あんさんぶるスターズ! DREAM LIVE

あんさんぶるスターズ! DREAM LIVE

【あんスタ】行かないと絶対ソン! ハ
マるオタ急増の「CG LIVE」公演別お
すすめポイント【アイナナ】

「絶対に行くべき!!」と断言します。人気を増す「CGライブ」の魅力を、公演ごとに徹底解説!

大好きな作品の自分の推しキャラに会えたら……誰もがそんな夢を抱いているはず。
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自分の大好きな彼が私達の現実世界に現れて目の前でパフォーマンスをしてくれたり、自分の好きなグループのメンバーが交流している姿を見たい!
その願望を叶える、3Dモデリングを使用したCG LIVEやヴァーチャルLIVE(VR LIVE)が近頃多数開催されています。
CG LIVEって?とイメージが沸かない人は、CG LIVEの先駆者・初音ミクさんのLIVEを想像してもらうとわかりやすいです。VRのヘッドマウントディスプレイなどは着けず、そのまま肉眼で目の前のステージに投影される立体的なホログラフィックのパフォーマンスを、まさに普通のアーティストLIVE感覚で会場に集まった観客と一緒に盛り上がります。
CG LIVEのチケット代は、1公演につき平均7,000円前後から、グッズ付や特典付きだと10,000円前後と、少々お高め……。そのハードルの高さに、行くのをためらっている人もいるでしょう。
しかし、自分の推しだけでなくそのコンテンツ自体が好きならば、絶対に行くべき!!!!!と断言します。「本当に目の前にいる!」を体感できるのだから!
大好きな彼らが、目の前で実際にあの声で歌い、踊り、パフォーマンスをする。それだけで感動ものですが、何より、「あ、MCでこんなこと言うんだ」「こんな反応するんだ」とか、細かなダンスのクセがわかるなど、意外な一面を発見できるかもしれないんです! 実際に私は、「え、すごいイケメンな仕草してくる!リアルのあの子、めちゃくちゃイケメンなんだけど……!!!」と衝撃を受けたことも。
さらに、好きなアイドルでも、今日の髪型はあまり好みじゃないな、とか、少し顔がむくんでいるな、など、人間は毎日同じコンディションではないのは当たり前。CG LIVEでは、ビジュアルがいつでも安定しているところも個人的に大きな魅力だと思います。
今回は、これまでCG LIVEを開催してきたイケメンコンテンツから、『ときめきレストラン☆☆☆』、『ドリフェス!R』『美男高校地球防衛部LOVE!』、『アイドリッシュセブン』、『あんさんぶるスターズ!』、『ARP』をピックアップ。それぞれのLIVEの違いや、各コンテンツならではの魅力を紹介します。
※本文中に登場する“DMM VR THEATER”は、2015年に横浜にオープンした世界初3DCGホログラフィック常設劇場。座席には段差があってとても見やすく、グラフィックのみならず音響演出にまで立体感を出すなど、空間演出にもこだわりが詰まっているので大好きな劇場です。
ときめきレストラン☆☆☆(3 Majesty×X.I.P. LIVE)登場アイドルの楽曲PVなどはありましたが、原作はイケメンアイドルが訪れるレストラン×恋愛アプリゲームなので、ゲーム内では歌って踊る姿は見ることができませんでした。そのため、ファンにはたまらないVR LIVE。
2016年の横浜関内ホール公演を皮切りに、今ではホームとも言えるDMM VR THEATER(横浜)で毎年公演を行っています。
彼らの魅力は、実際に存在しているリアル感を追求していること。DMM VR THEATERの技術のすごさも相まって、モデリングの良さはもちろん、影まであるのが良い! 影がその存在感のリアルさを増し、演出にもとてもカッコよく映えるんです。
また、3 Majestyは王子様グループ、X.I.P.はワイルド&セクシーなグループというカラーの異なる2組のため、ダンスの違いも見ていて面白い。グループによってこんなにも身体の動かし方やダンスの印象が違うんだなと、改めて気付かされます。
今では、ソロ曲やグループの枠を越えてユニットを組むコラボユニットでパフォーマンスを繰り広げたり、両グループのメンバー全員で歌う楽曲も! 2組が交わってパフォーマンスをすることで、よりそれぞれのカラーがわかり、いつものグループだと踊らないようなダンスやパフォーマンスを見ることができるところが最高。
X.I.P.メンバーが可愛い楽曲を歌ったり、3 Majestyメンバーがワイルド&セクシーな楽曲を歌ったり……。また、コラボユニットならではのMCでは、いつものグループとは違った一面が見られるのも魅力。
残念ながらアプリの配信は8月末をもって終了してしまいましたが、プロジェクトは5周年を迎え、今後も展開予定! すでに来年2019年1月にサンリオピューロランドでのLIVEが決まっています。
昨年11月に初めて開催されたピューロ公演は、ハローキティやポムポムプリンなどサンリオキャラも参加してくれたり、ピューロランドのパレード曲を盛り込んだ楽曲が披露されたのも素敵でした!
