たに立ち上げたことで、それぞれが己の引き出しや表情の幅を増やしていったのだろう。また、さとり少年団のMCで最年少のEIKUが最年長のREIをイジれば、すかさずEBiSSHのMCでREIが『次の曲、EIKU出れないかも』と不穏な発言をするシーンも。ONE N' ONLYとして少なからぬ時間を共に過ごし、グループの枠を超えて遠慮なく言い合える関係になったことで、互いに刺激を与え合っていることは想像に難くない。

後半戦はアッパーチューンやファン参加型の楽曲で、フロアをアゲまくり。EBiSSHの「エビパレ」からタオルの花が咲く「夏へダイビング(仮)」へと、さとり少年団の持ち場にスイッチする際には、EBiSSHの4人もタオルを振って7人で魅せるというレアな場面もあった。

さらに、鋭さを増したEIKUのボーカルと挑発的なHAYATO&KENSHINのラップが「ヘルプ ユー」で斬り込めば、一階席後方に現れたEBiSSHの4人が客席通路を縦断し、コミカルな自己紹介曲「Let's EBiSSH!」でガラリと場内の空気を一変。こんな2グループのコラボレーションも、合同ユニットであるONE N' ONLYのライブならではだろう。

そしてアンコールは再びONE N' ONLYのターンへ。セクシー&パワフルなダンスチューン「Sexy Beach Party Yes!!」ではHAYATOもマイクを握り、タイトルワードを刺激的にキメる。ソロカットが大半を占めていたMVとは対照的に、7人の一糸乱れぬ動きの連携は一級品で、間奏の全員が一体となったシンクロダンスは見ごたえ満点。最後はオーディエンスとジャンプして、映像とは一味違うパッショネイトな楽しみ方を提示してみせた。

「Sexy Beach Party Yes!!」と同じく、シングルにカップリング収録される「Everything's Changing」も、愛らしいラブソングながらビートはディープで、ダンサー陣が個人技をキメる場面も。さらに、3ボーカルに加えてHAYATO&KENSHINのタフなラップが炸裂し、危険なオーラでアグレッシブに攻め立てる「Dark Knight」では、歌詞の通り“ヤバすぎるショータイム"を繰り広げて、シングル収録曲以外にもこんな強力な隠し玉があるのかと驚かせてくれた。

“ONE N' ONLYとしては、このZeppツアーでやっとスタートラインに立ったところ。この7人だからこそ見つけ出せるものを見つけていきたいし、もっともっと上のステージに行きたい。日本で止まらない、国境を超えるグループになるのが夢なんで、これからも僕たちについてきてください!”

7人揃ってのMCでは相変わらずイジり合い、仲の良さをうかがわせながらも、EBiSSHのリーダーであるNAOYAは、そう力強く宣言してみせた。最後は再びの「I'M SWAG」でハードな曲調に似合わぬ笑顔をまき散らしながら、記念すべきファースト・ツアーを締め締め括る。ライブ終了後の取材でも“このツアーをキッカケに、メンバー同士もすごく仲良くなれた”(TETTA)、“初めて聴く曲が多いのにファンがノッてくれて、もっと上に行けると思った”(HAYATO)、“しかも今日は初日よりもノリが良くて、曲が浸透してるなと感じられた”(EIKU)、“自分たちも振りが揃えられるようになって、ツアーの中でも成長できた。でも、個人的にはダンスがまだまだなんで、次のパフォーマンスに活かしたい”(KOHKI)と、手ごたえと共に次への課題を語ってくれた彼ら。

また“EBiSSHにもさとり少年団にもそれぞれ魅力はある一方で、ONE N' ONLYにしかない魅力も打ち出していきたい”(REI)、“ONE N' ONLYとして、もっと上に上がって、日本の音楽界に新しい風を吹かせたい”(KENSHIN)と、頼もしい野望も打ち明けてくれた。そこでNAOYAは“EBiSSH/さとり少年団とは違う顔を持ってやっていったほうが、自分たちもファンも楽しめる”と話していたが、アンコールのMCで“今日は7人じゃなく、14人いるみたいな感じ”という発言があったのも、そういった想いゆえなのだろう。

10月19日にZepp Nagoyaで今ツアーのファイナルを迎えたあとは、10月27日から全国をフリーライブツアーで回る7人。そして11月21日に1stシングル「I'M SWAG」で待望のデビューを果たしたあと、いったいONE N' ONLYはどんな進化を遂げてゆくのか? それぞれの母体ユニットやお互いの活動との化学反応の果てに、どんな未来が待っているのか期待は膨らむばかりだ。
シングル「I'M SWAG」2018年11月21日発売
    • 【TYPE-A】
    • ZXRC-1173/¥926+税
    • <収録曲>
    • M1.I'M SWAG
    • M2.Sexy Beach Party Yes!!
    • 【TYPE-B】
    • ZXRC-1174/¥926+税
    • <収録曲>
    • M1.I'M SWAG
    • M2.What About This?
    • 【TYPE-C】
    • ZXRC-1175/¥926+税
    • <収録曲>
    • M1.I'M SWAG
    • M2.Everything's Changing
    •  
    • ◎封入特典
    • トレーディングカード(ソロ(7人)+集合1枚)からランダムで1枚封入
    • ※TYPE-A.B.Cにはそれぞれ別絵柄3形態で全24種類
10月14日@Zepp Tokyo(ONE N’ONLY)
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10月14日@Zepp Tokyo(EBiSSH)
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10月14日@Zepp Tokyo(さとり少年団)
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OKMusic編集部

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