今年の夏の公演では、メンバーが「これからもよろしく」とDMM VR THEATERのスタッフさんに感謝を伝える場面もあったので、きっとまたそちらの公演もあるはず……!
衣装チェンジに、ハイタッチ会も!?
ドリフェス!R5次元アイドルプロジェクト『ドリフェス!R』は、ヘッドマウントディスプレイを使用し、作品世界に入り込めるVRライブ『Vivid Real LIVE』の展開や、DMM VR THEATERで『イリュージョンShow Time in DMM VR THEATER』の公演と様々なVR展開を行っています。
イリュージョンShowTimeはその名の通り、披露する楽曲のイメージや歌詞に合わせて、ハートや星、雪などの演出が現れ、次はどんな演出がくるの!? と楽しませてくれました。
ドリフェス!ならではのアピール演出 “ドリアピ”では、目の前のステージからその瞬間だけ彼らが別の空間に飛び込んだような、アニメーション演出も盛り込まれています。
さらに、『ドリフェス!R』の醍醐味といえば、ファンからのエールをカード型の「ドリカ」として受け取って行う衣装チェンジ!
このLIVEでも、カードが舞い上がる演出があり、受け取ると目の前で衣装チェンジを行うシーンが登場。2組のグループが登場しますが、楽曲ごとに衣装が異なるというのもすごい!
また、5次元プロジェクトと名付けている通り、このライブで使用するモデリングのモーションキャプチャーは、実際にDearDreamKUROFUNEのキャスト自身によるモーションも使用されているというのも、ファンには嬉しいポイントでした。
さらに、今年7月に行われた再々公演では、抽選で当選したファン限定で、公演期間中に誕生日を迎えた天宮奏とハイタッチができるハイタッチ会も行われ、まさに触れ合える公演が実現しました。
CGだからこその演出も楽しい!
美男高校地球防衛部LOVE!2015年と2016年に放送された『美男高校地球防衛部LOVE!』シリーズが、2017年の5月より、まさかのCG LIVEを開催。
彼らは双子のギャラクシーアイドル・VEEPer以外、作中ではアイドルではなくただの高校生(変身して戦いはするけど)なのに、なぜLIVE!? まったく予想がつかなかったのですが、本当にすごかった……。
まず、大きなステージセットがある! 今でこそ『あんスタ』などステージセットがあるCG LIVEの光景は見ていますが、当時なぜか防衛部がCG LIVEで豪華なステージセットまであって、特効もあって……。
驚きの連続だったのですが、さらに衝撃を受けたのは、毎公演セットリストが違うこと。本当に毎公演! そして、当初8公演予定だったものが追加公演が実施され、結果的に半年間でTVシリーズ2クール分とOVAの新曲を含めた37曲!というシリーズ全楽曲を披露。これがソロ曲もデュエット曲もあるのですが、全部フルで披露してくれるんです!※1公演のセットリストは18曲~20曲。すごすぎる~!!!!!
そして、追加公演を開催するたびに、演出も追加されている!! 最初はなかったハートが出る演出だったり、ラストの「眉難祭!」公演では、防衛部メンバーが有基のソロ用にバックダンスの練習をしているボイスドラマが流れる、粋なはからいが加えられていました。ラスト公演もBlue-ray&DVD出して欲しい……。
モデリングはそこまでヌルヌル動くというわけではないものの、本当にアニメから飛び出してきたようなとても良いバランスですごく可愛い!
間奏中に楽器がパッと出てきて弾く楽曲や、ステージが浮いたり、一瞬でバトラヴァスーツやカエルラ・アダマスのスーツに変身するなど、実際の人間ではありえないようなCG LIVEだからこその演出も楽しかったです。
また、防衛部は声優さんたちが先にLIVEを行っていたのですが、彼らが行ったパフォーマンスがCG LIVEのパフォーマンスに反映されていたのもファンには嬉しい見どころでした。「これ、中の人のLIVEで見た……!」という光景がチラホラ。本当にスタッフさんの愛が溢れる公演でした。
ライブビューイングもおすすめ!
アイドリッシュセブンVRアクティビティーが楽しめるエンターテインメント施設「VR ZONE SHINJUKU」(東京)で今年2月から5月に開催し、9月15日からは新設された「VR ZONE OSAKA」(大阪)でも公演が行われている『IDOLiSH7 PRISM NIGHT』 Produced by CG STAR LIVE。
IDOLiSH7のメンバー7人全員が等身大でステージに登場し、彼らが動くたびに、髪の毛などふわっふわとなびく様子までしっかり見えます!! 7人が一度に目の前に現れてパフォーマンスを繰り広げるので、本当にどこを見れば良いのか困るのですが、同じ振り付けでもそれぞれ少しずつ個性が出ており、アレンジなども加えているのが見どころ!
人数が多ければ、その分、メンバー同士のコミュニケーションの回数や接触ポイントが増えるので、「あ、ここでこのメンバーと視線を交わすんだ」、「ここでハイタッチ!」といった、LIVEのステージならではの彼らの姿がとても魅力的。ファン的には、メンバー同士のコミュニケーションが見られるところが嬉しい! また、「RESTART POiNTER」前の演出も胸が熱くなります……。
そして、CG STAR LIVEならではの特徴が、観客の振るペンライトの色でトーク内容が変化すること。入場時に1人1本、CG STAR LIVE専用のペンライトが配られ、トークコーナーである「君に聞いてみナイト!」ではそのペンライトを使って、メンバーに質問をすることができます。
色分けされた質問が用意されているので、その中から自分が聞きたいものを選んでペンライトを振ると、多かった色の質問をメンバーが答えてくれます。個人的には、メンバーの照れた反応が見られる「デートするならどこに行きたい?」がおすすめ。
満面の笑みで手を振ってくれたり、少しカッコつけたりなど、LIVEでしか見れない表情、聴けないファンサービスやトークもあるので、メンバーそれぞれの印象がさらに濃いものになると思います。
あんさんぶるスターズ!2017年10月末に4都市16公演のツアーが開催され、ソールドアウトが続出した『あんさんぶるスターズ! DREAM LIVE』(通称、スタライ)。1stツアーは豊洲PITやZeppで公演が行われ、今年の2ndツアーは会場をインテックス大阪と幕張メッセに拡大! かなり大規模なLIVEを行っています。
ステージセットや特効など演出も豪華なスタライ。一番の特徴はもちろん生き生きとしたアイドルたちのパフォーマンスなのですが、そこに華を添える生バンド演奏もまた魅力です!
バンド演奏をしているみなさんの技術もすごいなと思いますし、生で奏でられる重低音やギターサウンドがLIVEをさらに盛り上げ熱が増します!
そして2ndツアーでは、3ユニットに加えて紅月と2winkが初参加。参加した全ユニットがLIVEでの新衣装を披露したり、紅月は扇子や刀を使ったLIVEパフォーマンスで魅了するなど、さらにそれぞれのユニットカラーが際立っていました。また、2winkが参加したことにより、with UNDEADによる「TRICK with TREAT!!」の披露も実現!
UNDEADモンスターの登場演出には、会場から悲鳴のような歓声が沸き起こりました。MCもユニット同士の絡みが見られたり、大阪公演では関西弁でのMCがあったりと、LIVEならではの彼らを見ることができます。
さらに、スタライは全国映画館でのライブビューイングも実施! 少しお手頃価格で楽しめるので、地方で会場に行くことが難しい人や、気になっていた人にはとっても嬉しい!
ライブビューイングでは、会場でのサービスモニターと同様に寄りのカメラアングルが多いため、アイドルたちの顔をしっかり見ることができ、その細やかな表情の変化に驚かされます。
すでに来年2019年春に3rd LIVEの開催が決定! どのユニットが参加するのか、どんな演出があるのか。進化するスタライが今から楽しみです。
声も動きもリアルタイム!?
ARPこちらはちょっと異色のコンテンツ。『ときめきメモリアル』シリーズや『ラブプラス』など数多くの大ヒット恋愛シミュレーションゲームをプロデュースしてきた内田明理氏が総合プロデュースを手がけ、ユークスが開発したARライブシステム「ALiS ZERO」により、リアルタイムでパフォーマンスができるアーティストプロジェクト『AR performers』(アーティスト名はARP)。
2017年の1st A‘LIVEから本格的に活動し、エイベックスからメジャーデビューも果たしました。
ARPが他のCG LIVEと違うところは、声も動きもリアルタイムということ!
舞台裏では歌や声を担当するキャスト、体の動きを担当するダンスや演技ができるキャスト、表情などを担当するフェイシャルキャストなどを集め、大勢のプロ達の「生」の仕事をその場でシンクロさせ、遅延なくなめらかなリアルタイムCGショーを実現しています。
さらに、ARに特化した舞台照明や影、パフォーマーの足音のコントロール、観客が映り込む舞台袖のARカメラなどの演出も同時に制御! ステージ脇のモニターにはステージ上のARP越しに客席が映る場面もあり、ARのパフォーマーと観客が本当に同じ空間にいる! と思わされます。
ちょっと技術が凄すぎて何を言っているのか、実際にLIVEを体験しないとわかりにくいかもしれないですが、すべてのパフォーマンスが生で行われているので、会場に集まったお客さんと細かなやり取りをすることも可能!
生なのでMCで噛んでしまうこともあるし、お客さんがパフォーマーに質問するコーナーでは、直接コミュニケーションをとれることも。本当に同じLIVEは2度とないんです。
そして、ARPのLIVEでのもうひとつの特徴はスマホアプリ『ふれフレ』での応援。ライブ中に音ゲー感覚で音楽に合わせスマホを振って応援できる楽曲があるのですが、ランキング上位に入ると、応援したパフォーマーにその場で名前を呼んでもらえるんです!
本当にキャストがリアルタイムで対応しているからこそ、生まれるパフォーマンスやコミュニケーションが満載のARP。1公演のLIVE時間は2時間とたっぷりあり、他コンテンツと同じように、チケット代は約7000円~なので、この最新技術とプロキャストの融合ステージと考えると破格なのかも……。
ARPはテレビ朝日系全国放送「Break Out」9月度 マンスリーアーティストに選ばれており、アニメ化も決定! そして来年2019年1月5日、6日に横浜文化体育館でLIVEの開催も決まっています。
また、今年8月の最新公演を含めたLIVEをディレクターズカット版として、DMM VR THEATERで10月27日~28日と11月3日~4日に上映するそうなので、気になる人は足を運んでみては?
他にも、ヴァーチャルアイドルとして活動するEIGHT OF TRIANGLE(エイト オブ トライアングル)が3rd LIVEを11月24日(土)に開催、アニメ2期も決まっている『B-PROJECT』もリアルモーションCG LIVEを展開したり、『テニスの王子様』の手塚国光や跡部景吾もDMM VR THEATERでイベントを行うなど、数を増すCG LIVE・VR LIVEコンテンツ。
ぜひ、機会があるなら、リアルに目の前に存在する彼に会いに行ってください!

ウレぴあ総研

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